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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。
「わかりました。5日後に変更しておきます」
これで、あとは連絡して
「それでいいわ、それとあとはお説教かしら?こんなに直近で依頼してくるのはさすがにどうかと思うんだけど、そこの所どうお考えなのかしら、うちの大隊長様は?」
ヤバい、説教始まる!
「え、ええと、ごめん母さん!急いでいるから切るね!あとよろしく」
「待ちなさい!智也!」
「じゃ!」ブツ!
っと切って電話を切ると逃げるように準備に取り掛かることにした。
・・・。よし、すべてを丸投げできた。ちょっとだけ怒られそうになったけど隊長権限で逃げ切ったぞ!
あとは、(・・・名前なんて言ったかな?)
「おーい、スカウト君や」
なんだよ、えーと、(・・・艦長の名前なんだっけな?)
「何ですか、艦長さんや」
コイツ、艦長である俺の名前忘れていやがるな!
この人俺の名前知らないんじゃねぇよな?
「あー、えーっとな。とりあえず部隊は分けておくからそちらに乗ってくれ、追いかける形で来てくれればいいから、艦は3日後に来るから5日後に出発って皆に連絡回しておいてほしいんだ、それと君の名前を聞いてもいいかな?あぁ、俺は智也」
「グッチです。よろしく、智也艦長。5日後出発了解しました。」
「よろしくグッチ。それと急な対応になるけどあとのこと頼んだ」
「「・・・」」
「と、とりあえず了解したんで艦長、荷物まとめて帰還したほうがいいのでは?」
「そ、そうだな、そうするよ。後は任せた、グッチ」
「りょ、りょうかいしました。」
あの人、智也って言うんだ。初めて知った。
グッチっていうんだ。初めて知ったよ。
・・・。
さてと、言われたとおりに荷物をまとめて軍艦・・・。戦艦 蒼に戻ってきたぞ!
「おかえりなさい、艦長」
「ただいま、客人はどうなった?」
「すでに手の空いていた、レティとセティに話し相手をしてもらっています」
「了解した、今回は緊急案件だから、俺が最終乗艦者になる。これより後は新造艦が迎えに来るそうなのでそちらに乗艦だそうだ」
「わかりました。では自分は持ち場に戻りますね」
「頼んだ。あぁそれと今命令しとくよ、次に命令するときはドックを出るからエンジン回しておいて」
「了解しました、艦長」
「頼む」
そして、男は機関室に向かって小走りに消えていった。
俺?もちろん艦橋に向かって全力でエレベーターの中にいるよ。
当たり前でしょ、急いでるんだから。汗べとべとだからシャワー入りたかったけど、顰蹙買うのが目に見えてるでしょ。
さてさて、それでは学校のみんなともしばらくの間お別れだな。『急なことですまん』とだけさっき連絡しておいたけど直接顔見て謝りたかったな。
さぁ、艦橋に着いた。行くぞ!
「さぁ、出発するぞ!準備は良いな!」
「【「OKです。艦長!」】」
「出航!蒼発進!」
またみんなでワイワイやりたいから早く合流してくれよ!お前ら!
それから5日後の仮入隊日当日の朝。
・・・え~、であるからして、本日7月8日をもって最初の入隊合格者は今日から各部隊でお世話になることでしょう。そして卒業までずっと一緒の部隊にいる人もいれば不採用となり新たな道を行く人もきっとこの中にはいることになるかと思いますが気を落とさずに必ず君たちの居るべき場所が見つかるでしょう。
そして皆さんはこれまで学んだ技術、知識でたくさんのことを学んだことでしょうが、これから先、皆さんが学ぶこと、それは“経験”です。経験を学ぶ、それこそこの学園以上に厳しい学びかもしれませんがどうか心をおられないようにまたどこか、今まで経験したことをで笑って話せる日が来ることを楽しみにしていますよ。
そして、卒業式まであと8ケ月後ですね、8ケ月後の3月2日に卒業式を行いますので皆さんが最後にそろう最後のイベントでもあります。
皆さんの元気な笑顔で卒業を迎えれるように皆さん、頑張ってくださいね」
「以上、学校長からでした。」
「・・・、話長い割には内容が軽いな」
「仕方がないよ、毎年違う内容でとかお願いされてるせいでだんだん喋ることが無くなってきてて、そのせいで言ってることが微妙なことになってるそうだからな。だからなのか、軍の中でもなりたくない地位トップ3に入ってるからな」
「いやな、トップ3だな」
「あの地位は優秀な人だけがすわれて左遷された人は基本的に座れないし、そのせいで敬遠されているらしいからな」
「そういうことか」
「ほら、そんな悠長なことを言っている間に新人君たちが待ってるよ」
「それならそろそろ行くか、新しい俺たちの艦に」
「だな、そういえばブッチ、お前は見たのか?新造艦」
校長の話の日時を間違えていました、すいません。
7月1日→7月8日に変更してます。




