表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TRPG冒険狂時代   作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
第5章 もっと広い冒険舞台へ! ~FFシリーズ extra~
175/206

FFシリーズ ~サムライの剣~ その7

 一方のBルート。やっぱりこっちも気になりますよね。

 最初からこうして、はっきりとした別のルートが用意されていることで、少なくとももう一回は遊べるとプレイヤー側に伝えています。

 おさらいしますと、『浅瀬川』から『水グモ沼』を通って、『山』へ向かうルートです。


 ですが次のパラグラフに行ってみると、いきなり川の名前が『陰陽川』(おんみょうがわ)に変わっていました。『浅瀬川』って、どこに行った?

 こちらは川に沿った東回りルートのようです。『東風街道』という道を進んで行きます。結構平和な様子が描かれて、街道に並ぶ露店の様子が描かれていました。

 でも、何も買えません。めぼしいものはないということでしょうね。


 てくてくとそんな街道を歩いて迎えた日の入り。宵の明星が空に輝いたころ、『君』が出会う農民の様子が変わってきました。あっ、これ、絶対にやばいやつだ。

 

 炭焼きの森に入ると、怖いもの知らずの若者が、『君』に罵声を浴びせてきます。命知らずなやつって、どこにでもいますね。ここはキレて良いところです。

 それなりにビビらせることに成功すれば、彼らも大人しくしてくれます。 

 罵声を浴びせた若者の父親(老人)が詫びを入れ、安全に一夜を過ごせる村に案内すると言ってきます。こういうの、罠っぽいですよね?

 でもあえてその話に乗っかる方が展開的に面白くなりそうなので、ここは案内してもらいましょう。

 

 その老人に長い道のりを案内されてやってきたのは、『観水楼』(かんすいろう)という名の谷の上。『美しく、静寂に満ちた谷によって引き裂かれた森林台地』とのことですけど、どんな地理的条件なのかピンと来ません。

 石灰岩の崖の上から覗き込むと、この谷を形成する川の流れが見え隠れするとのこと。いや、夜だからあまり見えないんじゃ? 満月なのかな?

 しかも次の一文、『明け方になって』から『鎮水の谷』(ちんすいのたに)に降りていく描写が描かれます。というか、夜が明けちゃったよっ!! 安全に一夜を過ごせる前に朝が来ちゃったよっ!

 それに谷の名前がしれっと『鎮水の谷』に変わっています。最初に出てきた観水楼という素敵な名前は??

 プレイしていた当時は何も気づきませんでしたが、色々と不思議な点が見つかってしまいました。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ