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誤字脱字、もし見つかれば報告、よろしくお願いします。
ジェネックジェネレーター研究成果と成功事例に基づく報告書の別紙参照資料(ZEPQ1386)となります。
「の、一部をようやく発見できた。」
原子力発電機関を縮小した、小型原子炉大容・・機、・・。
「いきなり虫食い資料に出くわした。これによると、原子炉発電の小型版ということか。フムフム。続きはっと、・・・これだな。」
但し、原子力発電のメリットは大容量充電ができる点ですが、デメリットとしては廃棄物並びに放射能を出すといったことです。そのため、固定型発電機としては可能ですが、戦闘などの危険な場所での運用には環境汚染が深刻なことになることが大きな問題となります。
本研究成果によっては、すべての発電機を総入れ替えで用いるために実用化された。ということが目的ではありません。火力、水力、風力、原子力。これに代わる発電機としての研究ではなく、末席に追加される項目としてみていただきたいと思います。
では、ジェネックジェネレーターとは、どういうメリットがあり、デメリットがあるかをご説明させていただきます。
・メリット
まず最初に、・・・要な物はありません。最初から発・しており、止め・ことができないものと思って・・・・。
半永久・・稼働できる・・・メリットが・・ます。
破損しても自動修復するので整備についての特殊さはありません。
「何だこれ?虫食いももう少しわかりやすい所を食べてくれ。最初に、必要なかな?次は内容から、発電だし、止める、だろうな。最後はわからんが、止まらん的なことを言っているんだろうな。次は、半永久的に稼働できるメリット、できるとメリットの間が分からんな。それと、最後の一文は読めるな。デメリットはどうなんだろうな?」
・デメリット
故意の破壊工作は一切・・・・ん。
出・・を・じることは出・・せん。
・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
以上です。
「あとは、ほとんどが虫食いの餌食でよくわからんな。仕方ないか。ジェネックジェネレーター搭載型ラジェソード切れ味的に使えはするが、根本的なところの解析は終わらなかったのでとりあえず武器に埋め込みましたってとこかな」
雑ッ!
何だろう。もう少し生活に寄り添ったものとか選んでよ。
はぁ~。もういいや、あとのことは炭酸ゼリーを飲みながら、考えよ~。
「隊長、緊急信号です!」
フェルさんか、なんだろ?
「どうした?」
「遭難信号を受信しました。内容は、発電機故障で身動きの取れないことと重軽傷が多少いるとのことです。」
確かに緊急だな
「わかった。救助しに行くぞ。とりあえず最寄りの港に曳航すればいいだろ。あと、今から向かうと伝えてくれ」
「了解です、周辺宙域に救助可能な船の類も見られなそうなので3時間後に着くことも通信します」
けが人か病人かはわからんが締めてかからないと危険だな
「たのんだ。戦艦蒼乗組員に連絡する。我々はこれよりワープでの移動を一時中断し救難活動に従事する。各員救難活動のプロフェッショナルの指示に従い準備せよ、救難活動と並行して船を最寄りの港まで曳航るための作業も行う航空機隊は現場に急行可能な限りの情報を伝えろ、それと同時に周辺宙域での警戒網も敷け」
「こちらDr.ナグタ医師として向こうの船に乗り込みトリアージを行う。必要な医薬品の準備を頼む」
「こちら艦長、Drと一緒にいく物は疫病関連だと厄介だから一応確認が取れるまでは防護スーツを必ず着用してから向かうこと。それと、搭乗口ゲートは一時的に対疫病関連の対策エリアを設置して病原菌をこちらに感染させないように取り計らえ。何があるかわからんからな」
「了解!」
「こちら航空隊サクシェラス先行して船の様子を見てきます」
おぉ~久しぶりに会った気分だよ。今回の探索一番大変そうだったようだしあとでねぎらっておこう
「了解。気を付けてな!」
「ありがとうございます」
「航空隊、発進を許可!」
「了解、航空隊ラス隊長!」
「ラスです、どうぞ」
フェルさんだったけな
「今回の任務は主に二つ。一つ目は船の状況をこちらに知らせること。二つ目は周辺宙域の警戒をお願い致します」
「ラス、了解」
「それでは、航空隊へ発進準備願います。」
「準備完了。発進許可を」
「承諾。発艦!」
「サクシェラス・エンバスク中尉、発艦します。」
「続いて、ナジェ君発艦どうぞ」
「・・・ナジェロ・ギロイ・コナミュッシュ少尉発艦します」
おれ、ナジェ君って呼ばれてるんだ?
「エイミー!発艦どうぞ!」
「エイミー・ハスラス・コナミュッシュ軍曹、発艦します!行ってきます、お姉ちゃん!」
!!
((((((お姉ちゃんだといつの間に!?))))))
「何ですか皆さん?そんな驚いた顔して?もう、皆さん順次発艦お願いしますね」
「「りょ、了解」「ら、らじゃー」」
---次回へ続く
----ちなみにゼス惑星へのお迎えに向かったのは誰だったかというと、、、、
「隊長!お迎えに上がりましたよ!!」
見上げると小型機のドアを大きく開けてこちらに顔を出しているクライセン姉妹が下りてきた。
「お久しぶりです!隊長。それと、おかえりなさい!お姉ちゃんが早く乗ってほしいそうなので行きましょう!」
妹のティアちゃんか。そういえば最近見ないと思っていたけど、各班で人数の足りない部署に研修名目で応援に行かせてたな、姉妹一緒にして送り出すから見かけなかったんだな。
「ただいま。久しぶり~。小型機に今乗るよ。二人とも会うのひさしぶりな気がするんだけど?」
「はは、こないだ隊長がゼス惑星に降下するときは勤務時間が12時間逆転してて、そのあと女子会してたら通信の時もろくに顔出せないくらい盛り上がっちゃってましたからね」
「ティアは相変わらず恋愛ネタ大好きだからね~」
「もう、お姉ちゃん!!」
「「ハッハッハッハ」」
「もう、二人して笑わないでくださいよ!!」
「ごめんごめん。」
「そんなに怒らないの。それと、隊長。もうすぐ着くので降りる準備をお願いしますね」
「わかった。ありがとう。それとレティ、ティア。二人ともお迎えありがとう。」
「「どういたしまして!」」
「こちら、フェルです」
「レティです。どうぞ」
「着艦許可します。B格納庫から侵入お願いします」
「了解しました!」
「艦長、無事なご帰還ここらからお慶び申し上げます。」
「だ、誰?」
「いやだな、艦長、私です、アイですよ!!」
「さっきまでフェルさんじゃなかった?」
「代わってもらったんですーーー。わるいですかー」
「悪るかないよ。それと」
「おかえりなさい!!」
「!!
先に言われたか。
ただいま。」
ただいま。みんな。
おかえり。
[To Be Continued]
次回、第五章