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誤字脱字、もし見つかれば報告、よろしくお願いします。

やってみます!って言ったはいいけど、まずは自分の実力を上げないといけない気がする。




それにしても、ステージ5は音響が頼りになるステージとは聞いていたけどココまで頼らないといけないとは思わなかったなー。



「悩んでいるなら、とりあえず先へ行ってみろ。今日の所は誰も進んでなさそうだし現段階で上位ステージにいる奴はほっとけ、今の有紗には自分より少し下くらいのレベルの奴がおススメだ。それに仲間を集めて上位のステージへ行くことができれば対処方法が必ず見つかる」


それに言い方悪いけど、これって結局ゲームなんだよ。たとえゲームオーバーになっても死なないからこそ、好き放題それこそやってみたいことをそのまま反映してくれるまさに最高のシュミレーションゲームだからな。俺の技術はここで学んだようなもんだ。


最初に艦をもらった時だって操作手順から先頭までをこの訓練システム使って学んだんだからあとは楽しんで覚えてほしいんだよ。


今は、分かってくれないと思うけど。



「そんな簡単に言いますけど、下のレベルって、それ周りに聞かれたら怒りますよ」


私でも怒るよ絶対。そんな酷い奴とは絶対組まない自信がある。


「ん?言い方が悪かっただけだ。今のところレベルの高い連中は艦長候補、副長候補それかゲーマーしか出ないから除外するしかない、自分と同じステージで引っかかった者同士でつるむのはまずいんだよ」


「どう違うんですか?確か先ほどもステージごとで見極めろ的なことを言ってましたが」


「実際な、自分の艦で艦橋にいる場合のことなんだけどな、自分と同格又は自分より上の者が部下になることは多いがそれは確実にほかのメンバーに対しての指揮が取れて艦長の指示を確実に実行できるならいいんだ、できない場合まず部下が命令を聞かなくなる、他には反逆、立場が逆転して責任だけ取らせる奴も出てくるからもし部隊に配属されるのなら完全に服従できる能力があるものか自分の艦長席を譲るための教育的指導で乗艦するのが基本姿勢だ」


すごい、ちゃんと考えて行動していたなんて、私は自分勝手で対応してるのかと思ってたけどそうか、これがあの超弩級戦艦を動かす艦長さんの考え方なんだな、私もそれに倣って仲間を集めてみよう


「わかりました、今日はこのまま行きます、明日以降から仲間集めをしていこうと思います。」


「その意気だ、頑張れよ」


「ハイ」





















さすが、現在進行形でランクSを持つ男だな。アドバイスが的確だ、負けてられないな。


ヨシ、進んでない奴らを中心にそろそろ、教えていこうか。



「ヨシ、全員そのまま聞いてくれ、現在15時だ、この後19時までここは使用できるようにしておくのがまず一つ、二つ目は分からない、進めないという奴は俺の所に聞きに来いどうして進めないか教えてやる。今日中にステージ3までは行けるように教えてやるからな!」



“ハイ!”



いい返事だ、俺も有紗と智也に触発されてこんなこと言ってるように思うが実際面倒見は良いほうでほかの学科の連中からも評価が高いんだからな。




誰得情報だよ!まったく。


「マツナガ教官!自分に教えてください」


「教官!自分にもお願いします」


「教官」


「マツナガ教官」


「ハハハ、そうせっつくな全員見てやるよ」






男だな、マツナガ教官はさすがだな。教官としては優秀な人材だな。


「智也さん、ココのステージって音響ですよね?一人の場合レーダーだけではダメなんですか?」


「いい質問だな、まず、レーダーだけだと海中にいる奴は岩なのか潜水艦なのかが分からない時もあるだからこそ音で聞くんだがこれは簡易的にしてあるから実際よりはるかにわかりやすい、もっと上のステージに行くと音とレーダーと目視でやるから外の音が聞こえないような部屋への移動になるんだ、例えばさっき俺がやっていた上の階でな」


「ムムム、難しいですね、どうすればいいのか」


「それはまた明日な、とりあえず今日の晩飯は外食しようぜってことで今日はもう終わりにして帰ろうぜ」


「いいですけど、私今そんなにお金持ってないんですけど」


「気にすんな、君は財布持たなくていいよ、俺が全部払うから気にするな」


「そんな、気にしますよ」


「俺の給料あとで教えてやるよ」


「ムー」


そう膨れるなよ、可愛いだけだぞまったく。


「ほら行くぞ」


「あっ待ってください」









まったく、デートのお誘いしてるのに有紗は智也を男と思ってなさそうだな。可哀そうにな。


「マツナガ教官、さっき言っていたところ進めたんですが次どうやればいいですか?」


「ウン?行けたのか、ココは・・・あぁ、索敵行動をメインでやってみろ」


「わかりました」









「待ってください、制服着替えてきますね!」


「おう、待ってる」

女の子だな、制服でよくね?礼服としても使えるやつだぞ?


「ダメですよ、智也さんも着替えてきてください。もちろん私服ですよ」

せっかく外で食べるんだから私服で出ないと私服を着る機会が無いし、智也さんの私服姿が見てみたい気持ちもあるんですから。普段は制服のカッターシャツをだらしなく着崩してるからもうちょっとちゃんとしたらカッコイイのに。


「わかった、わかったから背中押すな」

やっぱまずいか、スーツか。最近制服が楽だったから来てないんだよな?ネクタイの結び方くらいは体が覚えてるけど。









とりあえず、晩飯誘ったけど、どこに行こう。



スーツ?


なら、レストランか。この近くにスーツで行くドレスコード有りのレストランってあったかな?


口コミで調べてみるか。





・・・・







ん?

ココたぶん知ってるやつがやってる店だな。


予約が1年て、とりあえずあいつに電話していけるか聞いてみよう。






・・・・うん。OKもらえた。オーナーになってるあいつが店に電話してくれるか。


偉くなったもんだよ。まったく


口コミサイトナンバー1か。


どんなとこなんだろうな?




「智也さん、準備終わりました。いつでも行けますよ?」


「あぁ、ごめん。今行くよ」










~夕方~

「うわー!おっきい~!」


「だな、俺も今ビックリしてるとこだ、なんでこんなにデカいの置いてるんだよ。口コミサイトで見たときはそんなこと書いてなかったんだけどな」

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