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TRPG冒険狂時代   作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
第4章 冒険舞台の裏表 ~FFシリーズ~
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FFシリーズ ~恐怖の神殿~ その2

 さて、そんな悪だくみが意外なところから発覚。老魔法使いヤズトロモじいさんのカラスが、偶然小耳にはさんだことで、危機が知れ渡ることとなりました。いや、どこから情報漏洩するかわかりませんね。

 現実世界であっても、電車の中や飲み屋での会話とか、十分に気をつけなければなりません。


 このヤズトロモさんがストーンブリッジを訪れ、ドワーフの王様であるジリブランさんに危機を伝えます。ドワーフさんたちはもちろん、『君』もいました。『過酷な旅を終えたばかりで、ストーンブリッジで休息』中。

 ・・・ん? 過酷な旅?? 

 そしてヤズトロモさんは、マルボルダスよりも先に失われた都につき、龍の飾りものを壊す勇敢な若者を募ります。

 けどドワーフのみなさん、誰も手を挙げません。学級委員を決める際に、誰も手を挙げない空気、そのまんまです。『決まるまで帰れませ~ん』的なやつです。読者のみなさんも、きっと経験があることでしょう。


 こうなると、『君』が手を挙げるしかありません。正に『じゃあ、俺やるよ』、『どうぞどうぞ』ですね。

 その時のヤズトロモさんの反応は、『どこかでお前に会わなかったか?』です。

 もう、これでおわかりですね?

 つまり『君』は『運命の森』をクリアした後、そのままストーンブリッジに滞在して、ドワーフたちとのんびり過ごしていたわけです。

 もちろんはっきりとこの時の冒険が記されているわけじゃないですが、思わず読者がニヤリとしてしまう演出を仕込んでいるのです。『運命の森』をクリアした読者だけがわかっちゃうネタです。

 

 このことはプレイした当時に気づきましたけれど、少年の私も思わずニヤリとしてしまいました。

 誰かに教えたくなって、記憶によれば『ウォーロック』の投稿コーナーに手紙を書いて送った覚えがあります。もちろん、不採用でしたけど(笑)。

 

 そんなこんなで、『恐怖の神殿』へ向け、マルボルダスと闇エルフたちの野望を打ち砕くべく、冒険に出掛けるのでした。

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