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書き溜めはしていますが、更新ペースは遅いと思われますが気ままに見ていってください。

ヨシ、会議室に到着した。皆さんを会議室に案内するように言ってあるから、入るか。


今わかっている経歴書端末で確認しているけどすげーなー。


それに、艦載機が、航空機じゃなくて、可変機構を搭載している最新鋭の戦闘機かよ!男心を超絶!くすぐられるねぇ~。予備機も持ってきてるとか、こりゃ魔工技師のおっさんに頼んで、俺にも作ってもらうしかないな。





---航空小隊 チームアルファ(α)---



・ナジェロ・ギロイ・コナミュッシュ(28)

少尉

軍のエース級パイロット

ナバロシェム星系出身ナバロ人


・エイミー・ハスラス・コナミュッシュ(20)

軍曹

パイロット


・サクシェラス・エンバスク(54)

中尉

パイロット部隊の副隊長を以前はしていた。


・ジェイラクシャ・ヤーハー(38)

伍長

酒飲みのせいでしょっちゅう軍法会議にかけられ、退職はさせていないが、降格処分はよくさせられている。腕は確か。


戦闘評価はA+なのだが、酒関係のせいでD-評価

------


経歴と称号がまぶしいな。


一人違うのが混ざってるけど。


俺の集めているメンツは民間と軍人が半々だな。少し民間人が多いかな?

ちゃんと扱わないと軋轢を生みそうだ。


さて、どういう風に扱おうか。


シチューはきっとちゃんとやれると思うが、エース級がいるということは、性格もきっと特殊なのかもしれない。全時点での希望的観測だとしてもだ。


「彼らが上から目線で俺のメンバー達を見て喧嘩とか仲間割れにならないか心配だな」


「それは、大丈夫だと思いますよ。」


「ん。兄貴。」


「おう。」


「なんで?知り合い?」


「ヤーハーってやつは、以前俺が潜入捜査中に組んでいた時俺の親父の弟として接触してきたやつでな、親友と合流する前にもあったんだけどその時、俺はパイロットがメインなんだぜ!って言ってた。あいつの部隊はナバロシェム星系の駐留軍施設所属のナバロ人パイロットが集まる、チームアルファだと言ってた。あんまり成績とかが上がると目立つという理由で上層部と話し合ってわざと成績を落としてるんだとさ。パイロット部隊では、そこに出ている、ナジェロ、エイミー、サクシェラスだけは知っているらしい。詳しくわ俺も知らんけどな」

正確には守秘義務のせいだけどな。すまん。智也。


「参考程度に聞いとく」

守秘義務契約とかしてそう。


「それでいいよ。どうせ、シチューの部隊だろ。俺を潜入捜査に入れたのあいつだぞ。もしかしたらもっと詳しいかもしれん。もともとあいつの所属は俺も知らんから、詳しいことはわからんが、たぶん監査に近い潜入関係の部隊かもしれないな。」



「正解だぞ。」


「「えっ?」」

なんだよ、当てずっぽで話していたのか、ちょっと、やりにくいが、こういう時はちゃんと話しておかないと後々、問題が起きるからな。



「だから、潜入捜査を取りあり扱う部隊だ。ただ、内偵に近い部署だから現場に出ていないがな。俺は基本的にすべての惑星で行われている軍の犯罪行為が全般。そして、監査で済むのか、潜入捜査しなきゃいけないのかを分類する部署だ。実際にはそういう部署は無くて、自主的に行動して、監査部に報告するだけでいいんだけどな。」


「「・・・・」」

(すげー。シチューが仕事してた。)

(それな。いつも遊んでいるように見えてたぞ)


「聞こえてるよ!早く行け、艦長!」


「わかったよ。たくっ!」










確かインターホンがここの会議室に備わっていたよな。


ピンポーン


「!?。ど、どうぞ!」



緊張してんのか?


「失礼する。」



「起立!」


ガタッ!


「敬礼!」


おうおう、しっかりしてるな、とりあえず。

“敬礼”


「直れ」


まぁ、とりあえず座ってほしいな。

「着席してくれ。」


「ハッ!」



「着席!」


「(礼儀正しい、のか?)」

【(正しいぞ)】


「・・・」

確か、エイミーだったよな。その隣から左にナジェロ、サクシェラス、ジェイラクシャか。おてんば娘の金髪娘と生意気小僧のナジェロ。まじめ風な奴がラス。そしてこいつがヤーハーか。・・・。(艦載機のパイロットとして行けるけど・・・さて、どうするか。)



「・・・」

何を考えてるんだろう。この人達は。

「・・・」

何だよこいつら、エイミーをずっと見やがって何様だよ。

「・・・」

こいつ、確か?

「・・・」

シチューの弟分かな。確か陽平の弟か。





「えーと。さて、君らはどうしたい?」


「失礼、どう、とは?」


「この艦は探査船だ。艦載機と言っても戦闘ではなく、探査に必要な機材を積んで飛んでもらう。後は、探査員の輸送と敬語のできる者が欲しい。それが理解できるか?」



・・・・

「我々には一か所に留まることが難しいんです。過去にも部署に移動できないで発狂してしまった、職員がいたくらいです。それから、我々は移動しないと駄目な民族。通称『流浪民族』という名称になりました。それから、転勤職の仕事がある職しかできなくなりました。ですから、常に同じ場所に固定で居ない探査班我々にとって最高の転職になるのでは?と思いメールを送らせていただきました。」


「そういうことですか。少し時間をください。」


「もちろんです。何日でも待ちます。」


【すでに全員にメールで会話文を飛ばしました。賛成9割・反対2票・棄権1票です。私が危険ですが。】


「相変わらず、早いな。」


(どうやって送ったんだろう?)(すげぇ)(・・・)(なんじゃそりゃ。)


「反対したものだけ、別室に集合。」


【手配しておく】


「少しだけ待っていてくれ。行くぞ。副長」


「了解。艦長」


「では、失礼します。」


「えぇ。待っています。」


(すごい。艦長さんだったんだ。若い人)(すげぇ。てか、艦長かよこいつ。)(!?)(って、艦長!?それに、副長!?)






























誰~、誰が反対したの~



「えーと。艦長?」


「おいおい。シチューと兄貴かよ。」


「悪かったって。棄権するより反対したほうが反応が分かるかな?と。」


「なんで、反対したの?」


「ヤーハーがなぁ~」


「ヤーハーか~」


【どういう意味だ?】

「・・・めんどくさいのか?」


「「うん。」」



「【めんどくさいのか~。(´Д`)ハァ…】」


「どう嫌なんだ?」


「・・・」

「・・・」


「お前ら、同族嫌悪って、言葉知ってるか?」


「「・・・」」


【この二人は、反対票取り消し、というか、人数に入れないほうがいいですね。】


「だな。まぁ、良かったな。戦術長付き航空隊隊長が反対票入れているから、ちゃんと見て、叱ってくれるだろうしな。なぁ、クロ。」


【ですね。智也。】


「よし、航空隊全員入隊許可だな。戻るぞ、副長。」


【この二人のこの件に関しては今後一切無視で行きましょう。】

「この件は終わりだな。」



「「オイッ!!待てコラ!!」」
















「というわけで、採用。全員な。詳しいことは戦術長と航空隊長に丸投げしてるからあとよろしく。」


「ハ、ハイ!ありがとうございます。」

「「「ありがとうございます。」」」








(丸投げされたぞ。大親友)

(丸投げしやがったよ。親友)


((ハァ〜。憂鬱))






「航海長!出発するぞ!


エルフリーデン星系、未開地探索用エリア宙域 N234528 第八エリアに行く。ワープ!」


「進路。エルフリーデン星系 N234528 第八エリアにワープします。目標座標N234528・・・ワープ!」


「クロ、一緒に小惑星型ドックもワープを開始しろ。」


【了解、ワープさせる。】


「艦長、36時間後に着きます。」


「了解した。」


「艦長、ちょっと工作室に来てくれ」


「わかった。魔工技師に呼ばれるということは何かできたんだろうな。ちょっと行ってくる。」

クォルクの奴どんな魔改造をしたんだろうw










「クォルクよんだ~」


「呼んだぞ~。まず、制服だな。標準規格は確かに優秀だけど、機能性は最悪だ。」


「で?」


「まずは、機能を使うための電源確保だ。」


「あぁ」


「自家発電の種類としては、太陽光・風力・熱発電・圧力発電・水力発電。あと宇宙服に耐用しているために宇宙などの自然発電できないような場所の時を対応させるために宇宙放射線とかでも発電できるようにしてある。どうだ?すごいだろう?」



「えーと。電力いらないんだね?」


「そうだ。どんな環境でも発電ができて、いろんなものからも守られる例えば防弾、防刃などいろいろな、あとで確認しろ。宇宙服にもなる。」


「冬服の厚手ロングコート、極寒仕様だよこれ」


「服は暑くもなく寒くもない温度調整がされているんだ。それも絶対に快適な温度を常に保つ。走って汗をかきそうならクーラーがONになるくらい最高の仕上がりだ。どうだ?」



「最高。」


「あと、戦闘と探査に必要な装備も完備している。それと、瓦礫に埋もれたりしたとき腕や足を挟まれることがあるだろう、そんなときは瞬時に服が硬くなるんだ。この艦の重さには耐えられんが4周りくらい小さい戦艦級なら18時間は耐えれる最低でも12時間は大丈夫だ。」


「すげぇな。もう着れるのか?」


「あぁ、ただし、艦長にはさらに特別製ロングコートにロングマントだ。」


「マントいるか?」


「普段は制服に引っ付いている。防弾チョッキ仕様のマントだ。ほかの人にかぶせてもヨシだ。」


「了解。もう着れる?」


「あぁ、もちろんだ。来て感触を確かめてくれ。改良は必ずするから意見はくれ。ダメなところはしっかりなおすのでな」


「あぁ、ありがとう」


「どういたしましてだな。やはり、探索班は最高だインスピレーションがどんどんわいてくるな」


フフ。すげぇな。さすが魔工技師。

























とある、惑星軌道上。一般的には静止衛星軌道上と呼ばれるところで艦を停止させている。居住可能惑星を発見した。



それだけだったらよかった。だが、現実は違う。


俺は、俺たちは、今から冒険を始める。


その星の名は・・・



[To Be Continued]

次回、第四章 ゼス惑星



誤字脱字、もし見つかれば報告、よろしくお願いします。

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