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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。
なんだコイツらって顔してますね、艦長。
「俺たちに対しての報告が無かったのはなぜですかね」
「確かに二番艦として蒼海の艦で副長と戦術長を担当しましたけど、心構えが欲しかったんですよ。それ以上にクリス艦長が適当に決めてますからね、交代するまではやったことのない業務で手一杯でしたよ!!」
そういって拳を振り上げたのは副艦長!
アッ、足ひっかけて転ばされた。いたそー。
で、戦術長はーっと、アレ?
固まってる?
「オイ。どうする?男の象徴、潰してみるか?」
「・・・!?」
「ちょ、、オイ!グリッグ待て!俺も逃げる!!」
ああぁ、逃げちゃった。そりゃあんなこと言われれば逃げるよ。それに今の話が聞こえていた人たちみんな逃げちゃったってことはココに私がいることも・・・
「えいみー」
「は、ハイ!」
「キミは見学者?それとも・・・・あいつらと一緒で、文句がある者達のご同類かな?」
!?
フルフルと首を横に振る。それも全力で!!
「そうか、なら君にはちょっとこちらに来てもらおうかね」
「ハイ!」
わたし 何 されるんだろう。
「そう緊張しなさんな。別に取って食ってしないよ。君って確か航空隊所属してたナジェロの妹さんだろ。今回は緊急性の任務のために無茶な依頼したから、忙しかったでしょ」
「えぇ、まぁ」
「ハハハ。正直だ。正直者は良いことだよ。それなのに、黙ってお酒を飲む奴が出るわ、自分の好きな種族だとか言って厄介ごとを持ち込む輩が居て大変だったからね、君も今回の旅路はいろいろあるだろうがもうあと少しの辛抱だから、頑張ってくれるかな?」
「ハイ」
「んー、何か聞きたそうな顔をしているね?」
聞きたいこと、か・・・・顔に出てるなんてよっぽどなのかな?
「兄はいつ帰って来れそうですか?」
「ん?んー。いつ頃ねぇ、いつどのタイミングで帰還とは聞いていないんだよね。それに向こうもどうやら厄介ごとを引き当てたそうで、それを片付けてからでないと戻ってこれないそうだからね」
「厄介ごと・・・・」
なんだろう。
「心配いらないよ。必ず片付けて帰ります!って言っていたからね。彼なら無茶なことはしないだろうさ」
「今回の研修は階級が上がることもあるんですか?」
「ん、無いよ。そんなことで上がるならもういろんな奴が少将くらいにはなっているよ。ハハハハ」
そうですよね
「あっ!でもね、何か特別な事件の解決をしたとか、めちゃくちゃ珍しい希少鉱石を見つけたとか、居住可能惑星を発見した!とかだったら階級が上がる可能性が出てくるかな。でも大概は次に何か功績をあげたときの底上げ材として使われるかな。だから階級が上がれそうなときの追加功績だと思えばいいよ」
へーそんな話になってなんだー
「ほへー、そんなことになるんですね」
「まぁそれでも、凶悪犯を捕まえたとか、未解決事件を犯人確保したとかで解決したときは上がる可能性もあるけど、あまりにも階級が上がれていないような部隊に居ればだし、ココの部署だと簡単に上がれる可能性もあるからたぶん今回は上がれないだろうね。・・・・・そうだね、何か特別な事件を解決した的なことで世間一般にも分かるような大々的な事件解決をしないとそうは上がらないだろうし、昇格云々は僕にもわからないからそこは曖昧過ぎて僕にはわからんけどね」
ハハハそれは確かにわかりませんね。
「それにしても今回文句言ってきていた奴らは合流に手間取ったものが大半だったな」
・・・?
「えーとそれはどういう?」
「ん? 声にでてたか」
「はい」
合流に手間取った・・・言葉通りなら合流出来るタイミングでできない人たちが多数いた発言なんだけど
「いやなに、今回離艦していたしていたメンツって資格取得で外に出て行っていた者たちがほとんどで、その中でも資格試験に順当に合格していた者たちは今回乗り遅れることなく間に合った組なんだよね。
で、乗り遅れが発生した者たちは、試験間に合わなかった奴らなんだ。まぁ受ける日付を間違えたとかなら問題じゃなかったけど・・・・な」
「わたし、コワくてこの先聞けません」
「そういうところだから、まぁなぁ~これを言っちゃたら終わりなんだけど、自業j」
「それ以上言っちゃダメですよ!」
「だからこそ、今回俺も悪いけど、な」
50歩、100歩と私は思えるんですが、これ以上はもう収集の付かない愚痴しか出てきませんね
「悪い、愚痴になったな。すまない」
・・・・謝った。謝りましたね、艦長。まぁあなたがそれでいいならそれでいいんですけどね。
「de,deha,watasihataikijonimodorimasune」
・・・・・。"で、では、わたしは待機所に戻りますね。”かな。なんかかなりテンパって言い切っていたけど、正直何言っているのか分からなかったな。