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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。
災害編、開始です。最後は解説を少し入れてます!
一体なにが起こってるんだ?
とりあえず調査だな。
蒼は人員削減中で俺とクロ。
蒼海は人員移動なしでそのままクリス艦長に頼んでおいて、
晴凪は人員を蒼の人材と交代。
三隻の軍艦で調査を行った。
そしてわかったことがあった。ごく低温の温度で船体を炙られたのでなく一瞬に超高温の温度に達した物質に船体を炙られたようだった。だが船の感知装置にその情報が一切なく、いきなりアラートが上がったようだ。
さて、確認は終了したが・・・・報告のあった宙域に高温の物質は確認できず、そもそもなかった。存在していることは確認したんだよ。報告書に写真添付されていたしさ。
【それにしても痕跡がなさそうだな】
「でもこのあたりには資源衛星が無いからそもそも監視網も無いしそのせいで、状況が物理的に確認できていないんだよ。それ以上に厄介なのが、民間人が怖いと騒ぎだしていて生産が止まる恐れもあるんだと」
【かなりの大ごとだよな。ならば早急に対応をしなくてはいけないだろうが、まったくと言っていいほど現状は何も手が出せない状況だな。どうする、この後?】
「んー。とりあえず寄港しようか」
【どこに着陸する?】
そうだな。ココは長丁場になるだろうから長期的な拠点を確保できる場所がいいな。
何処が良いかな?
・製造惑星
-ゴンジェラロス
・炭鉱・鉱山採掘惑星群
-ワラクジェルシェ
この二つがいいと思うが、どちらがいいか。
【ゴンジェラロスか、この艦に乗っていた鍛冶師たちが後で知ったら怒らないか?】
「・・・言われてみれば。ならワラクジェルシェにするか?」
ワラクジェルシェ。
星は星でも居住可能惑星を探すのではなく、資源惑星を探すことに特化した星だな。
【智也、一応いって置くが、ワラクジェルシェは惑星では無いぞ】
「・・・・・・は?」
え、待って。あそこは居住可能エリアが有るのは知っている。それにあそこってかなりデカい星だったよ。
【惑星型コロニーだな。地球政府に依頼して、コロニーを作ってもらいその中で資源惑星から資源を抽出できて自分たちも住めるエリアが欲しいと伝えたら、惑星型になったと聞いているぞ】
「あァ・・・・そうなんだ。へぇーそうなんだ。ころにーなんだ。もうなんでもありなんだな。
取り敢えず、クロさんやワラクジェルシェに寄港しよう」
【いいんだな?了解だ。寄港する。
二隻に連絡。ワラクジェルシェに針路をとる。しばらくワラクジェルシェを拠点に詳細な調査を行う】
「『了解』」
さてさて、原因解明は出来るかな?
星の紹介
~※-十一章までの星系と惑星の詳細-※~
※惑星国家同盟一覧
・エルフリーデン星系
エルフの住む星系の名前
エルフといっても特徴は長寿命なところで耳などは長くなく地球人とよく勘違いされるため、ネタ扱いされると、とても怒られる。
惑星の名前は以下のとおりである。
ユグドラシル、アースガルツ、ミッドガルツ、ヨツンヘルム、ノルトキツキアの5惑星が現在エルフの居住可能惑星といえる。
・ユグドラシル
-エルフ国家 首都ノルン
政治経済、金融にかかわることがメイン
-昔は士族で構成されていたが宇宙に出るようになってから、エルフ、ダークエルフ、ハーフエルフすべてをひっくるめて宇宙エルフとなったため、士族政治ではなく大統領制に変更になった。大統領制になったのは宇宙大戦争終結締結を機に変革した。
・アースガルツ
-貿易など商人が多い惑星
エルフの国で最大規模の商業惑星
-危険品の取り扱いが多いため軍港があり警備もきついので、意外と治安は良い。
・ミッドガルツ
-学園惑星
-惑星の半分を実験施設に残りの半分を学校が軒を連ねている。
一番危険がない地域から高校、大学、大学院、研究所が中心から外側へ向けて危険度が上がるが、若者が多い分流行の発祥地にもなっている。
・ヨツンヘルム
-医療関係がメインの惑星
-惑星国家同盟の中でも医療に特化している惑星の中で一、二位を争うレベル。
・ノルトキツキア
-食料関連生産惑星
-食料生産はエルフのどの惑星にも及ばない。というか、エルフの惑星規模でいえば98%がここで作られているくらい農業が盛んである。そしてほかのエルフの惑星は地球くらいなのに、ノルトキツキアは木星くらい大きいため人口も最大級なのである。
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・グランツフォーン星系
-住める星は3つあり一つは人の手が入っていない未開地扱い
-星の名前は統一されている。お国柄なのか名前が似たり寄ったりしているため、人も物も同じような名前が多い。のんびりしている人が国民の70%くらい居る。
・グランツェール第一惑星首都
-政治経済の中心。やる気のある人が国を動かすが、のんびり屋が多いせいで国も急なかじ取りができない
-グランツモース宇宙港はこの国唯一の外宇宙への国際空港である管理は軍に委託して運用してもらっている
・グランツェール第二惑星
-グランツェールに必要な物資の生産を一手に任されている
・グランツェール第三惑星
-空気、水、生きるのに必要なものが備わっているがのんびり気風の影響で手つかずのため軍が警備をしている。
(なお、主人公が記憶を失したときに居た場所がココ)
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・銀河星系群太陽系
-銀河系の中にある太陽系第3惑星地球
-おもに地球人が住んでいる
太陽系には自然に住める惑星は地球のみであり、コロニーやテラフォーミング技術で住める星を増やしている。惑星国家同盟の中では一番コロニーやテラフォーミング技術を持っている。
住める惑星が少ないので必要に迫られたことで身についた技術ではあるがこの技術をもとに惑星型コロニーなども作られるほどの技術国家。
(主人公の父親の故郷・有紗の故郷でもある)
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・ナバロシェム星系
-居住可能惑星が一番多く、住民がさすらいの流浪民族とまで言われてしまうくらい引っ越し率が高い種族
-地球人ではないが人類。ナバロ人。ただし、星の名は不明なものが多いが、住んではいる。
-ただし、定住している人もいるが、その人たちは政治経済など重要な役割を担う人たちで、任期も10年で固定されており、追加で任期したいものは名乗り出るようになっているがこの制度はお飾りで、今まで誰も言ったことがないくらいお飾りの制度となっている。
基本は移民船での移動だが、たまに猛者がいて、宇宙航空機で移動するものもいる。
居住可能惑星に関しては数が多いが、惑星名が同盟国家内で一番少なく、誰も星の名に興味が無い。
一体何を基準に住んでいるのかも謎。
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・ドラゴンナバロニクスハウウェザー星系(通称:ドラゴン星系)
-古い言葉の意味を持ち、ドラゴンが住むエリア許可がなくば回り道をして避けろ、という意味。
-ドラゴニュートとドラゴンの住む星『ドドドグラマ』
-ドドドグラマなんてめんどくさい名前より、みんな「ドラゴンの街」で通じるほど浸透していない。
-ドラゴンは、大戦前よりずっと昔から存在を確認していたが、ドラゴンは人型にもなれるため、興味を持つとどこにでも行くため、あまりエリアにはこだわっていない。たまにドワーフたちと鍛冶をしていたりエルフと農業をしていたりと、本人が楽しんで犯罪さえしていなければ、ほっとかれている全世界共通の趣味人。子作りには必ずこの星系に戻ってこなくてはならず、この星系に居れば人種を問わず子供ができる。
-ドラゴニュートはそんな子供たちから成り立つ惑星に住む人種。
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・ドヴェルゴ星系
-種族
ドワーフ
-小人みたいに小さい。大人でも、130cmくらいにしかならない。基本酒場への出入りは禁止になっている国も多い。水の代わりに酒を飲んでいる。ただし、嫌がる相手には飲ませないか少しだけ、雰囲気だけ味わってもらって、あとは宴会になることが多い。
-男はひげもじゃ。女性はボッキュンボンのグラマー合法ロリ。小人・ロリは禁句である。
・首都ユメルンド
-政治経済、貿易を一手に引き受ける
・農業惑星
-ボラシェーラ
-全ての惑星への供給率が100%であり、輸出も行われているので、農業好きなら、どんな種族でも移住を認めている。エルフに少し偏見があるものもいるが、この惑星では、仲間として協力しているので、とても仲がいい。
・製造惑星
-ゴンジェラロス
-鍛冶職人
-ありとあらゆる製造のプロが密集して工房を束ねる惑星。
-製造もするがそれを維持、修理するのも好きで、この惑星にスカウトしに来る者も多いが、基本スカウトされるのは物好きしかいない。
・炭鉱・鉱山採掘惑星群
-ワラクジェルシェ
-ドヴェルゴ星系内は、居住惑星で探すのではなく、資源が獲得できるかであり、その惑星に生物がいないことを確認してから採取を始める。ドヴェルゴ星系内の自給率は58.8%であとは輸入に頼っている。
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・亜種人類
・ブラナルズミナス星系
-いろんな獣人が住んでいる。獣人については特色はなく人種差別もない。ただ、どの種族についても、一定のファンがいるくらいどの宇宙でも人気者。やっぱりあの尻尾と耳がいいのかもしれない。
-居住惑星が多くあり、種族別の惑星や混同種族で住んでいる惑星もあるため大まかな惑星だけ乗せる。
-軍港が備わっている惑星が、宇宙港も兼任している。
・シュトロネハイム惑星
-マタタビ酒など酒造りが盛んな惑星
・軍港あり
・サバニャルマル惑星
-超絶自然。科学文明などがほぼなくサバイバル一筋で生活する惑星。サバイバル免許の取得するための試験会場でもある。
・軍港あり
・パニャハムロンポス惑星
-強者の星
-強さこそ星の支配ができる。ただし人道に反すると軍が出張る。軍出動率が世界で3本の指に入るほど。
・軍港あり。
-軍機動部隊、監査班が常にいるため、この惑星がブラナルズミナス星系の警察本部扱いであるのは獣人たちにとっての常識。この星の常識人は軍人という皮肉さ。
・パロナタヤ惑星
-水に覆われた星。水の中に気泡が存在しており永久に割れないように工夫されている気泡の街に軍港が存在する。水の中に入れる船しか入港できない星。
-この星の十人の98%が水中で生活する亜人
・タナロス惑星
-星系の中心にある太陽に一番近い惑星であり、居住可能惑星の中で一番太陽に近い惑星
-地上は、一年中暖かく、猫系のたむろする星になる。永住許可は一切なく、滞在時間は最長で、半年
-軍港もあるが、人間などのほかの種族は少なく、猫系獣人の軍人が大半を占める軍内部の移動許可申請が多い部署であるためその部署に配属になると喜ぶものが多いくらい希望者が多い。
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・ワルピオン星系
-惑星国家同盟軍 ゼルセルタ航空宇宙軍本部がある星系
・P1
-軍本部が置かれている星系の中心に位置する星。
・P2
-軍の造船所がある星。
・P3
-軍の武器の製造、修理を一手に取り扱っている星。
・P4
-訓練生が学び生活している養成学校・幹部候補生学校がある星
・P5
-雪上訓練で使われる氷の星。
・P6
-医療惑星。
・P7
-実験開発が主に行われている基本的に立ち入り禁止の惑星。一番端にある
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・監獄
一般的な牢屋は各惑星にあるが二度と出ることのできない者が入る牢獄が一つだけ存在する
永久牢獄。ワルピオン星系の近くにあるブラックホールの中に存在する。
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・皇地球
驚くほど地球に似た星。
-統一国家な為戦争はおろか、戦いをあまりしていない星。
-惑星国家同盟の範囲外に位置しており、非加盟国家が付近をうろついていたが、宇宙港などが存在せず、争っても意味がないという、烙印を押されていた星。智也たちが来てからは一気に宇宙開発が進み、十一章最後には、援軍を出せるほどの実力を身に着けて驚かされたほど。
-現在、超空間ゲート設置中であるためもう少ししたら、移動が楽になる。
と、いうわけで解説とセットで本編を書いてしまいましたが、惑星の名前やどんな惑星なのかをなるべく書いてみました。ナバロシェム星系だけは今後出てくるので、今のところ非公開ってやつですね!
それでは次回もよろしくお願いいたします。




