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誤字脱字、もし見つかれば報告、よろしくお願いします。

ココはどこだ?



蒼の艦橋ではないな。黒の光沢を持つ高級感あふれる艦橋、それが俺の艦の艦橋の色だ。


だが、ここは、クリーム色のうっすらと紫がかっている天井に、コンソール(操作卓)はクリーム色の青色だ。そして、ディスプレイは宙に浮いている。蒼の艦橋には、天井を斜めにして、画面を前面に張りつけている仕様にしていたから、ここは明らかに違う。





戦艦蒼の艦橋はどちらかと言えば、横に長く、大きい部屋(まさしく船の操舵室)に各部署の担当を配置しているのに、こちらは、縦長の長方形だな(飛行機のように長細い)。そして俺は現在、正面を向いている。先頭に操縦席、右側にソナー、その右側に武器管制システムの席なんだろうか?トリガーやミサイル用のスイッチがたくさん並んでいる。そして向かって左側に通信士用の席だろう。その左側に、コンソールと椅子のみがあってたぶん補助席なんだろう。


そして正面を向いている俺の目の前に椅子が一つ、正面の階段を二つ降りた場所にも席がある。


どちらかというと先頭に近いほうが艦長席のような気がする。じゃあ、この俺の前にある椅子は?と聞かれればたぶん、VIP、賓客席に近いものだろう。




というか、俺は、何をしていたんだっけな。









確か、、、、、、?






あれ?








俺は、確か、確か、たしk





そうだ、艦のバルブキャップ交換のお手伝いを頼まれていたんだよな。







ん?誰に頼まれたんだっけ?



ていうか、なんで船外活動してるんだ?そんな用事クロに頼めばいいじゃん。













「DF01、次は2-4のバルブキャップの交換をお願いしますね。」



「あぁ、わかった」








はっ?何言ってるんだよ!








「P3こちらDF01、2-4のバルブキャップ交換完了。」


「P3了解。これより超光速ワープの準備に入ります」


「DF了解」




P3?DF01?2-4?なんだそれ?知らないぞそんな名称使っている奴、ていうかお前誰だよ!?



「DF01帰投した」


「P3了解、マルチ012から連絡有」


「ジェネックジェネレーターの起動準備に入れ、これより、超光速ワープに入る。マルチ012については、デバイスに送れ」


「P3了解」




ジェネックジェネレーター!なんだよそれ!ゼス惑星の文明で開発されていたんじゃないのかよ!





「こちら、マルチ012。デルタフォースゼロワン応答されたし」


「DF、聞こえている。マルチ続けろ」


「ジェネックジェネレーターをタラウォンク星雲の中心に位置する文明惑星に教えてきた。ちゃんとした宇宙港を持っていた惑星だったぞ。どうぞ」


「DF了解、現在こちらは、P3に救援要請を受けていたため同行しているので、帰りはあとAT**時間かかりそうだ」


「マルチ了解。33-43TA。着いたら、連絡しろ。迎えに行く」



「DF了解。後を頼む」


「マルチ了解。幸運を祈る」



「パルス、出せ」


「Pulse3、roger」




何なんだよ、一体、、、うう~。頭が、、痛い。か、っからd、体が、ひきのばされてい・・・・・






















#俺は、今何を見ていたんだ?







・お前は今、記憶消失なんだろ。







#そうだが、さっきのは昔の、ッ!?





・早まるな。今思い出そうとするとすべてを忘れるぞ。






#どうすればいいんだ?








・お前の祖父母が知っている。会いに行け。お前ならそこで真実と出会える。








#記憶が戻るのか?










・戻し方くらい簡単だ。Memory Load


そういって、パスワードを言えば記憶が無くなる前の分は戻る


但し、先に、Memory storageを行えよ。じゃないと、記憶を戻しても、その間の誤差で戸惑うぞ。








#パスワードは?




・分からん。最後に設定したのは直近のお前だろ。俺にはわからん。









#お前の時のパスワードは?







・「‘*+*?><!”#$’(&%$)‘* だ。」






#は?







・「‘*+*?><!”#$’(&%$)‘* だ!」





#何言ってるか、わからんぞ。




・今この言語が分からないら仕方がない。いずれ、思い出すか、ヒントがどこかに眠っているはずだ。それを探せ





#探せと言われても、








・祖父母に会え!道順は示してくれる。











#分かった。














・祖父母に会う。それだけをしっかり覚えておけよ。それ以外は今から忘れると思うけど。気に病むな。










#どういうことだよ、それは











・「...き...。」








#は?なんて?







・「...にや..よ。」





#なんて?







・「だか...、・・・・・・・・・」







ザザザザッ





#頭が、割れそうだ。い、痛い!なんなんだよ。


















#####~~~####










まぶしいな。




今日も晴か。





・・・・





目を開けると、青空が俺の正面に見えていた。


俺の手には、ラジェソードがあった。




フフフ、回収機能素晴らしいじゃないか。使いどころないと言ってしまって申し訳なかった。


さてと、今の現状を確認すると俺は、寝転んでいる。



そして・・・・・周りは、メインサーバールームのあった場所以外が、吹き飛んでいて、すべてが更地になっている。見覚えのある海が見える、つい先ほどガルスモ帝国の奴らにうつぶせになれと強要された場所に近いようだ。




みんなはどこに行ったのやら?













俺は、次にどこに行こうかな・・・・祖父母?








なんで、祖父母のことを思ったのだろうか?顔も名前も思い出せないのに。

















「隊長!やっと、つながりましたね!」


「ん?お前ら、どこにいるんだよ。置いていくとかひどくねぇか。」



「さーせん。今、小型機そちらに送ったので乗ってきてください。」



「了解。後、次の進路をエルフリーデン星系、ノルトキツキアにしておいてくれ」


「了解!」





















にしても、なんで祖父母のとこに向かうんだろう?

・・・・~~~・・・・

さすがに記憶の不備があると意識の表層に上がってこれるもんなんだな。


だけど、無理をしてはダメなようだ。



無理をすると、俺自身にも影響があるとは、あの日少将が言っていた“迎撃目標”あれを思い出さないことにはどうにもできないいだろうしな。



まぁ、こんだけ俺の意識も上がってきているんだ。俺もしっかりと情報収集しないとな。




はぁ~。めんどくせ。あいつに記憶の更新の仕方も教えれなかったな。次の時に教えよう。


教える時がくればいいけど。

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