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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。


・あなたは、すべての情報を惑星同盟国家に話しますか?

YES(一瞬考えたが、今後のこともあるから全て話す。)

・あなたは、人を殺したことが有りますか?

YES(答えにくいことを聞いてくるな。仕事だと割り切ってるからこそやってるだけだ。仕事だからこそだ)

・あなたは、犯罪者ですか?

NO(違うと言いたい。戦争は仕事でしてるだけで、それ以外の殺しはしていない。)

・あなたは、精神科病棟に入院すべきだとお考えですか?

NO(だからちょくちょく冗談かどうかわからないタイミングで何かを入れないと気が済まないのか!?)

・あなたは、ゼルセルタ航空宇宙軍に所属し旧味方に対して戦うことは出来ますか?

YES(旧味方・・・・元味方が適切だと思うのは俺だけか?まあ戦えるさ。自分の命の方が大事だからな)

・あなたは、世界を変えるために努力しましたか?

NO(だから、答えにくい問題出すな!努力の取り組み方が誓うとはいえ、今回迄は、普通に戦争して金貰って家族を養えればと思っていただけだしな。)

・あなたは、ゼルセルタ航空宇宙軍に所属し死ぬまで兵士であることを希望しますか?

YES(ちょ!NOの項目ないじゃないか!二択と言わないぞこんなもの!)

・あなたは、生きるために戦いますか?

YES(だから上記と一緒なんだよ!ま、死なないように戦うためにしぶとく生き残れって意味なら()()()()

・あなたは、例えどんなことが有ろうと死ぬことを許されず、必ず生きて帰ることを守れますか?

YES(だから、守るって言ってるだろ!!あぁ、言ってないか。契約書に書き込んでるだけか)

・最後に貴方は死ぬことを許可されるまで生きることを許容できますか?

YES(質問の意味が怖いよ!意味的に死ぬのは許可されるまで酷使しますって意味にも取れるが、そうじゃないよな?)


Neme--パウエル--」


長い。そして最初の方の質問は完全に意味不明だった。


『お疲れさまでした。ふーむ。勘違いでは本当にないと。これではあなたは頭の可笑しい人間(笑)ではないと・・・・・そうですか、それではあなたのご家族を救出するプランの発注を再度作成せねばですね』


「(・・・・だから、言い方!それに頭の可笑しい人間じゃないぞ!しかも最後ちょっと笑ってたろ!)あの、最後の方NOという項目が一切存在していなかったのですが、YES・NOの間違いですよね?」




『【私がミスをしていると?勘違いされては困る。本来であれば貴様は捕虜強制収容所にでも入れればいいとこなのに、艦長が面談を希望してくださったのだ。理解しろ、貴様の行くべき未来を。人生良い事ばかりで無いのは承知しているだろ。】』


「はい。(ですよね~。分かっていました)」


『【(チッ

妄想癖なし。

頭がおかしいわけでもなく、情報を素直に渡すと。


スパイの可能性がある。


犯罪者でもなく殺人経験がおありと。戦争をしている国の兵士は軽々と言ってくれるものだ。この国にはそう簡単に言える兵士は少ないのにな。(もちろん宙賊狩りは除くがな)


PTSDの症状は無し。ちゃんと事態を把握しており捕虜になることを決断するための思考力は正常。


兵士として生きることをやめることを考えていない。

YES・YESについては、反抗してNOと書かれることを期待していたが、拍子抜けもいいとこだ。


だが、確実に生き残ることだけは考えてくれているようでよかった。



軍上層部からの指示には、捕虜がこちらへの帰属の意思を示して亡命する場合、何を重きに置いているかを適切に判断し状況を見極めろ。

もし可能な範囲で叶えることが出来るのであれば、実行せよ。と


この場合彼の家族をこちら側に亡命さえすれば帰属してくれるだろうが、どの星の人間かで状況が変わってくるだろうな。


遠い場所になると隠密性は失われてしまうし。

逆に近い場合は誘われている可能性も無きにしも非ず。


少し予定を変更して、イオに頼んでみるか?



早期に部隊の合流と新たなる武力の投入を・・・ん?智也から通信)】』







『「やぁ、クロ。どんな感じだ?スパイの可能性は消えたか?」』


『【あぁ智也か。とりあえずふざけた設問と契約書まがいのものにサインさせた。とりあえず詐欺師やスパイより芸人を目指した方がヒットするかも知れないな。必ず儲かるとは言えないが】』


「・・・何させてるんだよ」

【時間稼ぎ。そっちは?】

「こちらに亡命することを決意させた。というか案外あっさり決めたぞ。どうやら先ほどの年齢を言った時にも思ったが、やはり今回が初めての戦争であり生きていくための最後の手段で入隊を決めたそうだ」


【相当ひどい現状なのか】

「あぁ彼女の国には光すら貧富の差が出てるそうだ。富んでいるものほど光を浴びれて、貧しいものほど暗闇にいるそうだ。原因は神話の時代に神々からもたらされた罰だと言う話だが、どうも貧困層への言い訳に聞こえた。だから経済関係か戦争で大気中の物質が影響して大地に光が届かないのではと思っている」

【ならば光がある世界というのは】

「彼女の話では『一体どれだけの金銭を要求するのだ』とか言ってた。笑えない」




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