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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。

==SIDE 智也==


「ん?宇宙に出てきたロケットって、なんか交信とかしてない?こちらに近づいているの明らかにこちらに用事があるんだよな?勘違いじゃないよね?」


【確かにこちらに用があるとは思うが・・・連絡はないな】






「アレ、ハイネ。向こうに対して通信を送りたいんだけど、どうやって送ればいいの?」

「知らんよ。俺今日初見だよ?知らないよ。でも通信しないと迎撃されない?」

「だよな。マニュアル、マニュアル。っとコレか。えーと、右のツマミを回して周波数をいじり、その横の赤いツマミを回して感度を調整せよと。ハイネ・・・周波数の数足りるかな?」


「あああー。そういえば、周波数って星の数ほどあるもんな~、知らない奴らが開発しているというこは、この皇地球の標準規格で作っていそうだもんな」


どうするか。つながればいいが。


「とりあえず、こちらが知っている標準規格の周波数で呼びかけを行い、続いてこの星の標準規格で・・・で、以前智也に教えてもらったえーと、何だったかな、そうそうあいつが所属してた部隊の特殊通信コードってやつを使って交信してみるか」


「まずは、うちの交信通信で発信だな。なんだったかな、確かCB87400Steks...応答なしか。なら次は、この星の標準規格か・・・えーと、PFICSMRG5206........反応なしか。最後に、智也の特殊コードか。一体どういうコードなのやら。FK43D9Y...」






【!?】

「どうした、クロ!」


【あのロケットから特殊コードが発信された。至急追加のコードを要求する】


え、え、ちょっと待ってよ。どういうことだよ。



【追加のコードを入力してください】






「追加だと。ハイネ」

「分かっているさ、確か・・・GA28T50V02X7だった気がするが、これでどうだ?」




【!?  智也】

「どうした?」

【君は、誰かに部隊内の認識コードを誰かに教えたことが有るか?】

「ん?意味は分からんが、教えたことは・・・・・」

アレ?認識コード?それってたしか、

「特殊コードかな?」

【特殊コードとは?これは部隊内認識コードだと思うのだが】


「以前、一人だけ教えたことがあったな。確か」

【教えたことが有るのだな!なら通信してかまわないか?すぐに!?】


「そうだったな。頼む」


【コード認証。。。 こちらはダブルクロスナイン、応答せよ】






「つながったな。」

「あぁ。」

だが、一体何のコードだったんだ?意外と長めのコードだったんだが?


『こちら、皇地球に所属するものです。現在貴殿たちがこの星の衛星軌道上にとどまっている理由と接触がこちらの要望です。接舷を許可願いたいのですが、いかがでしょうか?』




【確認します。この艦の20kmで待機出来ますか?】

『ロケットのため、推進器を切ると再度点火する場合は降下するための物ですので待機した場合、貴殿の方で接舷をお願いできますでしょうか?』







・・・イイだろう。クロ。接舷はこちらでやってくれ

【ほんとにいいんだな?】


かまわない。やってくれ。接舷くらいでこちら側に不利になるものはない。それにもしあのロケットが兵器であったとしてもこちらがやられることは万に一つもないからな。スキャンで確認も下から。




それにしても、惑星静止衛星軌道上に艦を止めているとは言え、なかなか豪快なやり方で来たな。まるでこの惑星にはこれ以上の宇宙船は無いと言っているようにも思えるのだが、彼らの通信コードにはある特定の周波数を三つ投げかけていた。


通常、周波数が分からない場合、適当打ちで何度も何度も数うちゃ当たるを、実践してようやく当たるのだが、彼らは、三つでこの艦に対しての通信ラインを確保した。


そして、俺の知っているコードで通信を行ってきたところを見るに、これは俺の知り合いだろうが・・・



そんなあり得ない方法でまた会えるとはな。





何がありえないって、何百年も前の人物たちと会えるとしたら驚くだろ?以前とある事故において俺はとある人物たちと出会った。そこで友達となった奴がいた。そいつはエルフだったから、俺の時代まで生きていたらいいなと思って渡したが、こんな場所で合えるとはな。


だが、すぐに彼と信用はできないな。もしかしたらあいつは死んでいて、語り継がれているだけかもしれないんだからな。


まぁ、なんにしてもまずは、合流だな。


「クロ、警戒しながら接舷しろ」

【了解した】



【これより接舷する。衝撃に備えよ】


『了解した』

「って言ってもさ、どんな奴らなんだろうな?」

「奴、その言葉はしばらく禁止だ。イイなハイネ」

「ん?そうだな、すべてが友好な種族なら、俺たちはこの星に、それ以上に戦争なんかしていなかったもんな」


『接舷した。この後の指示を請う』


【チューブを通したので、そのままこちらに来てください。指示はそれから出します】


『了解』



ついに、ついに!合流を果たしましたが、まだ顔見せとはなっていないようですね。次回顔見せするかな?それとも、まだかな?



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