24 外伝 1-3:2-5
書き溜めはしていますが、更新ペースは遅いと思われますが気ままに見ていってください。
本日は二本立て
1-3
------ニールの姉とフェルの通信(18話の電話の内容)
「お久しぶりです!義姉さん!」
「えぇ、久しぶり、フェルちゃん。今日は、ありがとう。ジェームズはずっと探索班にあこがれていたからよかったわ。」
「はい!まさかあんなにしっかりしている子だとはニールから聞いていなかったから。」
「あぁ~弟にジェームズの話をしていた時、あぁ~また聞いてないんだろうな~とは思ってたのよね。」
「確かにそういうときもありますよね。昔から。」
「「しかもいつもバカなこと考えてるから!」」
「アハハハハ!」
「ハハハ!」
「あのバカ弟相変わらずだね~」
「ハハッ!ほんとにバカですよねー。ニールは一度変なことを考えると、聞こえていても、話がこぼれ落ちていくんですよね。」
「うちの男どもは相変わらず、何か、しょうもないことを考えると話がこぼれ落ちてく欠点がある。いい時もあるけど、悪い時もあった。」
「あぁ~。義姉さんが家を出た理由が分かりました。」
「わかっちゃった?」
「もしかして、高校、大学、就職、結婚でいろいろあったとお義母さんから聞いたことがありましたがもしかして?」
「そう。私の人生の分岐はすべて父さんに話したのにすべて聞いてなかったと言われれば失望するよ、さすがの私でも。さすがに結婚式当日を冗談か何かかと言われたときは殴ったけど。」
「・・・まぁ、私もそういわれたときお義母さんがやっぱりまたか、とか言ってたから。」
「うん。さすがに縁切ろうか考えたけどやっぱり、家族だから。だから旦那に思考が似るようにしっかりと教育を施したわよ。絶対にあの男どものようにならないように教育を。フフフ。」
「お義姉さん。しっかり・・・(だめだ壊れた、あのしっかりした方なのに壊れた。この話題はもう振らないことにしよう)義姉さん!!もうわかりました!えーと。ジェームズ君はしっかりとニールの二の舞にならないようにしっかりと部署を分けるように艦長にお願いしておきます。」
「・・・お願いね?」
「任せてください。アッ、艦長!」
「ン?えーと、そちらの美人さんは。」
「美人?エッ?私?」
「・・・艦長、こちら馬鹿ニールのお姉さん」
「あぁ、ジェームズ君のお母さん、、、若っ!!」
「あらやだ、ほんと、うれしい!」
「艦長、口説きは・・・」
「とてもあのニールとジェームズは性格が・・・お姉さん、ニールと血つながってます?連れ子じゃなくて?」
「あ~。連れ子じゃないよ。ジェームズはしっかりと教育した。」
「了解。フェルの子が生まれたらニールに性格が似ないようにしっかりと監視と教育を行うことを宣誓します!!」
「えぇ、お願いね?あの男どもの性格は絶滅すべし!」
「(なぁフェル、壊れてない?)」
「(ニールの家の話当分NGですね。私、こんな壊れた義姉さん見たくない。)」
「艦長さん、ジェームズとアイちゃん、そして義妹のことよろしくお願いします。」
「えぇ、わかりました。」
ガチャ。
「艦長。」
「あぁ、要望聞くよ。」
「ジェームズに航海長。アイちゃんに通信をお願いします。」
「アイちゃんは大丈夫だけど、ジェームズには航海長は無理だ。軍人じゃない。航海長になるには、もうちょっと経験と実績がいるからな。SAMIDC班は俺が統合した部署だから班長として指名できるけど。」
「いつかは。ですか?」
「あぁそうだ。フェル、あとはニールのアホを問い詰めるだけだ。」
「そうですね。頑張ります。・・・気が重い。」
「最悪は、全員で焼肉と行こう。ドワーフならいい酒持ってるだろうしね。」
「そうですね。わかりました。しっかりと説教をします。私たちの部屋、防音ですよね?」
「ちゃんと、いい部屋用意しておく」
「お願いします。」
2-5
------医療惑星に行くときのワープ中の話
「艦長、あと、1時間でワープ終了します。」
「了解」
いい加減シートベルト着用するのが面倒くさいな
「(なぁ、クロさん)」
【(どうした、智也?)】
「(各種耐装備に対して、研究、開発を頼みたい。どんな時でも常に起動していて、バッテリーなどを別系統で完備できる仕様とかにできないかな?)」
【(耐装備品についての開発・・・例えば?)】
「耐G・耐水・耐圧力・耐火・耐衝撃・耐防弾・耐衝撃・耐放射線・耐装甲・耐摩擦・耐ビーム防御・耐毒・耐酸・耐閃光防御。結構いろいろ出てくるよな。後、ビームシールド的なやつとかも開発してみてほしいなと。」
【無茶ぶり】
「今、いる人員では可能か?」
【可能でもあり、不可能に近いものでもある】
「なぜ?」
【今乗っているのは、第四大隊も含まれているから。今後下船されると研究が止まる。後、耐Gに関しては、反重力発生動力装置があるからそれを使えば、耐Gをカットできる】
「なら、わしらで研究・開発させてもらえんだろうか?」
「【えっ!?】」
「フォッフォッフォッン、ゴフォ、ゴフォ、ゴフォ、ゴフォ!」
「大丈夫ですか?」
「えー。大丈夫ですじゃ。申し訳ない。わしゃ、ドワーフの魔工技師の資格をしとるもんじゃ。」
「!!」
魔工技師!欲しいけど、絶対的に人数が少ないからスカウト出来ないと言われている魔工技師!
超マッドサイエンティストしかつかない資格、名乗るの初めて聞いた。
「まぁ、驚きはわかっとるがな。わしゃ、素材と発想が他の場所と比べて多いのがメリットじゃ。なにせ、必要に迫られる、だからこそ思いもつかないものを開発、研究させてもらえる。魔工技師として最高の場所ではないだろうか?フォッフォッフォ」
「では、研究と開発お願いしていいの?第四大隊は大丈夫なの?あっちに所属していたと思うんだけど。」
「遭難中に助かったら、サチェラスに船から降りる、と伝えていたから大丈夫ですじゃ。」
「わかりました。よろしくお願いします。」
「先程言っておった、耐Gなどの耐えれるものの開発、研究をするとして、ほかに防御系の開発もしておこう。他に何かあるかのう?」
「艦を覆うシールド、後今着ている第七大隊の全員の制服と武装の改良もお願いします。」
「いいじゃろう。この魔工技師クォルク・ナルベーリックが御主の希望する物を魔改造しようぞ!」
「よろしくお願いします。」
「あぁ、よろしく頼みますじゃ。」
「艦長、あと、5分でワープ終了します。」
「了解各自、ワープ終了時のGに注意せよ。」
誤字脱字、もし見つかれば報告、よろしくお願いします。




