表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TRPG冒険狂時代   作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
第5章 もっと広い冒険舞台へ! ~FFシリーズ extra~
157/206

FFシリーズ ~サイボーグを倒せ~ その7

 前回まで長々と書いてきました。最後にちょっとだけ余談を載せます。

 今回の『サイボーグを倒せ』について書き終えようとしたとき、突然忘れていた記憶がよみがえりましたので、これは書き残しておきたいと思ったのです。


 実は『サイボーグを倒せ』には続編が存在します。むしろ二次創作的なポジションに思えるのですが、当時の社会思想社版『ウォーロック』の第10号(1987年10月号)に、『破滅への秒読み』の日本語タイトルで、パラグラフ200の短編として掲載されたのです。

 ただし作者はギャビン・シュート氏。FFシリーズでは見ない方ですね。

 一応本国の『ウォーロック』の内容を翻訳掲載していることもありましたので、その流れだろうと思います。

 なので公式な続編に近いものと思われます。

 

 ここでは『金属製のマスク』に『黒装束』といういでたちのダイナモという男が突然現れて、世界の指導者に向けて、その地位を明け渡すように要求します。つまり今度はこの人物が、世界征服をもくろむわけです。

 それに従わなければ、一週間後にタイタン・シティを破壊するということでした。

 というか世界規模からすれば、タイタン・シティ一つ消えたところで、どの程度の痛手になるんだ? そんな一つの都市を壊滅させるよりも、アメリカや旧ソ連(当時)相手に宣戦布告すればいいじゃん。

 世界を支配させろと主張する割には、手始めにやろうとしていることが案外小さいなと思いました。


 この『ウォーロック』第10号は、手元に残っているので、そうしたお話が出来ました。

 この号を残した理由は、一応『サイボーグを倒せ』の続編が載っていたことと、自分の投稿はがきが読者のページである『ウォーロックサロン』に掲載された号だからです。このコーナーに掲載されたのはこの一回だけでした(その他、冒険企画局情報部turboに一回掲載された)。

 その後、掲載されたことで、『フリーウェイの戦士』をいただきました(投稿する際は必ず欲しいゲームブックを書くことになっていました)。


 これで一応は『サイボーグを倒せ』についておしまいです。これまでと違って、だいぶ端折って、ネタバレに注意して書きました。

 全部で5回を目処にまとめたかったんですけれど、7回になってしまいましたね。意外とネタがあったようです。

 

 次回取り上げるのは、リビングストン氏唯一の冒険ファンタジー外の作品、『フリーウェイの戦士』です。これは以前から決めていましたけれど、たまたま余談でこの作品名も登場しましたので、ちょうどよいタイミングだと思いました。

 これは荒廃した近未来が舞台で、『マッドマックス』(2024年に最新作が公開されるとか)や『キャノンボール』(大好きだった香港の映画スター、ジャッキー・チェンとマイケル・ホイがコンビを組んで出演した唯一の作品)をかけ合わせたような世界観だったかなと。好きな作品だったので、何度かプレイした覚えがあります。

 次回もよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ