FFシリーズ ~甦る妖術使い~ その7
ところがすぐに真相が明かされます。早すぎるな!
出発しようと思ったときに、森の中から『君』を呼び止める声が聞こえてきました。その声に耳を傾けると、他の次元からやってきたスーマと名乗る透明な存在であることを自ら明かします。更にヤズトロモ爺さんはラザックの手下たちにさらわれてしまい、これからいけにえにされるのだと。小屋には罠が仕掛けられていることも教えてくれます。
これ、本当ならかなりやばいことじゃん。
森の中を北に向かうことを指示されますが、取り敢えずその前に罠が本当かどうか、興味本位で小屋に行ってみることも可能。そこでゾンビみたいなやつら(魔奴隷)に待ち伏せされて、戦闘が始まります。
ヤズトロモ救出に向かって森の奥深くへ行くと、誰が描いたのかわからない謎の魔法陣の真ん中に、杭で大の字にしばりつけられているヤズトロモの姿がありました。
守っているのは気味の悪い容姿をした魔人の申し子。何か、中二病の二つ名みたいですね。
挿絵を見ると腕が四本、顔が二つ。太ったこぶだらけの醜い身体をしていました。これも当時の『モンスター事典』には未掲載ですから、新種登場です。
このモンスター。ヤズトロモ爺さんの魔法が全く効かなかったと。だからヤズトロモ爺さんともあろうおかたが、まんまと連れ去られてしまったわけです。
何はともあれ、無事に救い出すことが出来て良かったですね。このかた、FFシリーズでは何かとキーマンですし、後の『トロール牙峠戦争』でも重要なキャラを演じますから、まだまだご活躍してもらわねばなりません。
塔に戻った後、今後の冒険のヒントをヤズトロモ爺さんが話してくれます。まだ何かあるのかよ?
ラザックを手に入れた剣で倒したとしても、その心臓をガーガンティスという地下に住む謎の生き物の角で貫かないとしなないとか。何だそれ? まだ新種のモンスターが登場するのか?
つまりラザックを倒す前に、この角も手に入れておかなくちゃいけないって、必然的に言っているわけです。冒険の難易度、ますます高くなっていくな~。
更に新たな協力者、ブドロンというヤズトロモ爺さんの友人が、塔に着いて待っていると。さっきはいなかったけど、そのあとで来るのかな? ってか、誰だ?
などと思っていると、この人、亡霊が出る墓場を知っていて、そこにあるらしいラザックの父、タマルの墓石を読むことが出来るとか、どうとか。
墓場に行って、墓石を読むって? それにラザックの親父さん?? 何だか次々と新情報が取ってつけられているような気がするんだけど???
けどブドロンさん、まだ到達していないようでした。
諦めて夜のうちに出発しても、塔にお泊りして男三人でパジャマ・パーティ・・・はないけど、どちらを選ぶこともできます。この辺りはどちらの展開を選んでみるのか、『君』次第ですね。
いずれにせよ、自力で墓場を探すことになりますが、そのあとでストーンブリッジのドワーフ村に行って、ボーリーを尋ねるように促されます。
ん? どっかで出てこなかったか? まあ、いいや。
そんなこんなで、塔を出発することとなりました。まだ続くのか?