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書き溜めはしていますが、更新ペースは遅いと思われますが気ままに見ていってください。

探索2日目

AM0900

みんな、火の番をしながら、交代で休憩をしました。



そして、今は8階層目に降りる階段を下りていた。



「だんだん罠が凶悪になってない?」


「だよな。」


「ナジェ、ラス。慎重に降りろよ。気を抜く罠にはまるz」




ドン!!





と音がなって前が真っ暗になった。



「なったじゃない!状況報告!モニターB班じの状況は!?」


やばい。目の前の階段だった場所は底が抜けてライトが届かないくらいの暗闇で大穴が開いている。大穴の向こうに行きたいけど、壁も天井も不安定になっていそうだ。これは、トラップなのか?

古いから抜け落ちたのか。



「フェルです。B班連絡が着きました。怪我はないそうですが、階段ごと落ちたそうです。艦長は通信できてますか?こちらは通信聞こえてますか?」


通信、聞こえているのか?こちらは聞こえているぞ。



・・・あれ?


「誰か向こうと連絡とれるか?」


「いえ、マイクが壊れたようです。」


「一時撤退するか?」


「それが、隊長殿。」


・・・殿付け。こいつは確か。トロイ。5の奴だ。


「どうした。」


「後ろが階段ではなく下り階段になっています。」


・・・


「俺たちは、出られないと。ヤーハーは後ろを警戒。俺が前に出る。」


「艦長、フェルです。モニター映像で艦長達の行動とはわかりますが、声が聞こえません。サインかメモで確認します。」



OKの合図を送り下に降りながら、トラップ警戒を同時に行う。





























ところ変わって、階段ごと落ちたB班はというと、全員意識が飛んでいたらしい。最初に気づいたのは、元気いっぱいのナジェ君


「お前ら無事か?」


「えー。ほんとに、そこそこ高いとこから落ちた気がします。そのせいで、気を失っていましたね。」


「現在の時間わかるか?」


「ハイ!えーと・・・・エッ!?」


「はっきり言え!」


「ハイ!現在の時間。1755です。」


「どういうことだ、さっき我々は調査を初めたときは確か」


「0930それが艦長と最後にしゃべっていた時自分が時計を見た時間です。」


「もう一度確認しろ!そちらは何時かと?」


「フェルです。何度も言いますが、こちらは、0945。9時45分です。あなた方が落ちてから通信が入るまでに掛かった時間は15分ですよ、どうされたんですか?」


「時計がおかしい。こちらは、現在1755だ」


「一度調査してみます。安全を確保できる場所で待機をお願いします。」



「わかりました。待機しておきます。」


「どうなってるんだよ。」


「わからん。まったくもってな。」


「ナジェ君はどう思う?」


「俺は、ナジェ君じゃない!!」


「うるせぇぞ。ナジェ!」

「すいません!」

「まったく、お前という奴は。。。」

「だから、、、、」




「・・・」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「また始まったよ。疑似ご家族の語り合い。(アレックス)」

「あぁ。俺なら、エイミーちゃんを妹ポジでやりたいな。(ベルク)」

「いやいや、俺はレティちゃんをお姉ちゃんとして(クルツ)」

「セティちゃんだろ。(ダルク)」

「アイちゃん一択フォルス

「・・・ボクはミシェルちゃんとナナちゃん一択だな。(ジャック)」


「このロリコン!!」←航空隊のメンツ

「何がだよ!いいだろ、妄想だから。それにYESロリー」


「うっせぇぞ。ロリコン」(キリク)

「黙れ!変態!」(ラック)


「ぐすん。みんな、ひどいんだよ。スワロ~」

「ハイハイ。ジャック、さすがに一桁は私もかばえないわよ~。」

「・・・」


「お前ら、状況報告!」

(ジャックの奴、オカマに助けを求めちゃダメだろ。)


「通信できてまs。ラス班長!俺たち落ちてから、10分経過してるそうです!」


「何!どいうことだ!」


「一度調査してみます。安全を確保できる場所で待機をお願いします。」


「わかりました。待機しておきます。」


どういうこと、Aに関しては相互通信ができない。

Bは相互通信はできるけど時間がおかしい。



「SAMIDC班全員で調査にあたります。急いでください」


「了解!」

【了解しました。】





「やっぱり、おかしいわ。どうして、階段がに抜けて下に落ちたB班の時間がずれてるの?そんなのまるで、」

「まるで現在地が違うみたいだな。」

「彼らの現在地を再確認してみました。現在地は艦長たちの現在地のました12km?」

「おかしいわ。それだけ下に落ちれば落下の速度で即死よ。」


「B班こちら、戦艦蒼、もう一度座標と現在時間を確認してください。こちらが確認している現在地は階段落下時のちょうど真下にあたる部分で高さは12kmです。」


「B班確認します。」


「こちら、A班現在地は赤い家だった座標より東に2km地下に5kmの地点です。現在の時刻は0950です。今回の通信はすべて記録に付けておいてください。今後の資料にします。」

「了解です。」






「ヨシ、B班全員で確認するぞ!」

「現在地測定中」

「現在時間1800」

「オイ、時間に気づいてから5分くらいしかたってないんじゃないのか?」

「確かにな。全員時間を確認してくれ、もしかしたら、こわれていr」

「ラス!俺の時計は現在1801だ」

「隊長!全員の時計を確認しました。全員の時計は正確でしたが、秒針が・・・」

「が?どうした?」

「秒針の回る速度が、我々の思っているスピードより速いんです。」

「ハッ!?どういうことだ、意味が分からんぞ?」

「電波時計で時間を合わせるとき秒針以外が動きますよね、あれと逆で秒針がずっと回ってるんです。」


「・・・そういうことか、すぐに脱出する準備を始めろ。現在地は?」

あーやばい。ここから逃げないと


「えーと、計測不能です。」

「・・・、えっ!?」

「だから、計測ができないほどの深さなのでは?」

「だが、先ほど12kmだと報告があったぞ。」

「えー。それは私も聞きました。ですが、12kmも落ちたのに我々は無事であり、そして気を失うだけで外傷はなかった、それを考えると不自然では?まるで縦ではなく」

「斜めか、横方向に移動してると?」

「そう考えるとつじつまが合うんです。SAMIDC班が計測を間違えていないと思いますが、計測した時間と、座標はAM0930だったんですよね?」

「そういうことになるが、どういうことだ?」

「アレックス、もしかして俺たちは移動しているのか?」

「なんとなくだが、秒針が早く動いている。そして時間が早く過ぎている。そう考えると、」

「SAMIDC班に至急連絡を、現在地の確認を要請しよう」




「SAMIDC班こちらB班、確認しました。こちらは、秒針が、早く回ってることを確認しました。それも全員の時計です。そして、座標位置について再度チェックをお願いします。確認を急いでください。訳はチェック中であれ聞けますよね?」




「SAMIDC班フェルです。・・・(噓でしょ、)了解しました。現在地の確認を行います。アイちゃん、チェックお願いできる?説明聴かせて」


「わかりました。」


「B班アレックスです。我々は真下に落ちたのではなく斜めあるいは横方向に移動したのではと思います。横とは言ってもそこそこの高さから落ちたことに間違いはないと思われますが。」


「フェルさん!B班の位置が、艦長たちの居る地点から8,500kmほど離れています。」

「わずか10分で移動したと!?」

「わかりませんが、その場から脱出できるようにしなければ危険なのは同じです!」

「・・・。この星に何があるの?」


「それこそが探索班の醍醐味ってやつさ。」

「サチェラス中尉!」

「ハハ、こういうハプニングそれが、冒険ってやつだな。艦長!」


「・・・・・」


「ゼスチャーでかまいませんから、合図を!」



「・・・・(聞こえてた。)」

(おい、誰かメモをくれ。)

(これを。)

(ありがとう。マイクの調整の方は?)

(あと、少し。)

(たのむ)


「・・・(どういうことだ。)」

「そちらはB班のことを一時的に無視して探索を、こちらで救出プランができて、A班にも手伝いがいる場合要請します。そこでとどまるより先に進んでください。そのほうがもしかしたら、謎が解けるかもしれません。」

「・・・・(OK)」

「では、よろしくお願いします。B班聞こえているか?脱出できるか確認だけしてくれ?」




「確認するために移動する。」

「サチェラスからB班へ発掘調査と同じ手順で探索してくれ」

「了解。星の探索にも使われている方眼(マス目)での調査方法と一緒ということだな?」

「そういうことだ、少し休憩して落ち着いたら始めてくれ。」


「了解した。通信終わり」

「オーバー」

















「助かりました。サチェラス中尉」

「いえいえ、我々が古くからやっている探索班の基本調査ですからね。未開地探索用エリア宙域 N234528 第八エリア。君たちが捜索した範囲の座標がこれだったよね?」


「ええ。」

「第四大隊の調査隊が調べていたエリアは、N234528方面 第六エリア 捜索範囲 C7453#495 わかるかい?第六と第八。同じエリアで調査されてはいないということだよ。方面は一緒だけどね。そして、大雑把に区画が割り振られている。それが、C7453#495。第四大隊はA~Zの縦と#の横でマスを設定して居住可能惑星を調査していたんだよ」


「では、第七大隊はどうやってるんですか?艦長たちが選んでましたよね。しかも迷いなく。」


「あぁ、そうなる。アイちゃんはそこが疑問に思ったんだよね?ふつうは地道な調査をするはずだと。」


「ハイ。」


「みんな、忘れているかもだけど、我々と一緒にワープした小惑星型ドックがあったの覚えている?」


「もちろんです。」


「あれには超望遠鏡型高光度改造型望遠鏡が積んであるんだ。長いからみんな、スーパー望遠鏡って呼んでるけど。あれは、人が見ると長い時間がかかるけど、AI処理にかけると素早く検索できる。ただし、その調査は普通に使われている。では、なぜ、違うのか?わかるかい?」


「いいえ、わかりません。」


「それはね、私たちが思っているAIとAIが違うからだよ。みんなは普通に対応しているが、クロはAIだ、根本的にここまで活動的なものはいないと今までは言われてきている。なぜか?当たり前だ。あそこまで流暢に話せるAIはいままで見たことがないからだ!だからこそ、我々が長い時間探す作業をクロ君はすぐにできたわけだ。」


【時間にして.052秒ほどで第四大隊のC区画1マスが確認できました。第七大隊のエリアで一番可能性のあるものを順に並べて、リストにしており、現在最初の可能性が一番大きい居住可能惑星を調査に来ていたのですが、これは予想外でしたね。】


「・・・・とりあえず、調査結果を待つしかないようね。各自軌道上であれ、調査可能な範囲を調査して、それもできるだけ詳細に。お願い。」


「わかりました!!」



誤字脱字、もし見つかれば報告、よろしくお願いします。

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