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新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


今年も頑張って週2で投稿したいと思いますので応援お願いします。

「いらっしゃい、早かったね」


なんか、言い方がキモイと思うのは俺の心が腐ってるのかな?


「お、お邪魔します」



お~、えらく気合いの入った服で来たな。薄っすらと化粧もしてるみたいだし。あぁ~、泣いた後を消すためかな。気づいていない振りしよう。


「泣いた後を隠すために化粧してたら、ヴェルに見つかって着飾られた。」


「男の人の部屋に行くのにジャージはさすがにと思ったのよ。」


「・・・(男って、こいつどっかの部隊にすでに所属しているのに部隊落ち扱いでここにいる奴だろ)」


「まぁまぁ、そんなことより、自己紹介をさせてくれよ。」


「いらないぞ、おっさん」


「お!?・・・。(お、おっさん!!)」


「あんたのことは知ってる。俺たちだけが自己紹介すればいいだろ、俺はディソルデ・ハーツ、こっちはヴェルモット・ハーツ俺の双子の姉で、ティフィーは俺からしたらもう一人の姉貴。それで俺にはすでに彼女がいる。以上、終わり。帰りましょう、こんなやつなんの役にも立たないぜ、あねkグフッ!」


・・・なんかいきなり拳骨落としたんだけど、落としたのは双子の姉の方で、うつぶせになって頭を抱えていたディソルデってやつの背中に肘鉄食らわせたのがティフィーだったりする。


あいつ悶絶してないか?


「すいません。馬鹿な弟で。」←ヴェルモット


「すいません、私が絡むと暴走するんです。私のことを姉貴と呼んで慕ってくれるのは良いんですが、こういうところはなぜか律儀に私の父の命令を遂行しているようでして」←ティフィー


・・・。ティフィーの親父さんの命令を忠実に守って男を近づけないとかどこのマフィアだよ。





流れ的に事情を聴いていくと親が一緒の艦に乗っていて、それが縁で昔から仲良くしていた幼馴染だったようだ。


ディソルデ・・・ディルでいいそうだからこれからはそう呼ぶけど、ディルは昔からティフィーの親父さんから口が酸っぱくなるほど男を近寄らせるな的なことをずっと言ってきていたそうで、姉のヴェルはそんな話突っぱねていたらしいが、弟は頭が弱かったせいでそのまま刷り込みの要領でいまだにやらかしているらしい。


で、とりあえず姉2人が弟に対して、校庭100週を命じて部屋から追い出した模様だ。



そのあと10分くらいして有紗が帰宅。




今、俺の部屋は見事に凍てついた氷の部屋とかした。



「それで、そんな頭の悪そうなプロローグを語っている智也さんに聞きたいことがあるんですが、このお嬢様はどうお持ち帰りなさったんですか?私、あと3時間くらい出かけてきましょうか?」


「いやいや、話を聞いて!」


「どうぞ」


「あ、うん」


「・・・・」








「あぁ~~~~!!じれったい!もういい!私が進行役する!まず、智也さんは黙ってて。」


「ハイ!」


「それからティフィーはそこに正座!」


「え、わかりました」


「有紗さんもそこに座って。



フン!」


ゴッ!



「「!?」」


「まずは、お詫びします。この愚妹のティフィーが有紗さんに喋るたびに高圧的な態度で接していたことに対して深くお詫び申し上げます。」


「あ、ハイ。えーと、なんでこんなことになっているのかの説明もらえますか?」


「それはもちろん。もともとこの愚妹はあなたと友達になりたいのに緊張で高圧的に接してしまったことがそもそもの原因です」



「・・・・」



お~、有紗が固ま・・・フリーズしてるな。


「え、なかよくなるために高圧的になったの?」


「ハイ、その節?今までごめんなさい。」


「フ、フフフ。アハハ!もーそんなことならわざわざこんなに緊張する謝り方させないでよ!!びっくりしたじゃない。いいよ、許します。私と友達になってください。」



「「できた子だわ~」」


「あ、ありじゃしゃん、ご、ごm、ごめんなしゃい!」


「もう~、そんなに泣かないでよ~、許したから、ほら。泣き止んで~」


「う、うう、うわ~ん!!」


「あららら~、余計に泣かしちゃった~」


「ほっとけばいいんですよ、大丈夫です、もう少ししたら落ち着くと思うので、あ、改めましてヴェルモット・ハーツです。ヴェルって呼んでください。男っぽい愛称ですけど」


「フフ、よろしくね、ヴェル!」






俺、いつまで空気で居ればいいんだろう。






それから20分くらいたったころに泣き止んだティフィーと合流。



有紗も同じくティフィーと呼ぶようになったそうだ。





「それで、あの、来週からの実地訓練、同じ班になってくれませんか?」


「いいよ、いいよ。一緒の班になろう。ヴェルちゃんもいいよね?」


「いいけど、弟も一緒でもいいかな?」


「いいよ、私も智也さんを入れちゃっていいよね?」


「大丈夫でしゅ」


「フフフ、大丈夫よ。それとティフィー舌大丈夫?」


「いはい。」


「ハイ、ティッシュ」


「あひはと」


「口ゆすいで来たら?」


「ほうふる」


「「もう何言っているのかわからないよー」」




と息の合った有紗とヴェルは笑ってる。






「ん?実地訓練?」


ってなに?


誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。


新年早々ですが第六章学校編は後半へと移っていきますが、まだまだ学校編が終わらなそうですがもう少しかかりそうです。もうちょっと引っ張る可能性が今のところ大です。よろしくお願いします。

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