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TRPG冒険狂時代   作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
第4章 冒険舞台の裏表 ~FFシリーズ~

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第4章 冒険舞台の裏表 ~FFシリーズ~ 総まとめ

 途中、番外編はあったものの、『FFシリーズ』のアランシア大陸関係を取り上げきりました。手持ちのものですけれど。

 お話をするに当たって、どれも大雑把ながらも三十数年ぶりにプレイしました。また中には購入してから三十数年を経て、殆ど初めてプレイしたような作品もありました。中学生になるとゲームブックからは心が離れつつありましたし、クラスメートの誰もゲームブックはやっていなかったので、自然と自分もそうなっていったのでしょうね。


 それがまさかアラフィフになってから、子どもの頃に興じたゲームブックを改めてプレイし、それを取り上げてレビューを書くなんて思いもしませんでした。そもそも当時購入したゲームブックが、この年齢になっても全て本棚に現存していることが、我ながらすごいことと思います。自分で自分を褒めたいです。

 きっと今、こうして書くために残しておいたものなのでしょう。もはや財産です。


 もともと『TRPG冒険狂時代』は他サイトの『カクヨム』で始めたものでした。

 ですがサイトの性質もあってか、この手の話は全く見向きもされませんでした。完全に不人気作品で、何日たっても、何度更新しても、殆どPVは変わりませんでした。

 さすがにこの時は心が折れちゃって、自身の活動を振り返るエッセイを書いた後、自らの手で打ち切ってしまいました。

 一応、『火吹き山の魔法使い』までは原稿を書いていたはずですけれど、気持ちが切れていたのです。そこから先も載せて、色々なゲームブックを取り上げれば、また違ったかも知れませんけれど。


 その後、少し書き改めてnoteの方で展開しました。その時には写真も使ったのですけれど、同様の結果に終わりました。自分の宣伝不足もあると思いますけれど、ともかく鳴かず飛ばずの状態で、これはあっという間に撤退してしまいました。

 

 そのあとしばらく寝かせておいたのですが、『小説家になろう』で活動するにあたって、最初に掲載を始めたのがこの作品でした。今度はだいぶ手直しを行いました。

 でも今だから言えますが、この作品は単なる捨て駒でした。参加する『小説家になろう』がどんな読者反応なのか、サイトの性質が全くわからなかったのです。

 だからコケても良いと考えた上で掲載していきましたが、まさか自作の中で一番のヒット作(偉そうに言ってすみませんけど、本当だし)となるとは思いませんでした。


 何より昭和末期から平成初期の話です。もう三十年から四十年近く古い話になってきました。

 にも関わらず、ブックマークをして、読んでくださる方々がたくさんおられます。基本、誰でも読めるように開放していますし、読み逃げ大歓迎なので、もっと多くの方に読まれているのかも知れません。

 その中には同じ時代を過ごした方々もおられるでしょう。ひょっとしたら興味を持った若い平成生まれの方々もいるのかも知れません。

 

 しかもこれは全くの素人が趣味で書いたエッセイ&レビュー作品です。自分でも雑な書き方をしているなと感じるものもあります。

 それもそのはず。きちんと構成を考えることなく、その場の思い付きで書き連ねているだけですし、一度最後まで書いてしまえば、あまり推敲もせずに載せています(掲載にあたり、一応誤字脱字のチェックくらいはしていますが)。ネタバレもバリバリです。

 それでもお付き合いして読んでくださるのは、本当にうれしいです。感謝感激です。

 いずれにしても、予想よりも遥かに読まれることとなり、嬉しい一方で、どうにかこうにか書き続けなければとプレッシャーも感じています。

 

 ともかく、長々とつづってきた第4章はこれを区切りとして、次からは新章の第5章へ突入し、新たな展開を考えたいと思います。

 取り上げていない他の『FFシリーズ』や他のゲームブック、TRPG、また関連する資料本など、出番を待つように現在もの書棚に並んでいます。どれも40年近く私の手元に存在し続けています。

 他にも今では絶版になってしまった本や雑誌、当時のコミックや小説も多数そろっています。書きたいこと、山積みです。


 そんな中で色々と悩みましたが、このままの流れで『FFシリーズ』の他のゲームブックを取り上げることにしました。よく読まれているというのもありますので、それが今は最良の選択かなと。

 ただし、その中でもまずは自分が好きだった作品を優先します。実は殆どプレイすることなく、本棚に並んでいるものも意外とあるのです。当時ほぼ惰性で買ったものです(お小遣いの無駄遣い?)。

 特にSF作品や、アランシア大陸やタイタンではない冒険作品は、まずプレイしていません。

 でもそれらも今となっては貴重なものですし、今後プレイして評論を書くこともあるでしょう。あまり期待せずにお待ちください。


 そんなわけで、第4章はおしまいです。ここまで、どうもありがとうございました。

 また今後とも、私の身勝手なお話にお付き合いいただければ幸いです。

 どうかよろしくお願いいたします。 

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― 新着の感想 ―
[一言] ゲームブック、とても懐かしいです。 なろうへの投稿ありがとうございます!
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