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誤字脱字、もし見つかれば報告、よろしくお願いします。


輸送艇は確か出払っているからヘリでのお迎えだな。


それと、有紗さん1人だけ連れていく予定だったけど、この幹部候補生学校の近所に専門学校で学んでいる生徒がうちの機関科の孫がいるらしいから声をかけて聞いてみたところ一緒に連れて行ってほしいと言われたのでOKした。


今、2人は自己紹介中だな。


「初めまして、私はジェジェ・ジャハス、19歳です。よろしくね」



「こちらこそ、初めまして、佐咲有紗 17歳の一等兵です。よろしくお願いします。ジェジェさん」


「ジェジェでいいよ」



「えっ?」


「堅苦しいからね、私はあなたのことを“()()()()”って呼ぶから大丈夫」


「・・・・・えっ?」


恥ずかしな。ただ、呼ばれてすぐに赤面する君を見たらそう呼びたくなるな。


採用だな。


「智兄、あーたんでいいよね?」


「採用だ」


「お二人は私をどうしたいんですか」


「「かわいいは正義」」


だってそうだろう。美少女が赤面して俺の前にいるんだぞ、グッジョブな風景だろ。





「もうそれでいいです」


智也)ヨシ!許可が出た


ジェジェ)やった!これからもそう呼ぼう!!


っと、ここで二人が硬い握手を交わす。


そんなことをしているから、あーたんがすごい形相で睨んできている。まぁ、可愛いからスルー、スルー。


「それで、ジェジェさんはどこの生まれ何ですか?なんとなく予想はついてますが」


「まぁ、外見がドワーフだからね、ただ私の弟や妹たちは惑星上で生まれていてて、私は惑星間航行旅客船の中で生まれたから出生記録がえらいことになってるけどね」


へ~。確かワープ中に生まれた場合、通っている宙域内の国籍すべてが取得できるけど、母親にはなぜ地上あるいは衛星軌道上に待機していなかったかが調べられるって聞いたな。


「なんでなんですか?」


「あー、えっと、運悪くワープ中に生まれてしまったから書類や身辺調査がすごかったらしい」


やっぱり、だから生まれるのが半年以内になったら必ず最寄りの惑星に降りて出産準備に入らなければならないらしい。


詳しいことは知らんけどな。




「それで、智也さんに一つ聞きたいことがあったんですが、名前からして日本人のハーフ系ですよね?」


「「日本人?」」


「あれ、違いましたか?」


「親父は生粋の地球人だけど、日本人ってどこの惑星のこと?」


「えーと、銀河方面太陽系第三惑星地球、その惑星上の国の名前です。知りませんでしたか?」


「あー。もしかしたら知っていたのかもだけど、俺、ここ最近の記憶しかなくてさ、それ以前の記憶は少し怪しいんだ、特に人物関係のことに関する記憶は特にな」


「あぁ~、じゃあ仕方がないですね、それにたぶん地球人と言われたのならもしかしたら移民船団の子孫にあたる方なのかもしれないですしね」


「そういうのは、差別として区別してるの?」


「いいえ、他の惑星で仕事を探すときの自己紹介で惑星名くらいしか判別できないようですし、私もここの面接に日本人と言ってもわからなそうで、銀河方面太陽系第三惑星と言えばわかってもらえたので、たぶん自分たちのやりやすい言い回しでやっているんだと思います。だから差別じゃないので大丈夫ですよ」


「そうなのか。まぁ大丈夫ならいいか。それより下を見てみろ、そろそろ着くぞ」


「「わぁ~」」











(さてさて、久しぶりの帰還だが、あいつらまじめに綺麗に艦、掃除してるよな。着いて早々掃除してる風景飛び込んできたら怒るぞマジで、もしくは給料下げてやる)










---------智也たち到着まで3分前


~超弩級戦艦内部~



「おい、今日艦長帰ってくるんじゃ?」

今頃気づくバカA


「やばい、もうすぐ着艦するぞ」

バカB


「どうすんだよ、3か月あるって聞いてたからゲーセン作ってたのバレるぞ」

バカC


【私がフロアの移動させておきましょうか?】

副長のクロ



「「やめろ!!それは確実にバレて怒られる!!!!!」」

バカトリオ・A・B・C


【着艦まで残り3分】


「「もうダメだろ!!」」


「整備班は可能な限り小物を片付けろ」


「「「了解!」」」


「機関科は大物を片付けろ」


「「r、了解した!!」」

















“離着陸デッキB滑走路 ヘリコプター専用スペース”


見た感じ、誰の迎えもない


てか、忘れているとか無いよな




「智兄、なんで誰もいないの」


「なんでだろうな?不思議だな」

ほんと、なんで誰もいないんだよ。美人さんが一人、、、二人いるだろ、男なら来てても不思議じゃないのに

「人望ないんじゃないの?」


「・・・」


「ねぇ、智兄。下の方から音がするんだけど」


「・・・今急いで掃除していそうだな」


「「・・・((確かに男ばかりの場所ならそうなのかも))」」


「はぁ。入るのがすでに嫌なんだけど


クロ!一時乗艦証発行してくれ、二人分。一人は俺の学校での相方、もう一人は機関室のとこの娘だからよろしく頼む」


【了解した、それとおかえり】


「ただいま、なんで誰もお迎え来てないの?」


【・・・・】


「おい、クロ?」


【ニールとフェルと魔工技師長は研究室にこもっているため何も知らないんです】


「で?」

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