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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。

 

「み、見つけました!壁にカメラが!」

「こちらには対人地雷が」

「落とし穴発見!」

「毒?なんでこんな発見しやすい場所に?あっ警報アラームがその先に設置されてますね」



 ほれ見ろ罠だらけじゃないか。この下水道から抜け道を作っているんだから危険な場所にして敵兵に入られないようにするのは通りにがなってはいるが、さてさてどうするべきか・・・・。


 ん?この壁の下の方だけ色が違う気がするな。


「ちょっとだけこの壁調べてくれないか?」


「おう、待ってろちょ」




 ・・・・・ちょ?


「気にするな。噛んだだけだ。待ってろよって言おうとしたんだ。それとご期待通り壁に偽装していた通気口だ。そしてこれなら匍匐で行けばなんとかなるかもしれないな。ちょっと隊長を呼んで来る」



 戦闘工兵のおっさんは少し手前で作業の指示を出している体調の元に小走りに駆け寄って行った。

 それにしてもこんな偽装壁に通気口を取り付けるとはな。匍匐前進すれば問題なく通り抜けられる。それはそうだけど、ここ埃だらけだぞ。はぁ行くか。





 その後準備をしっかりと行い、逸れた時の対応なんかを取り決めて基地に侵入を開始した。


 この部隊には戦闘工兵が4人もいる。

 隊長とスナイパー。衛生兵と偵察兵。それ以外が工兵4人という特殊な編成だが、今はこれが1番だと隊長が言っていたからもう任せた。


 それから面白い話を聞いた。アサシンだ。

 アサシンというのは暗殺者という職業でも刺客という意味でもないらしい。



 不思議だよね?

 彼らの国で運用されていた特殊な宇宙船に隠密巡洋艦という隠れて行動する巡洋艦がいたんだとさ。その船の名前が“アサシン”隠れて敵を撃墜するものという願いを込めて付けられた名前だったが、これには続きがあったらしい。



 当時は周りも撃墜数のカウントをかなり稼いでいたのだが、この艦と乗組員たちはそれ以上のカウントを稼いでしまい、彼らが来たら戦果を取られる。取りすぎて後方に送られたのにそれでも戦果を上げた船舶に皆は諦めある称号を与えた。



『“最多撃滅数:アサシン”』


 この賞を受賞すると敵から最も狙われやすくはなるが、さらなる撃墜数を追加するとさらに名誉な称号を与えられる。


『“撃滅王:アサシンの再来”』


 最多撃墜数を2度受賞すると撃滅王:アサシンの再来がもらえる。この称号は別名自殺志願者の証と言われるほど危険極まりない称号だった。





 アサシンという名で最も敵を殺したということで、軍人でも最もキル数を獲得したものに与えられる異名としてアサシンという名は名誉だということらしい。何言ってるのかわからんが、事実彼らの中にも実際アサシンという称号を持つ者が多数存在していて、アサシン部隊というメンバー構成部隊も存在したらしい。


 だが、それは敵にとって最も最初に撃墜したい目印にもなってしまった。今生き残っているアサシンは数えるほど。50人もいないそうだ。


「アサシンの称号は今も英雄視されてはいますが、もらったものからすれば、これは敵に目を付けられやすい異名共言えますからね。お気を付けを」





 お気を付けをって言われてもな。ともかく今は攻略攻略。アサシンは敵側にも知られていると考えて何かあった時は彼らが対処するだろ。・・・・たぶん。





 その後彼らと共にさらに奥へと進んでいった。

 匍匐前進でだけど・・・・。





「敵襲!」





 ははは・・・・。俺は一切悪くない。そう偶々トイレの上に配管が通ていたらしくその上を大人がゾロゾロと匍匐しながら前進すればそりゃそうなるだろうな。



 まぁ想像つくだろうが、トイレの個室の上から落ちたのだ。それも他のメンツは落ちないように必死にしがみついていたが、あきらめたものから落ちていった。



 そしてトイレ中の連中が居たのにその上に落ちたので押し潰すし、それでバレた。そのせいで現在かくれんぼ+追いかけっこの様相を呈しているのでした。



「そっちに行ったぞ!」

「違う!そっちにはすでにいないぞ!探せ探せ!」

「ギャーー!」


 今この基地に居るすべての兵士たちは混乱しすぎて暴走状態になっているな。


「隊長にレイさん。もうすでに楽しんでるでしょ?今うちの隊員たちが敵を混乱の渦に陥れているんだけど、さらにそれを高みの見物ばりに屋根の上で眺めるのはどうかと思いますよ。今の現状お分かりでしょ?」


 彼は副隊長の代わりにこの部隊の指揮をやらされている3番さんだそうだ。なぜ3番なのか聞いてみたら、いろいろあったそうだ。名前も3番でいいと言われた。いいのかそれで?



「おー、3番。こっちも内部情報を抜き取ってるところだ」

「隊長さん。嘘はいけませんよ?それしてるの僕なので」


「隊長はいいとしてもレイさんは本当に情報を抜き取る仕事で来てたんですか?」


 疑わしいまなざしを向けないでもらいたい。それに現在の状況をよく考えてほしい。敵拠点に潜入するだけのお話が、今使える戦力は外に居るしこの潜入部隊だけで全てをやりきるのは無理だ。



「そういえば、戦艦落ちましたもんね?隊長の心情を考えると嫌なことを聞きますが、他の戦艦は我々の救出は来ると思われますか?」



 そうだよな?隊長さんの家族が乗っていた艦が落ちたんだ。落ちたから他の艦は逃げないかと聞いてきてるんだろう。だが彼らが通常の軍隊であればわからなかったが、今この場に居る面々は覚悟を決めた者たちだ。簡単に逃げるわけにはいかない。




 逃げないはずだ。



 ・・・・・にげないよね?

「撤退!」とか言ってさ・・・。






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