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TRPG冒険狂時代   作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
第5章 もっと広い冒険舞台へ!

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FFシリーズ ~サムライの剣~ その6

 さて打ち取られた貞信公の隠し財産。いつの時代でも、どんな世界でも、悪者って使い道がないくせに、高価なものを隠し持っていますね。

 見つけたのはまず小判が百枚。おおっ! これこそいわゆる『金の饅頭』というやつ! うまい! うますぎるっ!(このネタ、わかる人いるかな?)

 そして素晴らしい造りの鎧。貞信公が太り過ぎて着られなかったようです。これ、着られていれば、刀で切られることもなかったでしょうにね。ダイエットは大切ですよ。生活習慣病に気を付けましょう。

 他に弓術の能力があれば、白鷲の羽がついた矢が手に入ります。効果としては破魔矢ですね。邪を払います。つまりは縁起ものです。

 

 そんなわけで、異常に気付いた家来たちがやってくる前に、隠し通路から脱出! 常にお城にはこうした逃走ルートが確保されていたみたいですから、しっかり設定されているようですね。

 やはりこの作者さんたち、だいぶ日本のことを調べていると思います。


 ですがその隠し通路を抜けていった先、洞窟につながるのですが、見れば骨片や古びた着物、武具などが転がる異常な空気を感じる場所でした。ここって、裏切り者とか、とらわれの身のものとかが落とされる場所なんじゃ!?

 なんて思っていると、前方から現れたのは青白い光を発する巨大な百足。茂市はあっという間に腕を食いちぎられて、リタイアしてしまいました(挿絵を見る限り左腕)。

 一難去って、また一難。毒を持つ巨大な百足と戦うことになってしまいます。

 けれどこの巨大な百足。説明文を読んでいくと、足が四十本とのこと。ということは、左右二十本ずつ? 意外と足、少ないですね。というか、全然百本にも届いていません。

 現実の百足もそこまでありませんが、せめてゲームブック上、更には『タイタン』の世界におけるモンスターであれば、本当に百本あっても良いと思います。

 

 巨大な百足にどうにか勝利したものの、茂市はもはや虫の息。残念ながらそのままお亡くなりになってしまいました。黙祷です。

 ですが気落ちすることなく、『君』はその辺に転がっているアイテムを品定めします。そこで見つけたのが、鉄扇、兜、液体。全部試すことが出来ますが、全てアタリであるのか? それとも一部だけがアタリで、ハズレも混ざっているのか? それとも全部ハズレなのか?

 ここは慎重に選ばなければいけませんね。

 けどFFシリーズに慣れ親しんだプレイヤーさんであれば、これらのアイテム名を見て、どれが罠っぽいか、予想は出来るのではないでしょうか? 罠を仕掛けやすいアイテムはどれか? と考えてから、消去法でまずは罠が仕掛けられていないアイテムを選ぶと良いでしょう。

 

 ともかく品定めを終えたのち、茂市の亡骸をその場に残して、『君』は貞信公の居城から脱出。

 再び闇将軍イキルがいる鬼軽城を目指すたびに戻りました。

 そう言えば貞信公。最後まで苗字が出てこなかったな。まあ、例えるなら威張っている雑魚キャラですから、大きな問題はないのでしょう。

 これがAルートの主な流れでした。ネタバレ、ごめんなさいね。

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