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書き溜めはしていますが、更新ペースは遅いと思われますが気ままに見ていってください。

メインルームに侵入。



言うのは簡単だ。確かに、階段からのぞき込めばメインルームらしき場所が見えるが、実際にはワイヤーなどが張ってあったりスイッチタイプ、赤外線、熱感知、音響センサー、空気振動センサーなどなど。今の同盟軍サーバールームのセキュリティーシステムより強固だということが判明した。


というか、ワイヤー、スイッチタイプの罠は見えないように張ってある割に奥の方にもあったり、絶対足を踏む場所、手を置く場所に配置しているという嫌らしい張り方をしていた。数人が真水を被っていた。昔であれば下水管の汚物を被るといったことだと思う。なぜわかるかって?落ちたタイミングで排水管も落ちてきて、そこに書いてあった文字をアイちゃんに翻訳してもらったからだ。


俺は、とっさに逃げて水を被らなかったがな。




さて、すべての罠をやり過ごしたとき、『上を見ろ』と壁に書いてあり、上を見たら、



・・・


何だと思う?
















『正解』







タライが全員分落ちてきた。





ボール型飛翔物体アンドロイドのクロさんにもご丁寧に落ちてきて、接触した。






タライが、顔面に直撃。そしたら、痛みを感じてみんなどうする?











『正解』





下を見る












見たら何があったかって?先ほど見たときはきれいなクリーム色のまっ平いらだった床が全面透けていて、カメラが向いていた。








最初に俺が感じたこと。




眼が、赤く光る眼がこちらをじっと見ている。






恐怖だぞ。何も知らずに上を見て、被害を受けて、下を見たら、得体の知れない目に遭遇。





数人はそれを見た瞬間、気絶したらしい。




俺もそうしたかったが、数秒で声がした。それもどこか機械質な女性の声で、



【網膜、顔認証を登録しました。どうぞお通りください。】









俺が、最初に思ったこと当ててくれよ。





























「ふざけんな!!」



あ、ごめん。声出てたわ。


「大隊長、落ち着いてください。」


「悪い、今回の出来事、数秒なのに走馬燈のように思い起こしてた。」


「・・・・おかえりなさいと言えばいいでしょうか。」


「言わんでいい。それより、行くぞ」


「了解」










【こちらのゲートをお通りください。放射線、細菌などを確認します。感知された方は、紫のレーンにお並びください。治療してから緑のレーンに移動をお願いします。感知されなかった方は、直接緑のレーンにお並びください。】




・・・



セキュリティチェックのゲートに見えて、違うものをチェックしてるように見えるな。




【ようこそ。ゼス惑星入国管理局へ。私はナビコントロールセンターのセレスナイオンのイオと申します。皆様を歓迎します。この星に呼吸する生命体が離れて14,658年と29日10時間54分12秒です。現在惑星上、惑星内に実験中の事故で起きた岩石増殖プログラムの影響は完全収束に至っており、岩石増殖プログラム発生から4,600年前に岩石増殖が完了。これにより、ゼフォリアス人の退避勧告を取り下げ帰還を許可しようとしましたが、現在確認されている星系内にゼフォリアス人の存在を確認できないため二番目の指揮権を持つ#$%P’!=|?> <に対して最高指揮権の以上を行います。了解以外一切の拒否は無効です。現在、最高指揮権を移行中です。。。。。。。移行完了できました。ようこそ#$%P’!=|?> <。】


「何を、言ってるのか誰か、わかるやついるか?」


「いえ、わかりません。」


「戦艦蒼、アイです。現在、翻訳ソフトを起動していますが、最後のみわかりませんでした。」


「クロ、お前はわかるか?」


【いえ、何も。わかっていることは一つ現在この惑星内にいる誰かが指揮権を委譲された。そうですね。】




【申し訳ございません。現在のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?現在あなた様のお名前の部分のみ翻訳がうまくできていないようなので。】


「順番に名前を言えばわk」


【いえ、指揮官殿、あなた様でございます。】


「えっ!俺!?」


【ハイ!お名前をお伺いしても?】


「智也・ルルーシュ・ラングストン」


【ラングストン?】


「どうした、何か知ってるのか?」


【ハイネリック・アリアン・V・ラングストンをご存じか?】


「少し、待ってくれ。・・・母さん、何か知ってる?」


---

「さぁ?たぶんエルフであればうちの星系内では、名乗れないし。直系家族、それも子供たちが、100歳を超えるまでは当主を変更することは基本は無理。当主の早期交代でなければありえないし。それにもし名乗るとすれば、現当主と長老議会衆の許可がなければ名乗れないわよ。それも一代限り。過去に名乗りを許されたのは2人だけ。記録上古い記録をさかのぼってもね。」

---


「・・・マジか。えーと、イオさん。まずあなたにお伝えしないといけないことがあるのですが、実を言うと少し前に記憶を消失していて自分が何者なのか分からないので、現状どういうことかもわからないのですが。」



【わかりました。ですが、それでもあなたに指揮権を委譲します。そうでないとこの星の管理をずっとし続けてきた私の存在価値がなくなりますからね。それに私はこの星メインサーバーに繋がっているのではなく独自の分離独立型移動可能メインサーバーユニットを用いてゼス惑星メインサーバー、ナビコントロールセンターの業務までを一極集中で管理することが任務でしたからね。任務の完遂は新たなる指揮権を持つ指揮官殿に全権の委譲と私もこの星を出ていいとの許可出ておりますので、指揮官殿私も一緒に連れて行ってくださいませんか?】


重い。話もそして権限も。

「・・・・・・俺に委譲すると。そして、イオも艦に乗せろと」


【ハイ!!】


「クロの意見は?」


【第四の艦に取り付ける形でどうだろうか?それも第七の下に着くので小隊の船ではなく小隊をまとめて乗せれる空母型のAIとして搭載するようにすればいいのでは?】


「そうしようか。艦の造船どれくらいでできる?あと予算面も考慮に入れて」


【艦の造船はこのゼス星でも出来ますよ。それに汎用型空母も置いてありますよ。小型宇宙船なら20隻ほどが入ります。もちろん空母と言われているので航空機も付属でついています。】


「稼働はすぐにできるということですか?」


【できますが、指揮官殿まずはこの星に覆われている()()()()()を取り除く作業をしませんか?】


「ジェン?なんだそれは?」


【ジェンダカ。この星を覆っている実験用岩石を取り除くんです。岩石とはいえ自然から使って消費するだけでは戻らないので岩石のような自然の物質を作り出そうとして実験に失敗したことです。】


「ということは、この覆われている物は実験物質ということだな」


【それに岩石を固めるのに本来であれば1時間で固まるはずがどういうわけか星全体を覆いつくすように溢れ出てしかも固まるのは10,000年近くかかるということで、都市部と都市部から地上につながる道の保護。そしてこの岩石を取り除くプログラムを走らせるメインサーバールームが絶対の死守でしたのでそれ以外がどうなったかは不明でしたが、どうもほかの研究所で研究されていた時間研究所が岩石群に飲まれたようでメインサーバーの少し上は時間軸がおかしくなっている模様です。そこでは時間が狂い、体感感覚も狂うようです。】


あぁ、それがB班の時間が狂っていた現象か。



「あの長い階段の説明を教えてくれないか?5~60時間くらい降りたんだが。」


【簡単に言えば上下左右に移動するための機構が以前にはありましたが、それを管理する管理ルームが時間研究所と同じ場所にあったため、たぶん壊れたのかなと。】


「帰りも階段?」


【いえ、帰りは艦もあるのでそれで上がれば大丈夫かと。それより、プログラム走らせませんか?】


「んーやっていいと思う?フェル?」

---

「とりあえず艦を衛星軌道まで退避させませんか?何かあったときのためにも」

---


「わかった、ニール。衛星軌道まで退避」


---

「了解しました。艦を衛星軌道まで退避させます」

---


「イオ、10秒後にプログラムを走らせろ。」


【了解】


「クロ、データを取れ」


【了解、映像、音声、データを記録開始。同時にバックアップ起動。】


【プログラム起動まで10.9.8.7.6.5.4】


「各員何があるかわからん防御しておけ!」


「「「了解!」」」


【3.2.1..プログラム起動】












・・・・








起動していない?











・・・・・・・・・








壁が動いている?










・・・・・・・・・・・・・・・












・・・・・・・










おぉ、地面が振動している
















・・・・・












周りの景色が見えないからどうなっているのかわからないけど、プログラム起動時に壁に光が波紋のように広がった行ったからきっと大丈夫だろう。


それにしても自然を相手に無茶をする。


固まるのに1年じゃなくて、1万年か。そりゃ、危なすぎるからこそ、周りに頼んで、座標消してもらったんだろうな。


近寄ってきて二次被害が出ないためにわざと。自分たちの故郷を守るために。




もう、この話、つらくなるし、俺的にはめんどくさいから、俺は今は違うことを考えておこう。


空母が貰えるのなら、第七大隊の二番艦として航空機隊もある程度募集かけられるな。



人員は、第四大隊のメンツがほ飛んだとしても整備士なんかは、シフトの交代制で、俺の艦と空母を行き来させとこ。



「あと、必要なこと何かあるかな?」


【ありますよ。この星を回復した場合のその後はどうなるんですか?やっぱり存在を抹消ですか!?】


「いや、住めるんだよね?」


【もちろんです!】


「では、あそこに報告して丸投げしよう。」


【?】

あそことはどこでしょう。まぁ今の私は、指揮官殿について行くだけですけどね。




「・・・・・・_?_あれ、つながらない?ニール聞こえてる?」


「ハイ艦長。聞こえてますよ。どうしました?」


「通信を経由してほしいんだけど行ける?」


「どこにでしょうか?」


ゼルセルタ航空宇宙軍 特殊特務大隊 専用コールセンター エルフリーデン星系 通信指令室


「えっ?」


「ゼルセルタ航空宇宙軍 特殊特務大隊 専用コールセンター エルフリーデン星系 通信指令室」


「・・・つなぎます。」


「頼む。」







































「ゼルセルタ航空宇宙軍 特殊特務大隊 専用コールセンター エルフリーデン星系 通信指令室 ハルトです。どの部署にお繋ぎしましょうか?」


「現在第七大隊で調査、探査中の惑星、ゼスの調査・探査が終了しました。完了の報告をしたいのですが」



「わかりました。まず一つお聞きしてもいいですか?」


「どうぞ。」


「では、



誤字脱字、もし見つかれば報告、よろしくお願いします。

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