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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。
ここでは空気がある層と宇宙という定義の間に光と闇を纏う特殊な物質が存在していて、原理としては、星々の光を虫眼鏡のように集約して光を生み出し、光を生み出したことによってオーバーヒートしたのちに光が消えてなくなり闇、つまり夜がくるらしい。
解明したのはずっとはるか昔らしいがな。すごい、原理だった。
流石に謎理論をこう大っぴらに言えてしまえるほど、いつも言われていたのだろう。
【一つ警告する。現在新造船艦をロールアウトしたが、宇宙空間しか今のところ活動しないということにしていたため、地上は大丈夫だと思われるが会場着水はやめておいた方がいいぞ。もう一つ付け加えるなら地上に直に着陸するタイプの着陸はやめておくことをお勧めする】
突然言われた警告文に慌てる、俺。
「そういわれても、どうするんだよ・・・・・ってことに言われても、連絡して調整するしかないな。それ以外に直での着陸はダメと・・・・」
『・・・』
「すいません、すいません」
『いえ、こちらが招待したわけですし、すでに大気圏航行に移動してもらっているのでしたら、そのまま進行してもらって、B7というプレートが進行方向左手に見えると思います。見えましたら、右に方向転換してもらいA9というプレートが右方向に見えますからそこで、左に90度転進。上昇100メール上昇上がってもらって7クメ進んだところで見えてくる第二GI宇宙港91Lのライトが点灯している場所に降りてください。YTTと書いてある到着ゲートにて停止してください。これより管制塔の通信エリアに引き継ぎます。よろしいですね?』
いっぱい言われた。
仕方がない。
「了解いたしました。無理を言いましたが、対応ありがとうございました」
『それではまた、地上で』
「はい」
B7で右。A9を左に90。その後100メートル上昇。7キロメートル進んで、91Lの滑走路に進入して着陸ゲートはYTTに、と。
メートルはメール。キロメートルはクメ。距離なんかの単位が全然違うんだな。
はぁ着水しないけど着陸が不安だ。
【こちらで勝手に着陸させてもらうぞ】
「はぁ?久しぶりの高難易度着陸なんだから俺がやりたい!」
【馬鹿かね?君は。こういう時なんだから私がやるんだ。それに今回初めて着陸するのだからこちらでも何かあった時のためにも対応できるようにバックアッププランでもって対応したい。わかるかね?君に】
まぁクロが操縦するならもうほっとく。
~着陸、完了。
な、早かったろ・・・・聞くな!
で、現在何してるかというとね。
「はなせ!何をする!私を同行するということは貴様らは!帝国に反旗を振りかざしたということだ!蛮族がああぁぁぁぁぁぁ!」
と、自称スパイは連行されていった。そして、彼が言っていた自分以外に存在するスパイはすでに特定されていてこちらの連絡ですでに拘束の準備を整え、引き渡しと同時刻に拘束したそうだ。なお、ほかのスパイたちはあきらめ半分、使命感0でもう何もないならここで生活したほうがいいのでは感が半分くらいできていたそうだ。だからもうあきらめて心を入れ替えて生活するか選べと言われて選んだのが、心をいれかるほうだったそうだ。この情報は結構後になってから聞いたけど。
「ようこそ、ロクシェタルタ王国へ」
「はじめm」
[私は、貴様たちを必ず、殲滅するからなーーーーーーーー]
「・・・・」
『・・・、すいません。あの男だけはさっさと牢屋に放り込みます。 さっさと入れとけ、処分は後々』
どこの国でもそういうことするのかな?
「それで、今回の対応はどういう目的かお聞きしても?」
「そうですね。我々ロクシェタルタ王国は長らく帝国との貿易で成り立っていましたが、ある時といいますか、我々と帝国との亀裂が高くなった時に帝国の力といいますか、技術力で星系ごと、ある空間に閉じ込められてしまいましてですね。俗にいう次元空間に閉じ込められてしまいまして。もちろん、出るにはかなりの時間がかかるとはいっても自分たちで生活する分には問題はなかったのですが、王家から平民に至るまで今回の件は怒り心頭でして、国民全員で冷凍睡眠をして見返してやろう!ということで次元空間からの脱出できるだけの準備を整えて、そのほかはAIや機械などに任せて我々は眠りにつきました。それから数世紀では足りないほど寝てたそうですが、ようやく次元空間から脱出できると思った矢先、ある危険を知らせるアラートが発生しました。当該宙域に我々が知らない物体が多数存在しているということを」
あぁ、ドヴェルゴ星系かな?あのあたりは確かに資源惑星豊富で生活空間も多数あったが、よくその前に気づいてくれたよな。
「現在の空間に復帰する直前に異物や生命体がいたので、その場から離脱を促すためにこちらからのコンタクトをとることにしましたが、もし今の時代でも帝国が反映していたら、こちらに手を伸ばしてくるのでもしものために先遣隊ともいえる炎を宇宙空間に流しました」
それが、例の炎か。