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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。

『指示は了解したけど、本当にこの場所以外も捜索した方がいいのね?』


「そうなる。多分だけどドヴェルゴ星系とグランツフォーン星系の間にできる可能性が高いからな。こんな場所では星系はできない。多分できてもちょっと大きな小惑星が誕生するくらいだが、クロのいっているものができるなら相当量のエネルギーが必要なはずだ。最近エネルギーが豊富に生み出された場所を何箇所か知っているが、この辺りでは1つしかない。白色矮星の爆発。あれが一番怪しいからな」



【言われてみれば確かにそうだ。あの爆発。超新星に匹敵していないとしても、あの爆発の影響で星が誕生していなかったのは不思議なのだ。なら視点を変えてみればいいのか。繰り返しながら、星々を形成しながらゆっくりじわじわと作ってきていたのかもしれないな】





「なればこそ、この場所にできることは少なくともありえなくはないか、と思いはするがしかし何かあってからでは遅いからとりあえず惑星型コロニーには一時的にでも避難してもらおうと思ったのも、俺なんだ。だが、これで何もなければそれでいいが、何かあった時に避難指示を出していなかったことで、お咎めを受けたくはないからな」




そう思って避難させたが、必要だったのか。まぁ何もなければ俺が叱られる・・・だけだろう。多分きっと。



『智也。調査終わったわよ。なんだかすごい結果になりそうよ。データがすでにちょっと』



怖いな。母さんがそこまで言うセリフとは・・・




【確認しました。この資源衛星あたりは一応巻き込まれることはないことが確認できた。できたが、影響はある。資源衛星付近に熱波が来る可能性がある。そのほかにドヴェルゴ星系にはかなりの勢いで衝撃波のようなものが出る可能性もある】



広範囲だな、待てよ。


「お隣の星系なんかには影響は?」



【影響があっても、被害は出ない】



なぜ、言い切れる?



「理由は?」


【隣の星系に関しては、緩衝帯のように点在している小惑星や細々としたものから広範囲に散らばっている色々な物質とか何かしらの存在が作用して、反対側にはいかないようだ】



「なら、グランツフォーン星系は問題ないと。中心に向かっては影響はないし、どのあたりにできるのか今現在わかるのか?」



【ふむ、なら行って確認してみるか?こちらもこのデータが正確かどうか定かでないせいで結論が出せないし、今までの記録上初めてのことだ。ゼルセタル軍にもデータが無い】



と、被疑者はこう申しておりまして、存在するかしないかはわからないそうです。





って、冗談を言っているが、直接行くとか何言ってるんだ?すでにガタガタの艦を連れて現場に向かうと言うのはかなり大変なのではと俺は思うが、もしかして?



「まだ、危険じゃ無いのか?」



【この計算が正しければ大丈夫だが、このデータ上はかなり先になる。それに智也、君が現場に向かいこの辺りを外れるように迂回ルートを使っていれば大丈夫だと行動で示せれば民間人の輸送ルートや回避ルートを使用して仕事に出れるだろうと、予測できるが。どうだ?】




ウーん。これ以上ここで押し問答しても意味ないか?



『言ったらいいじゃない。私たちが援護してあげるわよ。それとも何?怖いの、智也』


「珍しいことを言って来るな」


はぁ、本当に無事だといいんだが。






〜15時間後〜


「本当に、無事なんだよな?」


【・・・・・】

『・・・・・』



「本当に無事、なんだよな?」



なぜ、同じことを二度言ったか。


現場に到着して、時間が経つごとに周囲の景色が揺らめき出した。出した、というか。景色が陽炎のように歪んでいる。そして最悪なことに脱出できないくらい周囲の温度が上昇し出して、圧力すら上がってきてる。


周囲の石ころが強大な重力により、くっついたり、粉々になりながら、周囲の石がだんだん大きくなってきてる。目の前で石が砕けて消えて、石がくっついて、大きくなり、圧力が加わりくっついた石が圧縮されてさらに小さくそして頑丈になってきている。



【脱出は難しいだろう】

『そうね、私たちがいるポイントはまだ脱出できるから先に逃げるけど、そこは』


「でしょうね、今動けば、点火剤となって一番危険な場所になるからだろ?」


誰が一番危険な場所で点火プラグの点火担当になるといった!だから行ったのに。


どう始末をつけるんだよ。逃げることもできず、ことの成り行きを見守ることしかできない。



だが、それ以上にやばいのは、すでに小惑星くらいの規模になりつつ圧縮がまだかかってる。俺たちはこれから


「どうなるんだろうな?」

【どうやら、この場所に我々がいると言うより、先ほどの場所で、高温の炎に一度焼かれたことを覚えているか?】


「数時間前の話だろ?10時間以上か?船体焼かれてアラートがなったな」


【その時に焼かれた炎に特殊な成分が紛れ込んでいてそれが船体の全体に残っているのはこちらも確認できてはいたが、どうやらこの物質はこの場所で必要とされていたそうだ】


「どう言うことだ?・・・・・・ま、まさか、すでに俺たちは」



【起爆剤の点火担当に任命されてる】




「まじかーーー?!」


て言うことは、これから起こることは、

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