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書き溜めはしていますが、更新ペースは遅いと思われますが気ままに見ていってください。

 朝十時十分前とある格納庫付近

「現在格納庫前周辺に敵影無しこれより格納庫エリアに侵入し作業にかかるオーバー、、、」

 スパン!!

 と頭を叩かれるバカ一名気絶



 ・・・


 はんにんは、たいs、



「おまえ。なにあそんでるんだい?」


「えっ?いたんですか?」


「あぁいたよ。お前の頭今たたいたの俺だぞ。何してんだよ。」


「えっ。なにも」



「はー。こいつ頭打ってんじゃね?いやもうすで、記憶なかったな」


「大佐、何も頭叩かなくてもいいんじゃありませんか?」


「お前が、悪ふざけしたから悪い。ほれ入るぞ」


 。。。


 ・・・


 昨日こんなにゴチャゴチャした格納庫だったかな?


 物が散乱してる


 今から出発するのにいいのかな?このままで?


「お前昨日来てから片づけないで帰宅したのか?」


「そんなわけないですよ。弾薬とかそもそもこんなところに乱雑においてなんかいませn」


 ん?上からクレーン?


 あぁ。ああやってクレーンで直接弾薬つかんで中に運び入れていたんだね


 ん?クレーン?


「クレーンいつからあったの?大佐何か知ってます?」


「知るか俺ですら今日初めて入ったんだぞ。前はちょっと覗いてすぐ帰ったんだから。まぁいいすぐに飛びたてるんだよな。俺今日この後始末書書きに事務所戻らんとだめだから早くして」


「大佐、始末書まだ書いてなかったんですね。それと早く出発しろと?」


「そうだ。早く出発してくれ、そして見送りが済んだら俺は少将のところに始末書提出してくるんだからな」


 何か始末書の提出先増えてない?


「まぁいいですけどね。艦橋行ってきます。いけそうであれば電話しますね」


「おう、行ってこい、行ってこい」


「では行ってきます」


 ・・・


 まだエレベーターが使えるからましだよな、階段とかだったらなえるな。したからだと艦橋まで24階とか階段使いたくねぇな、ほんとに



「クロ!発進シークエンス最終段階入ってくれ、発進まであとどのくらいで行ける?」


【最終チェックまで残り15分】


 このまま直接空に上がるのは怒られるな、確実に。注水して海から出るか。あと忘れ物はない、よな。まぁ何かあったら、そん時の俺が何とかするだろ


「機関始動、補助エンジン起動、メインエンジン点火まで残り何秒か?」


【機関始動開始...

 補助エンジン始動......メインエンジン点火まで残り10分、緊急ブースター点火すればメインエンジン点火まで10秒で行けますが?どうしますか?】


「しなくていい、通常の点火で実行しろ、それとメインエンジン点火は待て、エンジン点火は格納庫を出てからだ」


【了解】


「通信開け、外にいる大佐と話がしたい」


【了解...通信どうぞ】

 早いなさすがだ

「大佐、発進準備完了、10分後に道路側格納庫を閉鎖、海側の格納シャッター開き注水開始後海側から発進開始します。どうぞ」


「了解した。すでに海側の展望エリアにいるから好きに発進せよ。気を付けて行って来いよ。次帰ってきたときは酒を奢って冒険談を聞かせろよ」


「了解、格納庫シャッター閉鎖、注水始め!」


【注水開放!あと2分で海面と同じ高さになります】


「了解した。副長、管制指令室に発進シークエンスに入ったことを知らせて指示をもらえ、発進するので許可を取れ。」


【副長了解...こちら超弩級戦艦級 戦艦蒼、副長のダブルクロスナイン、発進準備をただいま開始、現在格納庫エリアに注水を開始して1分後に外装衝撃ダンパーをホールドします。どうぞ】


「こちら管制室、Bアラン大尉、発進準備了解艦籍コード送れ」


【了解しました。艦籍番号です。{GAT-X9-X9000}】


「出航の目的は?」


「こちら艦長、探査班に所属している。あとは言わなくていいな?いう必要があればいうぞ」


「では、言ってくれ」


「こちらは、特殊特務大隊所属 特殊特務大隊大隊長 兼務 特殊特務大隊第七大隊長大隊長 兼務 戦艦『蒼』艦長 兼務 艦隊総司令官 階級は元帥だ、これより特殊任務である探索に入る、出航手続きを開始せよ。繰り返す。こちらは、特殊特務大隊所属 特殊特務大隊大隊長 兼務 特殊特務大隊第七大隊長大隊長 兼務 戦艦『蒼』艦長 兼務 艦隊総司令官 階級は元帥だ、これより特殊任務である探索に入る、出航手続きを開始せよ。。。もう一度繰り返すか?」


「。。。。。。。もういい、出航許可、良い船旅を艦長、オーバー」


「出航許可了解。ありがとう大尉。通信終了、オーバー。」


「副長、注水完了したら外装衝撃ダンパー出力30%でホールド」


【艦内、気密隔壁及び水密隔壁、全閉鎖を確認。生命維持装置正常稼働。CICオンライン。武器システムオンライン。FCS(射撃統制)オンライン主動力エンジン最終チェック完了。システムオールグリーン。各部チェック完了。戦艦蒼のシステム正常にオンライン!発進準備完了!いつでも行けます!】


「メインゲート開放」


【メインゲート開放】


「拘束アーム、全解除、機関出力20%、前進微速」


【拘束アーム、全解除確認、機関出力20%、前進微速】

 ゆっくりと船が進む。進む?

「なぁ相棒?」


【なんだ相棒】


「なんで前進で海上側に進むんだ?」


【なんでも何もこの艦の艦首は海側だぞ】


「...そうか。了解した」


「水路離脱後、メインエンジン点火、機関最大!」


【メインエンジン点火まで残り20秒】


【...10秒前.9.8.7.6.5】


「エンジン点火3秒後に浮上」


【4.3.2.1。】


「メインエンジン点火!!」


【メインエンジン点火!】


 ...



「離水上昇!戦艦『蒼』発進!」


【離水上昇!戦艦『蒼』発進!】



 海中から現れる戦艦『蒼』の全体像、それはどこか黒色をベースとした濃い青色の船体に武装関係は少ないものの威圧感はどことなく圧迫感を醸し出し、それでいて尚、美しい戦艦のボディラインを海水をも巻き込んでいき、空に上がった艦から滑り落ちる水滴はダイヤモンドダストのように、キラキラと太陽の光によって反射する。その光景を遠くの展望テラスから見守る一人の男。酒の入ったスキットルを持って何かを叫んでいる。


「さぁ飛んでくぞ、()()、お前の弟分がこの星から飛んでいく景色を酒を飲みながら見ていくと感慨深いな。お前にも見せてやりたかったよ。今どこにいるんだよ、親友。仕事を紹介しはしたが、連絡がつかないとは思いもしなかった。お前ら家族はいつも俺を笑わせてくれたがお前の弟分は特に俺を存分に楽しませてくれたよ、ヨウヘイ、お前が今どこにいようと弟分は今飛び立った、この広い宇宙にたった一人で行かせた。恨むなら俺だけにしろ、お前がいないからすべて俺一人でやったんだ、文句があるなら、お前も早く帰って来て、手伝えばよかったんだから、怒るなよ! そして智也!一人で行かせてすまん。本当は俺も行きたかったがお前だけ行け、約束はいつの日か果たしてもらうからな、それまでは楽しんで、行ってこいどこまでもこの世界の最果てで智也の本当の過去を知ってこい!!俺はお前が帰るその日までここを動かないからな、気を付けてな行ってこい!!」




 俺は展望台のあるエリアを高解像度映像で見ながら大佐に敬礼していた


 何か言っているようだが音声を拾うのは無粋な気がして音声は一切拾っていない


 もう間もなく宇宙だ。現在傾斜角度もそれなりに上がっている、シートの中に来るGに耐えていれば突然やってくる軽い浮遊感、そこが宇宙の始まりだと分かった瞬間


「ただいま、僕のふるさと」


 俺はそんなふうに独り言を言った。俺の記憶は無い。だが、この宇宙を、星の海を進む感覚を俺は持っている。だからこそ思うんだ。この一言が、今自分にしっくりくる言葉だから。




 ただいま、そしておかえり僕の.........


















 さぁ、気持ちを切り替えろ。感傷に浸るのは俺だ。

 この宙域は早々に別れを告げて次の空間へジャンプしよう、目的地は当面銀河の端を目指して


「クロ、目的地は銀河の端、この銀河の端までできるだけ長距離ジャンプしよう」


【了解。ワープ準備に入る。そのままシートに座っていてくれ、20秒でワープする。当該目標計算中、計算完了、最長距離まで20光年の距離。いつでもワープできる、指示を】


「了解。ワープ開始」


【ワープ開始!】

誤字脱字、もし見つかれば報告、よろしくお願いします。

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