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誤字脱字、もし見つかれば報告、よろしくお願いします。
「船。皆さんは船の自動化はどれくらいが出来て当然だと思いますか?
航行中の操舵?
岸に寄せる時?
全てを自動で行える?
それでは人は必要ですか?
もちろん必要です。なぜって?当たり前です。事故が起きないように自動運転でも対処は出来るでしょうが、不足の事態に陥った時、自動化プログラムでは対処ができなかったり、電源が落ちれば対処できないからです。もちろんそういう場合の対処はしていますが。
そこで皆様に、このAIプログラムをご紹介したいと思います!
AI、なんだそれは?
うんうん。わかります。わかります。何それってやつですよね。ご安心ください。
我々PGcK社がご案内するAIプログラムはどの製品にも対応した分離独立型の端末で操作が可能に、そして注目は全てのことに言われた通り対処するだけではなく、自分で情報収集を行い、予測し検証をして最適解を行い自動で操作が可能になりました。もちろんセーフティーモードもあり船や車飛行機などの操縦の補佐並びに運転も行えるほどの技術も持っています。既に実地試験と実証試験共にクリアをしている製品です。
そして注目は船ですね!ご存知の通りここはあらゆる船の造船所としても有名な場所、全ての船に対しAIプログラムを設置していただければ港の進入岸への接岸なども自動プログラムを用いて行うことが可能であります。
そしてつい最近時間研究所から発表されたワープ航法装置の新型機はな、なんと!今まで星系の端から端まで通常空間で一年の距離をワープ技術を用いたとしても最短でも半年しか縮められなかったものが30日という短い期間で移動できるようになりました。
そしてワープ技術の進化の理由がまさに、PGcK社が開発したAIプログラムが使用されていることです。これによりワープ技術の基盤となる航法装置のみでは実現しなかった時間短縮を手助けできるようにした形であります。もちろんワープのみにAIを使うだけではあまりにも勿体なさすぎることとAIを用いた数学的プログラム制御を用いてのワープ技術の逐次改良を常に行えることも強みになります。
それに伴い、ワープ航法装置を搭載する全船は当社が考案したAIプログラム装置を搭載することでより安全でより快適な航行ができる最善策だと思われます。
是非とも全船に搭載の義務化の検討をお願いいたします。」
「ハァ〜。以上で終わりか?」
「もちろんですが、まだ喋らせていただけるのでしたら、まだまだいけますが?」
「もういい。危険は無いのだな?例えば今回は船関係でAI導入の検討を行なってはいるが、それ以外でも活用の見込みはあるということなのだな?例えば」
「乗り物から家、生産関係の自動化などどれにでも適用は出来ますが戦争などについては何重のプロテクトセーフティーを用いますが・・・・・・・・・」
何だこれは?あと2時間弱だったから、AIの導入に関しての歴史というゼス公国の教育番組を見ていたが、最初の部分はCMのようだったがだんだんプレゼンテーションの内容になるというグダグダな内容で20分くらい寝てた。起きた、、、大音量のエンディングテーマが流れたため起きた。が正しい。
この星の居るための残り時間まであと、30分を切ったようだ。
ちなみに、時間研究所の爆発の原因が俺にあるというハイネ達の意見だったが、実際の所違うようだ。
俺の手のひらサイズのサイコロ型デバイスを起動させると元居た時間にジャンプするというゼス惑星でもさらに古代の科学文明で未来に送り出してくれるらしい。普通そんなに昔の技術はわからない文字とかで解読できないと思われていたんだけど、どうやら、その言語を使い続けているのが、なんとドラゴンたちだったらしい。だから、解読できて実証実験を行ったら、時間研究所で事故が起きたらしい。原因は出力系の異常だということが分かったらしい。ちなみに、今手に持っているサイコロ型のデバイスは1回使えば二度と発動しないらしい。謎テクノロジーらしい。量産はできるけど、繰り返し使用ができない素材らしい。そのせいでゼス惑星の資源が枯渇しそうになって、急遽ハイネのような研究者を招いて、資源増殖プログラムを急がせたのが事の発端だったらしい。
それで、あんな事故になるとは、ツイテない。
残り、14分。さぁ起動しよう。
デバイス起動に15分かかり、登録認証された人物だけが行き来できるように調節された、デバイスを今起動した。
・・・・・
起動後、14分と24秒
「おい!そこの屑!うつぶせになって、両手を頭の後ろに組め!」
「!?一体何なんだよ!」
「聞こえなかったのか?我々、ガルスモ帝国がこの星をたった今占領したのだ。貴様は最初の捕虜だ!命令に従え!」
起動後、14分と40秒
「わかった。うつぶせになる。」
「ゆっくりとだぞ。変なことをすれば銃で撃つからな!」
「わかった。十秒かけてゆっくりとやる。」
「カウントダウンは俺がしてやる」
残り12秒
「頼む。」
11
「それじゃぁ行くぞ。」
10
「あぁ」
9
「1」
8
「2」
7
「3」
6
「4」
5
「5」
4
「6」
3
「7」
2
「8」
1
「9」
1.95秒
「さらば!」
「オイ!何のこt」
ビカッ!!!っと周りが一瞬にして真っ白になった。ピカじゃないのは少し離れたところで爆発音がしたからだ。光ったのと同時だったせいでそう聞こえたのだろう。
俺は、ちゃんと帰ってこれたのだろうか?