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TRPG冒険狂時代   作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
第5章 もっと広い冒険舞台へ!

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FFシリーズ ~サムライの剣~ その4

 いよいよ冒険の始まりです。装備の太刀と脇差はわかりますが、鎧姿となっていました。ということは、江戸時代のサムライというよりも、戦国時代のサムライ姿でしょう。

 でもそんな姿でてくてく旅するなんて、何て動きにくいことか。戦の場であるならともかく、何とも不思議な感じがしますが、恐らく『ウィザードリィ』に登場するサムライの姿(最近だと『ダンジョン飯』かな?)のイメージだと思います。


 ともかく必要な装備を整えて、『東海道中膝栗毛』に負けない旅へといざ出発です。あれは

 出発の際には番兵たちが敬礼をしてお見送りとのことですが、サムライは何故か敬礼をしている描写があります。いや、敬礼はしないだろ?

 あっ、でも、ここは日本じゃないですし、『侍』ではなく『Samurai』(サムライ)の国ですから、敬礼もありなのかな? まあ、いいや。


 さて、『君』が向かうは北の方角。都を取り巻く田園風景が広がる旅路を歩いていくと、やがて二手に分かれるところにやってきました。いきなり最初からルート選択です。

 一つは北西方面。『影の森』を抜けて『葉隠橋はがくればし』を渡って、『処水山』(しょすいさん)へ向かうルート。こちらをAルートとします。

 もう一つは『浅瀬川』から『水グモ沼』を通って、『山』(特に名前は明記されていない)へ向かうルート。こちらをBルートとします。

 こうした地名は、作者さん、どうやって考えたのでしょうかね。当時はまだまだ日本は未知の国でしたし、イギリスから見ればせいぜい敗戦国。洋楽アーチストもあまり来日するような場所でもありませんでした。

 そう考えるとこの作者さんたち(トムソンさんとスミスさん)、日本についてかなり勉強していたのではないでしょうか? 


 Aルートを進んでいくと、数日後、貞信公ていしんこうの収める土地で焼き討ちされている村が現れます。近づけば貞信公に仕えるサムライが、馬に乗って攻撃を仕掛けてきます。

 このサムライ、何か言っていますね? 聞けば『君』の仕える長谷川喜平将軍を偽者とし、貞信公を新将軍として戦っていることがわかります。つまり下剋上の反乱を起こしたってわけですけれど、村を襲った時点でただの強盗じゃないか。

 因みにここに出てきた貞信公は、この時点で苗字はわかっていません。これ、あとでわかるものだったっけ?

 ともあれ、『君』は村を救うためにここでひと暴れしなければならなくなりました。

 いやはや、最初から大変ですね。

 色々と選択肢があるなか、取り敢えず名誉ある一騎打ちで三人(というか、三連戦をさせるとは卑怯なサムライたちだな)を打倒すと、彼らは退散。どうにか村を救うことが出来ました。

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― 新着の感想 ―
サムライの剣はプレイした記憶がありませんから、多分買っていませんね、私。 しかし貴エッセイを読むとAdvanced Dungeons & DragonsのOriental Adventureや、翻訳さ…
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