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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。



誤字発見したため修正してます。


戦艦 蒼海【整備科】船内・船外整備担当


「どうするんだよ。こんなにも使えない武装で地球に向かうとか」

確実に宙賊に出会って戦闘になるぞ。


「んー、やはりどこかでしっかりとした整備をするしかないよな」

武器を製造するならドワーフのとこで作ってもらえた方がいいものができるんだけど時間が無いからな。


「なぁ、整備長。一つ聞いていいか?」

珍しく喋ったなこいつ。艦長とおんなじ星系出身者なのに全然しゃべらんからなこいつは。


「なんだ?珍しいな、どうした」


「俺の家、実家が貿易商をやっていて、おじさんが商売人してるんだけど聞いてみますか?武器関係も取り扱ってるから使用できそうなやつがあれば確保して置いてもらえばあとで付けれますけど?」


母ちゃんが取り扱ってるのが船の装甲関係で、父ちゃんが扱ってるのが武装関係で、爺ちゃんがその他の船関係を取り扱ってるもんね。家を飛び出したけど継げ継げうるさかったから、飛び出したんだよな。まぁ、この部隊に来た時に親に連絡入れたら、心配してくれていてて、いつでも相談してこいって言ってたから、今回の件を相談してみよ。


「んー、ここで勝手するより艦長に直接聞いてみるか。ちょうど役職会議があるみたいだからその時に聞いてみるか、お前の実家ってアースガルツなの?」


「アースガルツですね。ちなみに専用のドックもあるので早めに言っておいてもらえればドックの空き場所確保してくれるんですけどね」


「了解。ちょっと聞いてくるわ」










「艦長今いいですか!」

あれ、ミーティング終わってないか?


「なんだい?艦長なら自室に行っているけど何かあったのかい?」


「えーっとうちの整備班に艦の武装関係を何とかできそうだって言っている奴がいるんですが、どうしましょう」


「・・・。やばいな、もうすぐ出航なんだよ。航路プランはすでに提出してしまってるしな」


「マジか。一応前もって連絡しておけば専用ドックも確保しておいてくれるそうだけど。どうしましょうか副長」


「副艦長って呼べよ。まったく・・・・。どうしようかな。艦長にとりあえず聞いておくから出航の準備をしてほしい。ミッドガルツに行けば正式に整備班に新入隊員入れるから準備しとけよ。今回入れたのはメインクルーメンバーはまだ仮入隊だけど、向こうの学校の生徒は正規隊員確定してるんだから格差生ませないようにしとけよ」


「りょ、了解」











戻ってきたときに艦長に伝えるか・・・いやいや、今すぐ連絡入れたほうがいいな。



さぁてと、そう思ったら即日決行しなくちゃな。電話、電話!





・・・・・。

「はい、クリスティーナです」


「艦長、整備班から提案が来てまして」


「どうしたの」


「武装関係の補充ができるそうで専用ドックっもあるそうなんで早めに予約入れればドック使えるそうです」


「うーん。もう提出しちゃってるし、出航時間早めることは出来ても遅く出発することは難しいし・・・・予算。」


あぁ、予算の問題があるもんな、予算配分考えるとどうするんだろう。


「まずは大隊長に確認しないとまずいですよね艦長」


「だね~。まぁ、その話は私に預からせてほしい。とりあえず出航は2時間後だから準備しておいて。大隊長に連絡する件はこっちに任せて」


「わかりました。では、出航準備します。」









さて、出航か。総員に連絡しなきゃだな。

「(んん、えーと、)総員、出航時間が確定した。これよりカウントダウンを開始する。抜錨まで2時間。1時間30分になり次第所定の位置について準備をしてくれ。なお今回の出航から仮入隊員が横に付くので各自は全力をもって対応してくれ。それと進捗状況確認のためメインメンバーは就業時間30分前に交代して確認の作業を行うので交代要員はそのつもりで動いてくれ。副艦長からは以上だ」










ハァー。艦長職は相変わらずの責任重大で、やることなすこと大変だし小隊長としてもやらないといけない仕事もある。これは本当に彼女を艦長職に重点的に鍛え上げないとまずいよね。


智也に通信しないとな。気が重いな。





〈第七大隊 専用回線・大隊長〉

「ハイハイ、第七の智也でーす」


「あら、元気そうね、智也」


「か、母さん」


「あら、ウフフフ。そんなにテンパってどうしたのかしら?」

何をそんなに焦ってるのかしらね。


「えーと、ごめん。急に仕事を割り振って。ごめんなさい」

まぁ。誤ったからヨシとしましょうか。

本題、本題と。


「あのね、智也。これは小隊長としての相談事なんだけど」


「聞いてる。武装関連が弱くて予算回してって奴の関係でしょ」


「そうだけど、誰情報?」

怖いわね、どっから漏れてるのよ。後でしっかり調査しないと。


「イオから。自分のとこのドックで開発した、戦艦に武装を完全換装する前に、出航させてるから、連絡来たら武装の予算を出してほしいって言われた。

今回うちの部隊に出ている予算って、実を言うとそんなに浪費してなくて、どこかで武器・武装を買い込もうと話はしていたから、そっちに35%分まわすから整備してからこちらに合流してほしい。それと予定よりこちらも遅れてる。ちょっとした問題が発生してるせいなのか、立ち寄ったせいで遅れてるから、現在15日の遅れが発生している」



あぁ、AIのイオか。あの子の作った戦艦なかなかいいんだけど、やっぱり武装が・・・。それに遅れてるって、どういうことよ。そっちの方が推力もあって武装もたくさんついていてこっちより性能差どれだけあると思ってるのよ!

仮入隊員の習熟度 現在 0%


さぁ次回、ようやく出発だ!

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