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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。


皆から呼ばれていたレイと言う間違った呼び名で知られていた人物の暗殺に乗り出した者たちからの執拗な試みにより、かつて存在したと言う魔法と言うメルヘンチックな物まで使って殺害を試みた。


結果は悲惨な物を含めどれも失敗に見えた。




そう、失敗見えただけで時間差でやってくるある呪いをかける事に成功したので。



呪いの正体は、掛けられた本人は死ぬまで呪いの正体に気づくことなく死ねば一生解呪不可能に近い呪い。死ぬ前に気づければ助かる見込みはあるが、普通は無理という代物だった。



そして彼の暗殺劇に一つの幕が降りた。その刻呪いと言うふざけた効力が発したのだと解放軍にも暗殺者達にも広まった。




その呪いは不死の呪い。掛けられた時期に体が若返る呪いなのか、老いもできるのか一切不明の呪いを掛けられた。彼らには解呪は出来ないと悟ると一様に申し訳ないと瓦解して全てが終結すると思われた矢先、彼がこう演説して世界を沸かせた。コレにより解放軍の勢いはさらに激化した。






【諸君!諸君!平和のために戦う我が友たちよ!私はこの戦役を常に渡り歩く事で皆と共に戦い同じ飯を食べ共に平和のために突き進んできた!


だが我らの敵は不幸を呪うどころか暗殺者を、寄越してきた。私自身常に警戒をし、この暗殺を全て未然に防いできたが、彼ら自身の苛立ちに気づかなかった。


愚か者たちは、私以外も巻き込む計画を建て同志たちと次の戦場へと向かうための宇宙船を爆破させた!



この非人道的で野蛮な行為に呆れかえればいいのか、寧ろ敵はそう言う事をしなければいけないほど切迫詰まっているのか分からなくなってしまった。



だが、今はそんな事をいいやっている暇はない。



君たちも知っての通りあの爆発現場には死人は居ても生存者は居なかったという報告が出回っているだろう。実際私も最初は死んでいた。らしい。


動揺はもっともだ。先程爺様ドラゴンに確認をしてもらったところこの爺様ドラゴンですら遥か昔の幼少の頃にまで遡った頃に、魔法という科学とは違ったアプローチで世界を築いた者たちがいたそうだ。爺様ドラゴンが物心付いてすぐ星系全てを飲み込んで魔法もそこに住んでいた人々も居なくなったが、呪術のみ現代まで細々と語り継がれる程度のは情報が残っていたのであろう。



先述述べたとおり、暗殺は全て防いだがどうやら呪いだけはしっかりと受けてしまっていたようでな。


早々に理解してくれている者たちは動き始めているが、私に必要だった君たちと共に平和という勝利をつかむその瞬間までの時間が手に入ったと同義語だと私は思う。



この通信を聴いている全てのものに問いかけよう。





私は生きている!諸君らが殺そうとした男は死ぬ事を許されず生きる事を強要されたが、モノともせず前へと進む。私が望むのは平和のため戦争がない世界の構築だ!

立てよ同志たち!今から君たちは平和解放を謳うテロリストではなく、惑星同士が共に手と手を取り合い、軍事的衝突を起こさせないために共同の軍だけを持ち、自国の軍事力全てを放棄した、惑星同盟国家を樹立すると宣言した!



コレは宣言だ!君たちが今此処で心折れるならば、宣言した国家たちも共に敗北し、敵たちからの攻撃で消滅する事だろう。



だが安心しろ!軍事力を全て放棄した元国の軍隊は今、私の指揮下で諸君の戦場に向かわせている。彼らと共に戦い、その戦場で勝利を収め、次々とこの惑星同盟国家の領有宙域を確保してくれ!全てを制覇したその刻、我々は改めてこの混成軍に名を付けよう!



さぁ勝利の日は近い、勝利するまでは後ろを振り返らずに前を見続けろ!


さぁ行くぞ、同志たちよ!】


この通信を聴いていた軍人たちは今までの敗走ムードを全て勝利への渇望に希望を見出し、負け越し掛けていた戦場を勝利、勝利と勝ち星と共に彼らの主張する宇宙空間の宙域を確保していった。





完全勝利を目指す愚行はせず、ほどほどにをモットーにした作戦を結構していく各エリアの部隊長たち。その参謀たちが作戦立案実行までテキパキと行動に入る。


レイはレイで勝手に作戦に参加して大暴れ。作戦内容は壊さないように暴れる彼を見た味方の士気は上昇し、敵は士気が下降気味の停滞に等しかった。彼らにとって備蓄食料などの破壊行為は、輸送隊の攻撃がされない限り影響はないと考えていたようだが、甘い考えだ。


なぜかと言うと、作戦に参加したタイミングで輸送隊を襲いたいから派手にそしてバレないように暴れてきてくれと言われて敵方にバレない程度の程々間で攻撃を仕掛けていたのだ。



そう、この作戦が気づかれるまでは、な。




「どう言う事だよ!後方支援ともどもしっかり援護するって話だったじゃないか!?」


「俺に聞くなよ!あいつらがコッチの倉庫やら武器庫やらを嬉々として襲い狂った挙句に互換性やら食料の日持ちする分を掻っ払って行きやがった時には腹が立ったが補給がすぐそこまで来てると言われてたから」


「それで大丈夫とか、よくも言いやがったな!俺は降りる」


「おい待て!敵前逃亡は銃殺刑だぞ!」


「放せ!俺はこんな危険な場所からっ」



敵方は慌てすぎて、敵前逃亡やヤケクソ気味の特攻をかましてくる烏合の衆に成り果てた。

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