【閑話休題 ~TRPG熱、プチ再燃中 その3~】
再燃の切っ掛けとなった『山本弘ウォーロック大全』ですが、良い意味での物足りなさを感じました。内容的には『もっとあるはずっ!』なのです。
当時の『ウォーロック』に限らず、よそ様の雑誌に掲載された記事などたくさんあるのですから、第2弾、第3弾と続くのではないかと、そんな期待を持ちました。
懐かしかったのは、コミックですね。『私はこうしてバルサスした』、『放課後のサイコロキネシス』、『どこでもT&T』。一部を残して『ウォーロック』を手放してしまったので、全部は読めなくなっていました。
ここに掲載されませんでしたが、確かコミックを描くにあたっての打ち合わせの様子を描いたコミックがあったはず(短かったと思うけど)。あと、ヒロインのペットとして、イグアナとかいたような??
あっ、イグアナは別のコミックの方でした(『RPGなんてこわくない!』・ホビージャパン社)。これは手元に残っていますけど、復刊してほしいですね。
いつの頃からか山本弘さんは人気のSF作家さんになってしまいましたが、やはり自分にとってはずっとTRPGの作家さんのイメージがありました。
もう一つ。話題になっていた『ファイティング・ファンタジー・アドベンチャー』。一部の通販サイトでは予約の段階で在庫切れも発生していましたが、8月中には販売が再開されていました。
その後、増版された話もどこかの記事で目にしました(はずです)。
予想よりを遥かに超える売れ行きや、かつての冒険者たちが心をくすぐられて、『タイタン』の世界に戻ってきたのかも知れません。
この記事を掲載した現在のタイミングで、各所どれほど残っているのかはわかりませんが、もし未入手で興味をお持ちなら、迷わず手に入れておいて良いと思います。
何よりも一人でも遊べるという点が大きいですね。ぼっちプレイが好きな私好みのシステムです。
ゲームブックの要素を保ちつつ、ボードゲーム&カードゲームというスタイルで見事に再現。FFシリーズに新たな息吹を吹き込みました。
『火吹き山の魔法使い』に始まり、『トカゲ王の島』、『死の罠の地下迷宮』、『運命の森』、そして『ストーンブリッジ包囲戦』へと冒険は続きます。キャンペーン型ですね。
内容の詳細は避けますが、FFファンはもちろんのこと、アナログ・ゲームが好きな方であれば、是非プレイしてほしいです。
こうなってくると、今回登場しなかった『バルサスの要塞』、『盗賊都市』、『雪の魔女の洞窟』、『恐怖の神殿』、『迷宮探検競技』、『モンスター誕生』、『甦る妖術使い』などを使った続編の期待が高まります。
五つに絞るとしたら、『バルサスの要塞』、『盗賊都市』、『恐怖の神殿』、『雪の魔女の洞窟』、『甦る妖術使い』でしょうかね。今回のように四つ選んだ上で、新たな冒険が一つ加わるかも知れません。
『迷宮探検競技』はかぶりますし、『モンスター誕生』は全員モンスターからスタートするわけにもいかないから、ちょっとなさそうです。
あと忘れちゃならないのが、『ソーサリー』。これをボードゲーム化するのもワクワクしますね。
こんなふうに色々と想像が膨らんでしまいました。
今後どのような作品が発売されるのか、また自分の気持ちがどう変化するのか(しないのかも)わかりませんが、五十歳を超え、時間はないけど少しお金に余裕が出来てきたので、可能な限り、一人プレイを楽しもうと思います。
このボードゲームはそのうち、きちんと取り上げたいと考えています。




