【閑話休題 ~TRPG熱、プチ再燃中 その2~】
前回は『GMウォーロック』や前身雑誌を手に入れた話を書きましたが、その続きとなります。
さてバックナンバーをたくさん購入しつつ、ブランクを埋め始めた私ですが、何せ最後にTRPGをプレイしたのが大学卒業間際。そこから勘定して2025年現在で28年ほどの時間が経過しています。
働きに出たことでTRPGに触れる時間がなくなり、次第に遠ざかっていったというのが正しいかと。
ざっとバックナンバーを開いただけでも、全くなじみのないTRPGが多数。
AFFやソード・ワールドRPG、D&DやT&Tだって30年ほどの間に進化を遂げているわけですし、それ以外のTRPGなどこれまで全く無縁でしたから、頭の中の整理がつきませんでした。
まさに浦島太郎さん状態です。きっと彼もこんな気持ちだったのでしょうね。
TRPGといっても、昔のように冒険ファンタジーやSFだけではなく、もっと幅広い世界を舞台にした作品が多数見られました。それがまず驚きでしたね。
私がプレイしていた時代は『ソード・ワールドRPG』が大人気でしたし、自分たちもそればかりプレイしていました。
もしあの時代に、もっと他のTRPGが出ていたら、みんなでプレイしていたのでしょうか? 多分していないと思います。単純にお金の関係もありますけれど、興味の幅が冒険ファンタジーのみと狭かったからです。
今後、少しずつ最近のTRPGの知識を蓄えて行きたいですが、時間が足りません。あれもこれも深く掘り下げて知ることは現状難しいので、今は最も興味のある『アドバンスト・ファイティング・ファンタジー』(AFF2e)関連を拾い集めて、少しずつですが読み進めています。
やはりこの年齢になっても、この『タイタン』の世界はわくわくしますね。
ですが再び誰かと一緒にプレイしたいかというと、今のところはその気持ちは殆どありません。
現在であればコンベンションも多く開催されていますし、SNSもありますから、その気になれば参加することは可能だと思います。リモート開催などという話もあるようですね。
でも、今は一人で楽しみたいという気持ちが強いのです。人間関係が下手なので、特に自分が好きなことでは、過去の経験からも同じ趣味を持つ人であっても、なるべくリアルでは関わらないように努めています(同じ趣味でも、考え方が人それぞれとなり、やがて権力を握った人の元に集まる勢力図みたいなのが出来上がるのがとても嫌)。
それに場所も時間も、飲食も自分のペースで自由ですから、気を遣う必要もありません。
これからは『ファイティング・ファンタジー・アドベンチャー』のように一人でもプレイできるボードゲーム版を楽しんだり、本棚からゲームブックを引っ張り出してきて、子供のころのようにサイコロを転がしたり。
『GMウォーロック』、『GMマガジン』と『ウォーロック・マガジン』のバックナンバーにも、色々なソロアドベンチャーが掲載されているようですし、楽しめそうです。あっ、一部はまず本体のTRPGを買わないと、ルールが全くわからないか・・・。
ともあれ、時々このエッセイに感想をいただいてお返事したり、SNSで反応をいただくくらいで、今はそれで十分楽しんでいます。




