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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。
さぁお出迎えをしよう。
【すこし待ってほしい。
お疲れ様です。これより、蒼海の権限は副長のクロが委譲します・・・・・・・完了しました。これより、蒼海を格納庫に入れますので、少しの間お待ちください】
おいおいおい。
そういいながら、すでに格納庫内に入れてるじゃん。
【正確には完全ロックしてないのとハッチを閉めるだけだから、少し待って。20秒くらいだから】
『シールド、緑点灯確認しました。これより蒼海より下艦します』
「了解した」
艦の乗降用扉が開きつつある。そして、先頭には有紗。最後に艦を降りるためにココにはいない、母さん。
長い旅路でようやく合流出来た。
「それじゃ、合流も果たしたし、この任務の最終地点に向けて、Let's GO!!」
【了解した。針路を地球に、これより最終目標に向かう】
そういって、艦橋との通信が切れた。
さぁ、さっそくスピーチだ。
「ようこそ、第七大隊所属 第七大隊大隊長専用運用艦 蒼へ!」
・・・・・・
あれ?
固まってるような気がするのは俺の気のせい?
「あれ?滑ったかな、まぁいいや、初めての者たちが多そうなので、自己紹介させてもらう。
俺の名は・・・・・
智也・ルルーシュ・ラングストン。貴君らの乗っていた、蒼海艦長の息子にして、我が、第七大隊の大隊長もしている。この艦は俺専用の艦である。すでにもらったとき以上の改造が施されているが、全部を今お見せすると大変だろうから、後ほど見せてもらうように手配しておこう。
だが、まず最初にこれを言わせてもらおう。
君たちは、今この時、この瞬間をもって、第七大隊の正式な正規隊員になったことをお知らせする!」
なぜだろう、こういう時は声を出して喜ぶものがいるのに、なんでだ?
「当たり前でしょ?彼女たちはあなたが正規隊員だとは知っていても自分たちの上官になる人だとは知らなかったんでしょうから。それ以上に混乱しているのはあーちゃんよ。どうするるのよ?あの子、いい子なんだから、ちゃんと説明急いてあげて」
「わかってるよ。」小声で
さて、次は発表だな。それで小隊を分けてから事情説明をするか。
「私たち、」
「そうだ、君たちはこれより、我が第七大隊の正規クルーとしてそれぞれの部署に行ってもらう。所属の発表は今させてもらうがいいかね?すでに先ほど合流を果たしたが、すでに合流したポイントからは移動していて、目的地に急いで進行中ではある。なので、君たちの今後の役割を果たすためにも、自分の所属部署だけは知っておいてもらおうと思う。
では、発表します。
ミッドガルツ学園出身者は全員・・・・・・蒼海の機関科、整備班、医療班、に分かれて所属となる。
すでに最初に付いていた部署での採用となるが、別に、この部隊で要らないわけではなく、本来エルフリーデン星系の未開地エリア調査のための護衛艦を増設したとき、余剰人員が捻出できなかったための補充要員として、君たちを抜擢した次第だ。
これより君たちは、蒼海に乗り、さらに経験を積んで、蒼海、紺碧などに乗艦してもらう予定ではある。ちなみに、紺碧は現在造船中ではあるが、完成するかは未定だそうだ。正確なことは、向こうにいる者に任せてあるので、そちらで聞いてほしい。
次に、幹部候補生学校出身者で構成されていた者たちの勤務場所を発表する。
ティファニシア・アインクルード一等兵。
副艦長補佐に任命する。
ヴェルモット・ハーツ一等兵。(双子の姉)
船務科に配属。
ダン・ルシアーノ軍曹。
航海長補佐に任命する。
ディソルデ・ハーツ一等兵。(双子の弟)
船務科に配属。
ジェシカ・プライネット三等兵。
主計科に配属。
シェラスワン・リ・ホランド二等兵。
衛生科に配属。
以上の6名は正式な蒼海のメンバーとなり、紺碧艦が造船でき次第次の役職に任命する。
ティファニシア・アインクルード一等兵。
元副艦長補佐から、
正式な役職として、紺碧艦・艦長になることが決定した。
ヴェルモット・ハーツ一等兵(双子の姉)
元船務科所属から、
正式な役職:紺碧艦・副艦長になることが決定した。
ダン・ルシアーノ軍曹
元航海長補佐から、
正式な役職:紺碧艦・航海長になることが決定した。
ディソルデ・ハーツ一等兵(双子の弟)
元船務科所属から
正式な役職:紺碧艦・通信、ソナー担当 兼 船務長になることが決定した。
ジェシカ・プライネット三等兵
元主計科所属から
正式な役職:紺碧艦・主計長になることが決定した。
シェラスワン・リ・ホランド二等兵
元衛生科所属から
正式な役職:紺碧艦・衛生班班長になることが決定した。
続いて、
ジェジェ・ジャハス伍長は、蒼海の機関科所属を蒼の機関科所属に転属。
蒼海 艦長 兼務 第二小隊小隊長
クリスティーナ・セレス・V・ラングストン三等宙佐については、引き続き蒼海の艦長をしてもらい、小惑星ドックにつき次第、AIのイオから指示を受けるように。
最後に、
佐咲 有紗一等兵
元艦長補佐については、こちらで引き取ることになる。彼女の所属は無所属。すべての業務を一人でこなせるようになった時点で、好きな隊員を選び、新たに第三小隊で探索班を率いても良し、この、戦艦蒼に残るのも良しだが、まずはすべての業務をこなしてもらう。
以上、解散して持ち場に着け!」
〜蒼海との合流する直前のクロと智也の会話〜
「で、ナジェロは?」
【それが・・・大ファンのプリンセス歌姫が来てるからとかなんとか言って、溜まっていた有休をコンサートに行くために使用してるそうですよ】
「まぁ人の趣味はそれぞれだが、いつ帰ってくるのやら」
というか、アイドル歌手の追っかけが好きだったなんてな。知らなかったけど、今回の件で身内にすら隠していたとはな。
皆んなその話を聞いた時、唖然としていたし、その連絡を最後に電源をOFFにしてるし。
楽しんでるならいいか。
【いいのか?】
「いいんじゃね?人の趣味にとやかく言わない。俺だってアニメ鑑賞とかが趣味だし」
【酒好きたちは変な愛好会を立ち上げていたな】
本当にこの艦は、乗組員達が思い思いに過ごしているな。
「もう少し規律がないと行けないだろうけど」
【そこはクリス殿が来るまではどうしようもないだろうな】
「あー。確かに母さんならなんとかしてくれるな。引き締まって反感が出そうだけど」
【そこは諦めろ】
無茶苦茶だな。まぁ仕方がないか。




