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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。



あったあった。これだこれ。これのP238(238ページ)の挿絵とともにこう書いてある。


※訓練モード編

大規模演習・通常演習など各演習に際して、航空機などの仕様もあった場合威力などの問題からミサイルが発射されたということにして撃破判定をしているが、戦艦などにもそういった機構が組み込まれてはいるが、いちいち仕様変更を行うと整備班が大変苦しいメンテナンスが予想されるため、以上の問題点を長きにわたり検証し実証実験も成功したことから、本艦を製造したときを起点にすべてのシールド発生器を持つ全ての艦に演習用色素識別カモフラージュ機構を取り付けることを義務化した。


なお、この演習用色素識別カモフラージュ機構については、取り付けは行うがシステムへのダウンロードとインストールについては艦長室あるいは艦長席の専用PCにて解除し使用してください。


解除キーは各艦の艦長をすでに登録しているため、残るのは起動とダウンロードとインストールのみになっています。あとの立ち上げは、コンピューターに接続された時点でAIが対応します。


演習用色素識別カモフラージュ機構はAIに認識されていない時点で、ダウンロードとインストールがされていないことを意味します。なるべく早めに対応しておきましょう。




・演習用色素識別カモフラージュ機構Ver198.05.11

現在更新されているプログラムが有るためダウンロードとインストールに若干時間が掛かります。



ダウンロード時間

30秒


インストール時間

60秒

なお、戦闘中に急遽使う場合など、緊急性を求められる場合、インストール画面から、一時的な緊急性対応プログラム起動ボタンを押してください。時間にして5秒で一瞬シールドが赤く光ますが、光ったタイミングで起動シークエンスに移ります。

起動から6秒後に本システムのインストールがスタートします。このインストールは裏側でインストールされるため外側での起動にタイムラグは発生しません。 


更新時間

3時間

更新はネット環境に繋がっていないと実行されません。

更新時間が表記されている場合は、ネット環境を必要とせず、すでにダウンロードされているため、インストールと同じ背後で更新されます}


。。。なかなかにすごい性能だな。早速ダウンロードして、インストール画面の緊急性ボタンをクリック。







・・・・。もういいや、さっさと起動させて、逃げよう。


「うん、さっそく起動。後は任せた」


【了解した】












『艦長!ゼルセルタ航空宇宙軍 統合参謀本部 統合参謀本部議長からの調査依頼が届きました!』


「今、無理。対応不可っていうか死にたいのか?・・・・アレ?連絡着いたの?」


【言われてみれば、ココは通信が届くエリアなのか・・・ゼルセルタ航空宇宙軍にたいして、特別警備警戒態勢を発令しないといけないのでは?】


「確かに。今すぐやってくれ」


『了解、すぐさま通信を行います』


それにしても、ココは惑星国家同盟国の支配領域なのか?それにしてもなぜ大気圏突破を行っていたはずなのになんでこんな場所に?




そういえば皇地球に飛ばされたときも大気圏突入時だったし・・・・・もしかして地球と皇地球には解明されていない謎の部分でつながっているのかもしれないな。だからこそなのかな?まぁ昔から地球と皇地球は何かと迷い人が紛れ込んでいたようだし、この件を解明しないとまた遭難事故になるかもな。だけど、それを解決するためには、この場所を切り抜けないとな。


この問題を切り抜けるには、さっさとバックで逃げよう。




ホントに後どれだけ保てるか分からんし・・・・それにしても以前、超新星爆発が起こったときに現場にいた有紗たちも大変だったと聞くけど、今回は周りは未開地・・・のようだし被害はまぁそんなに出ないだろうけど、本部には連絡しないとな。というか、連絡はしたし。だいじょうぶだろう。たぶん。








生きて戻れるかは謎だな。いけるかな、というか帰りたい。



白色矮星とかなんでこんな危険な物、本部が見逃していたのか分からないし・・・












ココ、もしかして未開地エリアの中でもさらに奥にある場所なのでは?確か、グランツフォーン星系の奥の奥にはブラックホールが数多く存在していて、その間を縫っていってもさらに奥には超大型ブラックホールがあるという。白色矮星が出来た理由もブラックホールがかかわっているのだろうな。それで俺たちもこの場所から逃げるにしても場所を選ばないとブラックホールに一緒に巻き込まれるか。


クロに相談しないと。



「と、言うわけなんだよ」


【確かにな、あり得る話だ。ではなるべく重力の引きが強い場所を避けて行けばいいと。


だが、ココはあまりにも星が無い。現在位置も見失いそうだ。かろうじて重力エリアの波動を感知できた場所が数カ所あるな。ならそれ以外に行かなければだな。




航海士に目標場所を設定して、そこに向かってもらうことにしましょう】


では、頼んだ。



それとなぜ、調査依頼が送られてきたかも確認しないとな。


智也たちが調査依頼を改めて確認する、数時間前・・・・





「報告します!」


一人の男が、統合参謀本部の扉を叩き、とある調査報告書を提出した。

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