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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。

 

「はぁ?うさぎさんのおうち~!?」


「あまり大声で言うなよ。抑えろ、そのだな、いかがわしいお店の名前に聞こえるが、違うんだ。うさぎさんや猫さん。お犬様がいるモフモフカフェにオジサンたちが突撃をかましていてな。現在この会議に居なければならない20名近くのメンツがカフェに行ってしまっていてな。




 ココだけの話、女性陣としてはいかがわしいお店に行っていると思っているようだが、店内の男女比は1:9という圧倒的女性陣の多さが凄い中でモフモフという魔の力に取りつかれたんだよ。



 最近、精神的に不安定になるものや、戦争での武力衝突でノイローゼ意味になるものがかなりいたから、ドラゴンたちの精神もかなり不安定になっていたらしく、エルフ族以外にも怪しくなっている者たちが、どういう形でアフターケアをしているのか気になったらしくてな、どういうケアをしているのか一緒に行ったらしい」


「で、一緒に行ったらドはまりしたと」


 そこで彼らが取りつかれるようにモフモフ天国に行っていると・・・・。仕事にならねぇじゃねか。会議、始まらないじゃないか。


「すまんな。あいつらもここ最近の重責に、知り合いの死がまた増えたことで精神的に参っているらしくてな。戦争が終わる、これで誰も死なない平和な世界ができると思っていた最後の作戦でかなりの損害が出た。それが最後の精神的支柱を折っちゃったらしくてな」


「すいまs」


 謝ろうとしたが、その時肩を叩かれて言葉が止まった。そして振り返った時、柔らかな笑みを携えて現れたのは、待ち焦がれていた20名の重役出勤者たちが勢ぞろいしていた。


「よっ!待たせた。そしてお帰り。無事に帰ってこれてよかったよ。国外退去とその後の帰還までの遠回り、ご苦労様。


 さぁ始めようか。これからの全生命体の運命を担った者たちが結集した会議を・・・・」


 こうして、未来に向けて戦争を無くすための会議が幕を開けた。これから行われる会議に紛糾するのか、すんなり決まるのか、今の俺にはまったくもって、未知の世界だった。




「そう、思っていたんだけどな」





 ”ふざけるな!この国境線は我々のものだ!勝手に我々の宙域を変更するな!”


「とか、いうと思っていたのに・・・」



「では、こちらの領域は境界線で国境にしましょう。それと領域と領域には空間ができますが、そこは誰の管理もしないというのではなく、共通の管理として、共同でやりましょう」


「それと各軍事力はすべてひとまとめにするという話は理解しましたが、こういうといい加減だとか言われそうですが、いっそのこと警察と消防もすべてくっ付けて管理しませんか?そうすれば、彼らの給料は国が払うのではなく、共同経営資産として管理できます」


「ですが、それでは・・・いえ、一つの案として候補に入れましょう。そして話し合いで決めましょう」


「ですが、警察消防など法的執行官も一括りにする案は大変良いと私は考えますよ。だって、考えてみて下さい。


 大規模な災害が起こった時に近くにいる者や離れた同じ惑星に居る者たち以外の星の者たちからの救援要請が可能になったり、逃亡者や犯罪を犯した者が、違う惑星に行って違う犯罪を犯したり罪に問われることが無いというのはいけない。だが、それを行いたいのなら今ここで決めることが多数あるのに、さらに数を増やすということに他ならない。それでもいいですかと聞いているようなものです。




 私は、賛成です」


 そういう考えを持つことも大事だし、あとは覚悟の問題でもあるのか。


「だが、一括りにまとめるとなると、通報窓口は?一括にするのか?それとも各惑星事に通報窓口を作るのか?それ以外の場所・・・・さっき確認した空白地帯に逃げ込まれたときの対応は?それを決めなければ」



「まず、第一にすべてを統合すると仮定した場合、警察も消防も今まで通りの官舎を使用して業務を行います。ですが、中の職員は全て共通の職員。人員不足解消も含めて警察・消防・軍のすべてから選抜されること。一応希望通りの職務に付けるように振り分けは行われるが、事務作業は希望がない限り、数年の期間で勤務したのち移動が行われる。そして、現場の職員は全てに免許を発行。資格試験と思ってもらっても構いません。現場に出れる資格ともいえますからやる気くらい出るでしょう。ですが、資格には特殊な資格も用意しましょう」


「特殊な資格?」


「民間にはフロンティア精神バリバリの冒険家が多数います。彼らは細々と戦争や戦闘から遠く離れた場所にある生命が生きれる居住可能惑星を常に探しています。そんな彼らがまた他国、敵性国家に情報を教えてしまえばまた新たな火種になる可能性も十分に考えられます。そこで、+++を設立しませんか」



 ん?なんだ?



「おい、現地語が入ってるぞ」


「!? あぁ、すまない。我々も惑星探索のスペシャリストを作ろうと思う。それが、探索部隊だな。各星系には今もたくさんの居住可能な惑星が発見されている。




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