FFシリーズ ~恐怖の神殿~ その3
さて冒険に出かける前に、ヤズトロモさんに連れられた『君』は、ご自宅でもある塔にやってきます。
この場面、ヤズトロモさんの容姿がわかる挿絵があります。髭を長く伸ばし、眼鏡をかけた老人男性です。いかにも魔法使いのじいさんで、それ以外の説明はできません。
このまま遺影に使えそうなイラストです。
敢えて前回の冒険と言いますが、『運命の森』ではここで必要な品々を買い求めました。
ところが今回は魔法をここで教わります。魔法って、そんなに簡単に身につくのかな?
魔法は十種類ありまして、『開門』、『眠り』、『魔の矢』、『言葉』、『絵解き』、『光』、『炎』、『飛躍』、『罠さがし』、『水』。この下に共通して『~の術』と当時は表記されていました。
わかりやすい名称ですが、この頃の魔法はどれも単純明快なものでした。
今はアニメにしてもその原作にしても、派手な魔法が多いですね。しかも無尽蔵に繰り出される感じで、いわゆるMP枯渇でやばい状況とか・・・、やっぱりあるんでしょうか?
ともあれ、ここで四つ、慎重に魔法を選びます。どれもそれっぽいですが、行き先が砂漠の神殿であることがヒントじゃないかなと。ただ現実的に考えても、絶対に外せない魔法、一つあるでしょ? 地味だけど、人間にとっても最も必要なやつ。
その後は早速出発です。ヤズトロモさんのカラスに導かれて、『ナマズ川』に到着。
そこからは『ポート・ブラックサンド』までの川下り。この『盗賊都市』、リビングストン氏のお気に入りなんでしょうね。何かにつけてこの街の名前が登場します。
今回の目的地はここではありませんので、あくまでも通過点ですけれど、何もなしに通り過ぎることなんて出来ません。どんなイベントごとかは書きませんが、およそ想像がつくことでしょう。
戦いの一つ、二つなんて、混沌の世界では危険のうちに入りません。
翌日は前日に値段交渉して乗ることになった海賊船で、海原コースでレッツゴー! 船長の話によると、部下の一人が昨晩、何者かにけんかで殺されたため、その代わりを頼まれます。
・・・あれ? 誰が殺したんでしょうね?? そこは何もつっこんじゃいけないところです。
ところが海原も危険極まりなくて、軍船に砲弾を撃ち込まれて、いきなり沈没し始めるアクシデント! おいおい、マジかよ!?
水死するか否か、サイコロに賭ける場面となりますが、そこを乗り越えれば、まあ、何とかなります。
その後の展開は書きませんが、ともあれ、『どくろ砂漠』がある沿岸部分に上陸。
ここからが冒険の本番となりますが、それまでにプチ冒険を色々ぶっこんでくるリビングストン氏、飽きさせませんね。