FFシリーズ ~甦る妖術使い~ その4
さて、伝説の剣を探すフィールド・アドベンチャーは、後半戦へと突入!
ここまでは物語というよりも、淡々とRPG的な冒険を消化しているだけでした。いわゆるアイテムや情報の収集、レベル上げみたいな展開です。
でもこのまま終わるわけがありません。むしろ美味しいものはあとに残しておくものなのです。
そしていよいよ湖が近づいてきました。
ですがそんな中、突然グリフィンを操る野生の少女の攻撃を受けます。挿絵見ると、絶対少女じゃねえだろっ!! どう見たって、いかつい顔の中年女性にしか見えませんでした。
ともかくそんなツッコミを入れつつ、グリフィンとの戦闘を繰り広げます。最後は断末魔の叫びのごとく、上空高く舞い上がって、そのあとに墜落。少女も即死してしまいました。
この少女とグリフィン、何のために出てきたんだ? そう思っていたら、彼女の剣と楯をゲットすることが出来ました。
実はですね、前半のフィールド・アドベンチャーの最中に、下手すると身ぐるみをはがされてしまうイベントがあるのです。もしそれに出くわしちゃったら、この後の冒険、不安で仕方がありませんよね。少なくとも伝説の剣を手に入れるまでは、綱渡り状態でも冒険を続けなくちゃいけませんから。
でもそこはちゃんと考えられているわけです。お陰でこの謎の少女の死は無駄になりませんでした。少女に感謝しつつ、ご冥福を祈って合掌です。
更に湖の目前で現れるのは『粘土ゴーレム』。粘土製のゴーレムって、何だっ!? 強いのかこいつ!!
なぜか木の根元に錆びた鉄の箱が落っこちていたんですよ。開けたら中に粘土の人形があって、こいつが実はゴーレムだったわけです。
どうにかこうにか倒すと、粘土ゴーレムの残骸から宝石が見つかりました。わざとらしい演出ですけど、だからこそ何らかの意味がありそうですよね。しかもこんな湖の直前ですから。
この謎のゴーレムを倒した後で、ついに『君』は探し求めた湖のほとりへとたどり着いたのでした。