FFシリーズ ~フリーウェイの戦士~ その10
ここで気になるのが、このタンクローリー。普段我々が見かけるガソリンスタンドに来るタイプのイメージしかないのですが、攻撃されたらどうするんだっ!? しかもガソリンを積んでいるんだから、ミサイルが命中でもしたら、爆発炎上じゃないですか。
けど、その疑問はすぐに払しょくされます。やっぱり襲撃されるからです。バイクに乗った二人組で、もちろん狙うはガソリンでした。
その際に説明がなされています。回転式機関銃が装備されてはいるものの、後方に対する射撃性のある武器は装備されていません。つまり、後ろってがら空きっ!?
まあ、タンクローリーに武装化を求めるのは無理がありますけれど、最後の手段となれば、やっぱりタンクローリーごと突っ込んで、道連れにすることでしょうかね。
襲撃してきた二人組は石弓から矢を放ってきて、前のタイヤをパンクさせてくれます。こしゃくなっ!
機関銃を用いて一人は倒すものの、もう一人とは直接対決。挿絵があるのですが、若干ネイティブ・アメリカンっぽい風貌をしています。
こいつを払いのければ、再びニュー・ホープへ向けてタンクローリーを走らせます。
そしてついに、故郷の城壁が見えるところまでやってきたのでした。
それにしても復路、短すぎだな!? 大きなトラブルもないし、往路に比べると早送りで進んでいる感じすらあります。
しかし、ここでまさかの事態! そのまま終わらないのがリビングストン氏の策略です。
もしねずみに噛まれていたら、ペストに感染して、ゴール直前でジ・エンド。ねずみって、まさか、あのねずみじいさんがぶん投げたあのねずみかっ!?
あんなところに致命的な罠を仕掛けているとは!!
ってか、ねずみじいさんだって、絶対にペストにかかっているだろっ!! 普通はとっくに死んでいるんじゃないか?
でもここはインチキして、噛まれなかったパターンで進みますが、無事にニュー・ホープまでタンクローリーを運転すると、熱狂して『君』は迎えられます。ここでもスターです。
文明の大きな再興に大きな役割を果たすことになるだろうと、力強い一文で物語は終わり・・・を迎えないっ!? 更に続きがありまして、『シンクレアの救出に成功していれば大成功』と書かれていました。
シンクレア!? そう言えばすっかり忘れていましたが、三十数年前にプレイしたとき、どこかで見つけて助け出しましたっけ。どこで選択肢を間違えたっ!?
というわけで、シンクレア救出ルートが別にあります。
一応調べ直してみると、分岐点は誘拐の知らせが入ったあとの選択肢。錆びた跳ね橋を飛び越えている場合じゃなかったということでした。
そっちとは違うルートを選んで、あれこれさまよっていくと、運が良ければあるところで発見できました。私的には香港映画っぽいカー・アクションの方が良かったのですけれどね。
そう言えば『キャノン・ボール2』では、主催者であり参加者でもある王族を誘拐を企てる展開でしたっけ。リビングストン氏、やっぱりこの辺りの映画を見ているんじゃないかなって思いました。
次は書ききれなかった分です。随分と長い話になってしまいました。