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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。


「推薦でお願いします。えーと、これが6人の推薦状です」



推薦組かよ!!


「確認します。

(一人目は確か、隊長と組んでいた佐咲 有紗 一等兵

二人目はジェジェ・ジャハス 伍長

三人目はティファニシア・アインクルード 一等兵

四人目はヴェルモット・ハーツ 一等兵

五人目はディソルデ・ハーツ 一等兵

六人目はシェラスワン・リ・ホランド二等兵

7人目は・・・隊長、自分の推薦状なんか出すなよ!紛らわしい)受領する。荷物を早急にまとめ、2日後のAM9:00に幹部候補生学校正門前に集合。2日後から2週間かけて訓練実習を行い見極める。引き締めてかかれ!」



「「「「「「ハイ‼」」」」」」



よし、これで推薦状を出したメンバーは全員ここに来たことになるな。

この幹部候補生学校以外にも手を出しているから今回の選抜生徒はかなりの数になるだろうな。


さぁ、ラストスパートだ。一般生徒はこれから来るぞ!















私は一般幹部候補生学校の生徒で、今年卒業の最終学年です。通常の養成学校では一番下の部隊を基準に成績順で部隊配置がされますが、幹部候補生学校では一部希望する部隊に入隊願書なるものを出せば入隊許可が出るそうです。


通常は入隊試験を行って審査されてからの入隊許可だそうですが、昨今の幹部候補生学校生徒の4割が卒業できないほどの狭き門というくらいの見方がされています。そんな中で残りの6割に残れた私がこの3年間ずっと目にしてあこがれていた選抜部隊説明会に自分が参加できることがうれしくて仕方ありません。



最初から入りたい部隊が決まっている人たちは朝一の開場から駆け込んで願書を出しているそうですが、別にそんなことをしなくても、今日一日のトータルで確認してくれるそうなのでゆっくりでも大丈夫だと教官が言っていたので私は、気になっている部隊、目についた中で気になった部隊、そして、今回の目玉、最近創設されて有名になった、特殊特務大隊の第七大隊がここにきているそうなので見に行こうと思っているところです。


ちなみに私はどんな場所で仕事をしたいかというと、宇宙での仕事に携わりたいんです。後方支援で基本的に地上での作業はどちらかと言えば遠慮したいと思っていますが、私に入れそうな部隊が無ければ仕方ありませんしね。



さぁ、MAPを見て、気になっているところを順番に回っていきましょうか・・・・。







ココは野菜を売っているような売り文句で人を集めようとしている人がいますね。なんか、近寄りがたいのもありますが、こういう人は好きな人は本当に好きなんですが、私は苦手ですのでスルーしてっと、この辺りはさっきの部隊くらいでしょうか。




次の通りに行ってみまsy「ッ!」





「!」


あ、危ない!人がいたのに気が付かずにぶつかりそうになってしまった。


「す、すいません、あまりにも注意が散漫になっていました」


本当にいろんなところを見過ぎていて前をまともに見ていなかった、怒られるかもしれない


「こちらこそすまない、右側を歩いていたので左に避けていたんだけどこっちに向かってきてたよ、一応、次から気を付けてくれたらいいから」


や、優しい対応してくれる人だな。


「ありがとうございます!」


「いやいや、大丈夫だから、それよりそわそわしていたけど部隊が決まらないのかな?」


私ってそんな風に見られていたんだな。


「いえ、一応自分で気になっているところを見て回っていたところなんです」


それでもやっぱり早めに決めないと枠がありそうなところと、すでに受付終了しているところもあるみたいだし。


「そうか。もしよかったら、この先の一番奥のブースに行ってみるといいかもよ」


「奥って言いますと、今回のみ来ている特殊特務大隊のブースですよね?私、どちらかというと宇宙で仕事がしたいんです、あの部隊は探索班がメインだから地上に降りての活動が多いイメージがあるんですが」


実際最近新たな居住可能惑星を2個ほど発見していたらしいことはニュースで見たし。


「アッハッハッハー、確かに直近での探索活動としてはそうかもしれないけどああ見えても探索班だけでなく捜査や救助活動も行えるから移動の合間に惑星をまたにかけた犯罪者を拘束したり、災害現場に急行して被災現場での活動もしていたりするから幅は広いんだよ。それに船の中には生産スペースや研究施設なんかも備わっているから各部隊の良いとこどりをしているように感じれるからな。少しだけ話を聞きに行ってみるのはどうかな?」


す、すごいな~。そんなに幅広くやっていたなんて思いもしなかった。


「わかりました、行ってみます」


「本当かい!」


「はい。今の説明を聞いていたらはいってみたくなりましたよ!」


「では、さっそく一名様ご案内いたしましょうか」


「お願いします!」














一人ゲット、一人ゲット。



グフフフフ。どうだ、やはり俺はスカウト向いてるんじゃね?


どうだ。どうだ。ほかの奴らは、どうだろな。様子も見に行ってみるか。






グフフフ、ハハハハ、アッハッハッハハーー。

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