48 外伝3-1
誤字脱字、もし見つかれば報告、よろしくお願いします。
ミッドガルツ周辺宙域での調査期間6日目の一コマ
「そういや、可変戦闘機って人型ロボットにでもなるの?」
「・・・何をいってるんだ?いきなり」
「ナジェたちが来た時に俺に可変戦闘機をプレゼントする的なこと言ってたじゃんか」
「あぁ、それね。確かに可変戦闘機と言えば人型モードが定番に近いけど、どちらかというと長期間滞在できる仕様設計かちょっと装備をゴテゴテにしたカスタムタイプに変更できる航空機仕様ってとこだな」
「なんだそれ?」
ナジェ、意味が分からんのだが説明を・・・ラスがするのか?
「まぁ、キャンピングカーか戦闘時の砲台とかミサイル発射管とかを大量増設した戦闘機仕様にカスタマイズすることができるんだよ。そして、隊長のはまだ何も触っていない真っ白な可変戦闘機ってことで好きにカスタマイズができるということさ」
「可変機タイプの変形とかできないの?」
「隊長。アニメの見過ぎ。それ、いまやっている、絶・カージャクソンってアニメに出てくるやつでしょ。効率と実際の諸経費考えたら使いどころが限られるでしょ」
「実用化しない?」
「可変タイプはさすがに無理があると思いますよ」
「なんで、エイミーちゃん?」
エイミ-ちゃんが話題に珍しく入ってきた。
「だって、可変戦闘機の設計から製作まで私が担当していてゼルセルタ航空宇宙軍に特許登録している特殊戦闘機扱いですよ」
「マジで?」
「ハイ!」
「パイロットじゃなかったの?」
「そりゃ、パイロットでもありますけど、パーツを自作で作っていく内にパーツの保管庫とか製作スペースとかほしいじゃないですか。それに私たち放浪民族のせいでとどまったとこにいることがなかなかできないし、だったら私が専用スペースを拵えればいいじゃない。という結論に達したわけです」
「なかなか、ありえない動機だったな。じゃぁ、頼めば人型もできる?」
「無理に近いですよ」
「なんで?」
「戦闘機はある程度どこをいじれば大丈夫かはわかりますが、人型は、人体と一緒なんですよ。アニメとか漫画とかとは違います。ただし、時間と予算が豊富でそして失敗してもよければ私は挑戦したいですね」
「了解、じゃぁ、お願い。あと人手が欲しければ艦にいるメンバーに事情を話せば誰かしらは行けると思うから声をかけてみると言い。」
「わかりました。部屋、余っているので格納庫に近い部屋で実験を開始しますね」
「よろしく」
すげぇな。こんなにすんなり、実験に着手してくれるとは優秀だなエイミ-は
「そりゃ、優秀じゃなけりゃ俺たちと行動を共には出来ないって」
「そうだぞ、ナジェとは8歳も年が離れているからしっかり者に育ったのかもしれないが、優秀であることに変わりはないのだからな」
「わかった、わかった」
まったく、優秀すぎるやつは扱いに困ると言えば困るが、俺が無茶を言ってるのが分かっているから応援することしかできないけど、頑張れ、エイミー
「ハイ!頑張ってみますね」
唐突な外伝を入れてしまいました。が、本文に登場するかはエイミーちゃんの研究がうまくいかないと分からないです。