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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。
「んー。なんか大事になっている気がしないでもない」
【確かにな】
「あの、艦長からしたら参謀本部のお歴々とはそこまで気を使わなくてもイイかもですが、こちらはキツイので、艦長室で話してもらうわけには?」
そういう航海長の目に、厄介ごとに巻き込まないでほしいとアリアリと映っている。
「わかった。艦長室で受けるとしよう。クロ」
【副長として、指示を出そう】
「それ以外に、この通信を後で精査してから艦橋に居る面々に聞かせるから録音ヨロ」
「!?」
「ちょっ!」
【わかった。準備しておく】
そういって準備に入るクロと、逃げが打てなくなった艦橋の面々を見てから艦長室に戻っていた。
逃がすわけにはいかない。俺だけに押し付ける奴があるか。
それと、ココで参謀本部の仕組みをもう一度おさらいしておこう。
幹部候補生学校で教わった内容が正しければいいんだが。
・統合参謀本部
参謀本部に所属する参謀は全部で12人。それぞれが違った分野に秀でた人物たちである。
その中でも各参謀たちからの秘匿情報を教えられ、秘密を共有し、指示を出す役割を持つものが居る。その役職は、参謀本部議長という椅子だ。周りの目から見れば、参謀本部の中でも一番偉い人物で、実際に権力も持っているが、その椅子に座れるのは精神を鍛えている者くらいだ。もしその椅子に座り、悪用しようものなら銃殺刑が待っているほどの危険な椅子でもある。
歴代の議長たちはこの危険な椅子を嫌い、新たな議長選抜を行い難を逃れようとしていた。
基本的に持ち回り制で、数年に1回の頻度で切り替わっていたが、今回若手が参謀本部に入ることを知った12人は1人が抜けて若手を入れることで手を打つことにした。さすがに参謀を辞するので誰が辞めるか話し合いがもたれて、参謀に定年という文字は無いのが、今回だけの特例で退役することになった。
参謀本部には12人の参謀長以外にも参謀が居るが、各部隊や師団が主な仕事であるため基本的に在中していない。
その他、事務処理レベルの事務員が多数配属されている。それもかなり優秀なメンツで、文官としては最高位に位置付けられるものもいる。
そして、今回新たにぎちょうのせtきにすわるのぱあg^
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・・・・ヤバいな。授業のノート。最後に寝落ちして叩き起こされたことはあったが、この授業だったとは。あの時試験には出ないと聞いていたから読み返すことすらしていなかったしな。それにしても肝心の名前が分からんとは、どうしよ。それにこの情報が古いのかもわからん。
んー。
考えても仕方がないからこれで行くか。
【智也。さすがにこれは酷い。一応補足情報だけ乗せておくから確認して置け。
現段階での参謀本部の議長席に座る方は、ヴェル准将。32歳という若さでの抜擢のため数多くの改革案を提示し、その都度12人いる各分野での参謀長たちの意見を交えたうえで最良の結果を導き出している方だ。だから今から通信をしてくるであろう人物は、おそらく】
「ヴェル准将」
【だと思われる。そして、この件に関してヴェル准将の次に重要な位置づけになるであろう方たちが二人いる。覚えておいて損はないはずだ。
一人目が、災害救援課 上田准将 No3。
この同盟国家の中でも特に災害に関して経験を持った国が有る。それは、地球の日本という国だ。君もかかわりが少なからずあるはずだが、その国ではとにかく災害が頻発するためむしろ災害救援という技術枠で輸出ができてしまうほどの国だ。素晴らしい場所でもあるらしく、観光したいランキング5位以内を常にキープする国でもあるがな】
「すごいな」
【そしてもう一人
参謀長 No2 議長補佐 後方支援課担当 ガッシュ准将。
後方支援課と名の付くものは全てこの部署が最終確認をするほどの部署でもあり、この場所で許可が下りなければ、食料品も水も嗜好品すら動かすことが出来ない部署だ。そして武器弾薬の製造工廠もここで管轄している。弾薬一発すらこの部署に喧嘩を売ると、納入されなくなるからな】
「では、うちもあまりこの部署を敵に回さないほうがいいんだな」
作者)寝落ちはマズいとはいえ、やってしまったのなら周りにノートを写させてもらえばいい所、横着した智也が悪い。
智也)久しぶりに出てきてそれは酷い。ちゃんと書いていたじゃないか
クロ)あれは、酷い
作者)だろ
智也)いいじゃないか。学校終わったんだし、昔のことは忘れてさっさと次に進もう!GO,GO,
作者・クロ)・・・・今後まだ何かやってる気がする。有紗という真面目な人がそばに居たのだから聞いておけばよかったのに
有紗)? どうしたんですか?
智也)な、なんでもない!この話、もうおしまい!
クロ)いいや、これから艦長室で今後の検討会議。
智也)あ・・・・




