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※誤字報告を受けまして修正しております。
変更前
「あ~、いい、いい、自己紹介は以前自己紹介してるよ君が忘れてるだろうから僕だけ改めて自己紹介しとくよ。大佐のスチュワート・B・ラングトンだよ。智也」
変更後
「あ~、いい、いい、自己紹介は以前自己紹介してるよ君が忘れてるだろうから僕だけ改めて自己紹介しとくよ。大佐のスチュワート・B・ラングストンだよ。智也」
ラングトンではなくラングストンのスを入れ忘れてました。
「以上-->異常」
誤字報告について、ご報告下さりありがとうございました。
俺は今年28歳独身だ。
俺の記憶にある最初は森の中で迷彩服で星を見ていたところからだ。
なんで森の中で星空見ながらいたかというと軍からの見回りの際戦闘になり静かになったので捜索隊が俺を発見したところから始まったからだ。
なんでも何かの異常で戦闘地域に派遣され戦っていた記録はあるらしいが何と戦ったのかは、Unknownだそうだ。上司に言われて現場で戦ってたんだから何か敵が居たのは確かなんだろう。ただ戦闘の余波はあるものの、敵はいないし生き残りは俺だけで俺も記憶を消失してしまっているとなると上も訳が分からなくて現在も調査中らしい。
らしいというのは戦闘からすでに2年経過してるからだ。発見時は26歳、今は28歳、俺の一生を振り返りたいが経歴だけで通った学校も友達の顔も同僚の顔も親の顔も思い出せない。ただ親に関しては俺が20歳時に亡くなっているらしく親族もいないらしい。まぁ、こんな姿になった俺を見られなくて済んだといえばいいのか、友達や俺が普段してたことを教えてくれる存在が居ないのかは、ここでは判断に迷うな。
ちなみに同僚たちに聞くとタバコはやっておらず酒は飲んでたが付き合いはなかったとのこと。
だから同僚?と言われても実際あの場所で戦死した仲間たちが同僚であり仲間だったのだろう。あの場所での惨劇で生き残ったにしては情報が足りない、、、もともと戦争が嫌いで人殺しも嫌なのにどうして軍に入ったかといえば探索班という特殊な部隊があり『戦闘特殊免許』『救助スペシャリスト特殊免許』『人材発掘免許』『犯罪取締特殊免許』『サバイバル技術特殊免許』『特殊医師免許』とこの6種類をコンプリートしなければ探索班隊長職にはなれない。別に探索班の隊員には希望し向こうの指定する項目に受かれば入れるが基本的にはすぐに入れる訳ではないからだ。
ちなみにすでに5種はコンプリート済みではあるが、なぜ探索班がいろいろな資格を有するかというといろんな場所に行くために組織ではあるものの規模は部隊ごとに違い一人で探索している者、数十人、数百、数千規模の部隊もあるからだ実績は免許で給料が出されており何もしなければ階級に対しての給料しか払われない。
もともと宇宙での冒険がしたくて自腹きっての探検家を調べたが金も運も必要になるとは厳しい。だが軍の探索班もなかなか入ることができない言語に関しては自動翻訳機があるからいいが資格を取るのが大変なのだ。
だが俺は冒険にあこがれる。なぜかって?冒険者は自由だからだ、もともと親父とお袋が軍の探索班だったこともあり俺は今持っている五種免許は習得ができるほどの実力を持っているからだ。
地球人が宇宙に上がった今から約300年前にアポロ?っていう宇宙船に乗って月へと降り立ってその時に発見したテクノロジーがそれから100年後に成果を生み人は宇宙に出るための宇宙船を作り上げた。それから200年人類は様々な星に渡り当時は宇宙人とされてきた文明人たちとの接触を図るようになる。文明人たちが作っていた宇宙に出るための法律というかルールを作っていたので自分たちもそれに則った姿勢で彼らのルールに従った。
今俺がいるこの星は未開発、未発達の惑星で鬱蒼と生い茂る木々がたくさんある星、グランツェール第六惑星にいる。俺はこの星の生態やこの星が持つすべての資源を守るために軍から派遣されていた軍人だ。
だったのだが、この戦闘時で俺は記憶を失ったためしばらくは軍の医療センターに居た。軍医たちのおかげで記憶消失で26歳以前の記憶は復活する見込みは低いが、知識としては大丈夫とのことで晴れて軍の医療センターからの退院を許された。軍はさらに俺の身体能力の衰えがあるかもチェックしたが問題ないとのことだった。
では、職場復帰できるかと思えばそうでもないらしい。記憶の消失で以前いた部隊には戻れないとのこと、ではどうするか?そこが問題だったんだけど解決の糸口が見えたとかで俺はグランツェール第一惑星首都グランツモース宇宙港に併設している軍港に来ていた。
そこで案内されたのが馬鹿でかい格納庫シャッターの前。
高さは、50mくらいかなもうちょっとありそうだけど、そこで一人待たされたベンチもないしさ。
・・・30分経過してやっと黒塗りの車がやってきた中から出てきた将校の階級章には大佐の階級が胸元についていた。
「待たせてすまない、中佐」
あっ、俺あの事件の後で昇格して中佐になってたんだよ。もとは部隊長の少佐だったらしいんだけど事故?で記憶なくしている間に中佐に昇格してたから記憶の始まりから中佐だったんだよ。一応部隊全滅で降格されたんだと思っていたんだけど正体探るために当時少佐が2名いたとき片割れは新婚旅行中で俺は独身で休日バーにいたから呼ばれて出撃してたんだと、でこの戦闘と本人の記憶消失では外聞ともう一人の少佐に負い目を感じさせるため昇格させたらしい。俺はまぁもらえるならもらっとこ精神でもらったけどな。
「いえ、大丈夫です。改めまして中佐の、」
「あ~、いい、いい、自己紹介は以前してるよ君が忘れてるだろうから僕だけ改めて自己紹介しとくよ。大佐のスチュワート・B・ラングストンだよ。智也」
そう俺の名前は智也、智也・L・L、今年28歳独身親なし恋人なしのハイエルフ、親が地球人の親父にお袋がハーフエルフ、兄がいるらしいが顔と名前を忘れているため思い出せない。現在行方不明という名の放浪中。両親の葬式には出ていたということなのでそれ以降は行方が分からない、爺ちゃん婆ちゃんはエルフとハーフエルフなんだそうだ。べつにハーフも差別はないらしいが、ハイエルフは寿命があるのかわからんらしいし突然変異なので世界にも数人しかいないらしい連絡も取れんらしい少なさだそうだ。エルフは千年くらいハーフエルフは900年くらいだそうだ。4年くらい前に親父たちは探索中の事故で死んでしまったから生きてはいないけど、爺ちゃん(750歳)婆ちゃん(800歳)はまだ存命中だ。姉さん女房にあこがれ結婚したらしい。
別にハーレムOKだが養えるかが重要らしい。うちの親父も爺ちゃんたちも女が怖かったらしい。しらんがな。
そうそうラングストン。宇宙広しといえども苗字が一緒とは珍しかったため覚えていたそうな。
ちなみに俺のラングストンの最初の綴りはL
大佐はRから始まるので同じラングストンでも家は違うらしい、あっちは財閥の次期当主だしね。
「そういうことでしたら、お久しぶりです。ラングストン大佐」
「固い固いスチュワート大佐でいいよ。智也中佐。どちらもラングストンなんだから」
「わかりました。大佐」
「うん、それでいいそれで。でだ今日ここに呼んだのには訳があってね君には特別任務を行ってもらおうかと思うんだ。それはつまり君の今後の所属と任務についてだね」
「特別任務」
「うん。それは君が探索班に行きたいと、資格も取っていたし戦闘に関しては、殺さずの戦闘での技術があったからこれも特級免許取得扱いにしてくれるそうだ。歴代と現在の探索班において全資格に特級が、付いたものはいないらしいから特別任務探索班に配属されることになった。記憶消失とはいえ、顔と名前を忘れたぐらいで済んでよかった。記憶はゆっくり思い出してくれればいいからね。」
「はい!」
「まずは、特別任務に必要な機材として、智也中佐には艦が一隻渡される。それと階級についても新たに発行される。
階級については上層部から指示を仰がなくていいようにするための特例措置として、民間人の隊員への任命許可、軍訓練校の生徒及び教官、軍務についている軍人たちへの部隊勧誘許可、艦内隊員たちへの階級昇格降格申請、所属部署所の配置、転科を智也中佐に一任、戦闘行為、軍艦での航路設定承諾、目的地への報告する義務は報告書のみでいい。
簡単でいいだろ。
要するに大雑把に言えば軍艦を使って、探検し、惑星の発見、居住可能な惑星か、もしくは別銀河への新たな航路策定、それとも新たな未知の発見をしてもらう旅・・・冒険をしてもらう。
ということだ、ただ君が何かしたいと思ったら君に一任するよ。犯罪などの取締、救助関連はできるだけ積極的に頼む。
君は以前この宇宙を自由に見て冒険したいと言っていたからいいチャンスなんじゃなか。ちなみに今の乗組員は君とAIしか載ってないからほかの星でしばらくは乗員探してほしい。この星ではマジやめてくれ。何処も人数ギリギリだし補充もなかなかこないから頼む。
一応今回の君の戦闘に関して調査は頼んでいいかな?
こちらでは星々を、星系を飛び超えるような捜査が、できないこともないけど、柵が多いから君の資格もあるし気長に頼む。
とこんなところかな。大丈夫か・・・聴いてたか?」
長い、永い、説明。ありがとうございました。覚えきれては・・・さぁ?
「まぁ、何とか。つまり冒険旅行ついでに事件捜査も頼むということですね」
「順序的には逆だけどね」
「よし、俺やる冒険へ!!」
誤字脱字、もし見つかれば報告、よろしくお願いします。
少しだけ意味合いなどを変更しています。隊長の下り部分です。




