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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。



そのあとはのらりくらりと続く廊下を進み続けていく過程で当時反乱軍で流行っていた遊びやブーム。帝国領内やその他の惑星で流行っていた物を教えてもらいながら歩みを進めていく。



そうして、到着したのが、CRtps4というエリア。

コントロールデルタのプラグを引き抜けという指示のあった場所には本来刺さっているものとは全く違うものがあった。


正確にいえばプラグが刺さった状態で上から岩石に押しつぶされているようでその状態で通信なり電気なりが送られていたようだ。この岩石に伝導性が備わった不思議な石であることでその破壊も局所的に済んでしまったようであった。



これに困り果てた俺たち二人はその後なんとかケーブルを切断する工程に入ってカット出来て任務達成。なかなかにしんどい思いをして現在帰還中。今やコントロールルームは切断したケーブルから流れ出る電気の火花とプラグから出る火花で中に入れない状況が続いている。もしこの中にもう一度戻ってケーブルを繋ぎなおせと言われたら、無理と発言するが、そんなことなかった。ケーブル切断お疲れ様と言われて、別作業に戻っていったところを見るにこれで良かったんだろうと思うことにした。







「で、このあとはどうするのさ?昔語りも聞き飽きたって顔してるぞー」


「そんなことはないけど。記憶は戻らずじまいか?」


聞いてみた。一番気になることを



「いんや、あれから数年後戻った。パイロットとして戦場で帝国の敵機に追われて8時間以上も逃げ続けとある惑星に不時着した場所で」


ん?なんかやけに言い含める言い方だな。

「いや~実を言うとあの星が一体どこにあったのか、当時の記録にすら残っていないっていえば理解してもらえるか?」



は~、マジか。

「確かに俺も記憶にあるし、実体験もある。だが、それ以上に記憶を取り戻したタイミングとか、どうやったのかを教えてほしい。瀕死にならないとまずいというなら部隊の全員を総動員してでもやるが、どうなんだ?」


「瀕死とかそういうのじゃないぞ。敵の戦闘機に追い回されていたのは確実だが、別に瀕死とかまではいかなかったぞ。ただ闇雲に逃げながら敵機を追い払うことに成功したんだけど・・・・・だけど迷った。地図は現在地を見失い”NO SIGNAL”で場所の表記が出なかったことが一番大きかったな。精神的な意味で。まさか、智也に頼むのも悪いし・・・・いやいい考えかな?」


「あ?記録の残っていない場所を探し出してほしいということか?そういう依頼か?___高くつくぞ?」



「そういうことは言わない!全く。言いたい誰に育てられたんだか?」


「さぁ?記憶ないから、ボクワカンナイナ」


と、ふざけてみたがアホらしくてビックリした。



ハイネはその後悩むそぶりをみせてからこちらをゆっくりと振り返った。そして


「まずはココを出てから一緒に考えようぜ。もしかしたら新たな発見ができるたびになるかもしれないしな」


そういって次の旅に期待した顔を俺に見せてくる。

ただし、その顔を見せても一緒に冒険の旅に出るかは今後の結果次第だな。


「まずは、許可取れよ。ハイネさんは。常識でしょ?それより体が鈍ってる気がするから来た道全力疾走で戻ろうよ。できるでしょ?」

「アスレチックだよね?それ絶対きつい。明日筋肉痛にならないかな?」


「だいじょうぶだよ!僕は常に動いてるから筋肉痛にはならない!



ならないはずだ。ハイネ!明日は一緒に地獄を見ようね?」



こう言って俺は走り出した。駆け出し、岩を飛び越えて、潜り抜けて、岩の隙間にある穴を飛び越え・・・・


「ちょ、ちょっと待ってくれよ!ろもや!!お、おまえそれはヤバいってその走り込みはベテラン勢どころか特殊な訓練をしてる人たちがする動きだぞ!ほんとに筋肉痛で地獄見る気満々じゃないか!」


「大丈夫さ!うちの部隊は特殊特務大隊といって、災害・火災・救助・警察関係・軍事とオールマイティーに実行出来ることが最低条件だからこそ、こんな動きはできて当然。時々でいいからアスレチックの走り込みでタイムトライアルを実行することでモチベーションを図っているんだ!それより俺の艦に乗るんだろ?これくらいできないと乗せられんからな!」


「マジかよ?冗談だよな?」


「冗談だよ。どれか一つあるいは複数の資格を所持してその動きなり知識を生かして行動できる人たちがこの部隊に入れる。もちろんこちらから勧誘する場合だけは違うが、それでも絶対に何か資格を取得させる。ちなみに俺は歴代最強。すべての資格を最高レベルで取得している。



だが、俺はその記憶が無い。いまだに思い出せない。ハイネという記憶を取り戻した人に会えてよかったよ。さて、君は俺の艦乗れるだけの技術か知識か何かをもってるのか?」







首をひねりながら走っているハイネがコケタ。それもズッコケた直後にせり出した岩に顔面ぶつけて動けなくなった。





作者)ろもや?

智也)ろもや?


ハイネ)はぁ? 何のことだ? 何言ってるのか、全然わからんな。


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