表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺は冒険がしたい!冒険ものだけど。SF?ファンタジー?それとも?  作者: Nobita
第八章 追跡・星の航路 地球編
99/484

99 ※挿絵あり

誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。

さてやっとここまで来ました。アースガルツ!



何々?今まで何してたかって?


今回は武装関係が心もとなさ過ぎたせいで軍の定期航路で巡回警備に当たっていた警備部隊に引っ付いてアースガルツまで来たんだよ。ココに来るまでに、昔の上官に『アホか、貴様。もう少しできた生徒だと思っていたのに失望したぞ!』って怒られるし(奥さんにお酒禁止令出されているのに飲んでるからチクりましたが)昔の同僚にはバカにされたから、現在の同僚さんたちに既婚者の私をデートに誘った話をしてあげて溜飲を下げたりしながらなんとかココまで来れたわけですが、うちの仮入隊員、超優秀じゃない!

教えてあげたことはスポンジみたいに吸収していくし実践はまだしていないけど、模擬レベルではすでに一般兵の実力は備わっているから進捗状況を話する場所でも優秀さが際立ってる。幹部候補生学校出身者たちは特に優秀だと理解したわ。時に彼女(有紗)だけは他より頭2つ3つ飛びぬけてるから優秀なことが目立ってしょうがないけど、幹部候補生学校で智也と組めたことが証明された形ね。




それで、今何しているかというと、武装の換装をしているところなの、このあいだイオから連絡が来て武装の総入れ替えを許可するので全部好きにしてください!交換して要らなくなった武装はイオの元へ帰る手筈になっているかららしいけど、嬉しい限りね。あの武装は小惑星型ドックの護衛だけであれば有効だけど、今回みたいに智也たちを追跡するための装備ではなかったからよかったわ。



それと今回武装もだけど船の形も変えたの。



今まで私たちが乗っていた戦艦は横に5ブロック、上下に3ブロックの艦で構成されていたの。

分かりやすく言えばこうなるのよ。


挿絵(By みてみん)



えぇ。分かっているわよ。こんな見るに耐えないお絵描きしかできない絵のセンス0(ゼロ)の私に頼むのが間違っているのよ。でも仕方がないじゃない。有紗ちゃんに説明するのは実物見せようと思ってたのに、装甲も一時的にパージするから艦の周りは立ち入り禁止だとか言われて、時間が余ってしまったから艦長室でとなると説明だけだと理解できないだろうから絵をかいてみたけど、私でも見るに耐えないわね。


しかも分離形態の説明とか難しいし。


絵がこれだから。


挿絵(By みてみん)



はぁ~、憂鬱だわ。




コンコン



来たわね、有紗ちゃんが。

「はい、開いてるからどうぞ~」


「失礼します」

ほんと、丁寧な娘ね。


「ココはあなたの部屋でもあるんだからそんな敬語は要らないわよ、この部屋では」


「そうなんですが、まだ慣れなくて」


「フフフ、まぁいいわ。とりあえずそこの椅子に座ってくれるかしら」


そういってPCの近くの椅子をすすめる艦長(わたし)。見せたくない気持ちの方が高いんだけどな。



・・・。


「ハイ!」


「昨日からココアースガルツのドックで武装を換装してる話は聞いているかしら」


「ハイ!確か武装の交換に3日ほどかかるんでしたよね」


「えぇ、貴方に頼んでいた艦内の見回りもだいぶ様になってきてたからココで現在行われている換装と今後の船体の位置関係を話しておくわね」


「わかりましたが、船体の位置とは?」


「まぁそれは追々、まずは武装なんだけどね」


「はい」


「ショックカノン砲を本隊の艦の副砲に積んでいたからこの艦に乗せようとしたら軍では現在実験艦のみしか装備ができないそうで取り合えずビームが打てる主砲を3門乗せてるんだけどそれをね」


「ハイ」


「両脇に一つずつ配備することになったんだけど・・・・。行ってもわかんないだろうから概略図を描いてみたんだけど、私ね、絵のセンスが子供のころからなくて、親から書かないほうが恥をかかなくて済む。って言われるほど壊滅的だから絵に関してのコメントは要らない」


「わかりました」

どれだけ酷いんだろうか。



「これなんだけどね、まず図1が最初に見た船の形で」


図1

挿絵(By みてみん)


「次が図2で艦の空間スペースがブロック化して移動するのそしたらこうなるの」


図2

挿絵(By みてみん)


「それで、武装関係を追加した上から見た図がこれ」


図3

挿絵(By みてみん)






・・・。うわ~、これは確かに酷い。フォローは・・・止め刺しそうだからやめておこう。


「・・・・ぶ、武装をココまで増やすんですね」


「・・・・。うん、ココまで増やすの。ありがと、気を使ってもらって」




どう返せばいいの?




「・・・・・」

「・・・・」




・・・ち、沈黙が、痛いし辛い。


わ、話題を変えなきゃ!何か質問すればいいのか・・・質問・・・思いつかない。どうしよう。




「そ、それでね、有紗ちゃん」


艦長が話題を変えてくれそう!


「は、はい」


「武装の話に戻るけど、いい?」


「だ、大丈夫です!」


もちろんです!話し変えてもらって感謝、感激です!




仮入隊員の習熟度 現在 3%



そしてもうすぐ100話到達目前にして新章開始です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ