FFシリーズ ~サムライの剣~ その16
さあ、処水山に到着! ここからはAルートとBルートが合流し、一本になります。
途中で交差したりするのかと思ったら、スタートしたら処水山まで合流地点がありませんでした。それもまたすごいです。
さて処水山の頂を目指して『君』が登っていくと、その途中で美しい衣装に金と銀の鎧をまとったがっしり体型の大鬼に出くわしました。身体全体から邪悪な力を発散していることから、明らかに敵であることを察します。
大鬼が言うには、『イキル様のもとに行きたい』のならば『戦いの場で打ち負かさなければならない』とのこと。そりゃそうでしょうね。この大鬼、ラスボス前のまあまあ強いキャラっぽいですから。
このまま戦闘かと思いきや、いきなり飛ばされたのがまさかの異空間。どこを見ても数えきれないほどの星がまたたき、八つの扉(八角形の部屋の壁一つ一つに扉がある状態とのこと)に『君』は囲まれていました。
大鬼が説明してくれます。扉の中には強大な力を持つ者だけがおり、それらを味方につけなければならないと。戦いの場では強い味方になってくれるだろうと説明されます。
え? そんな敵に塩をプレゼントするなんてこと、しちゃっていいの? そのまま大鬼が力任せに攻撃を仕掛けた方が、絶対に嫌なんだけどなあ。
とにかく扉をくぐって、味方を得て、戦いの準備を終えたら、この大鬼とその手下の怪物たちと『戦いの場』で戦って勝利すれば、『悪魔の穴』に侵入して闇将軍イキルと対決することが出来ると、そこまで教えてくれました。
だから、何で敵にチャンスをあげちゃうんだっ! しかも『悪魔の穴』に入ることまで教えちゃって、この大鬼、番人としてはダメなんじゃないかっ!? 闇将軍イキル、もっと手下は選んだ方がいいと思います。
この八つの扉には張り紙が貼ってあるのですが、何で張り紙なのっ!? 書初めの宿題を掲示しているわけじゃないんだから。
せめて木製プレートぐらいのものが取り付けられていても良いと思います。
肝心の書かれている内容は、『究極山の頂』、『大草原』、『神秘の山』、『アコンの果てしなき砂漠』、『古代の沼』、『永遠の塔』、『魔法の森』、『戦いの場』です。
こう見ると、大鬼が言っていた『戦いの場』はラストに開けるとして、あとは張り紙から判断して取捨選択するか、思い切って片っ端から開けていくか。
これ、全部開けてもOKなんですよ。開ける扉は幾つまでとは指定されていません。大鬼、ここでもやらかしていますね。というか、このシステムはむしろ闇将軍イキルのミスか?
それぞれ開けると、そこは八幡国とはかけ離れた全くの異世界。タイタンとも違うように感じます。
そこでは伝説上の生き物(というよりも、異世界ファンタジーだからその世界に現存していると思うけど)や、騎士団や、魔法使いなど、様々なキャラクターと相対します。その相手に対して、アイテムやら、名誉点やら、どうにかして味方につけなければなりません。
恐らくAルートで得られたものと、Bルートで得られたものに分かれるはずですから、全部を味方につけることは出来ないはずです。
果たして、どちらでどれだけのものを得ているのでしょうか。
結局ここは片っ端から七つの扉を開いて結果を得てから、最後の『戦いの場』の扉を開けることになるのでしょう。
そして準備が整うと、『君』はいよいよ『戦いの場』の扉の向こうに乗り込むことになるのです。