表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺は冒険がしたい!冒険ものだけど。SF?ファンタジー?それとも?  作者: Nobita
第九章 先行・星の航路 地球編
195/488

195

誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。


時は少し遡り、7月27日まで戻る。これはとある勘で行動した男の話になる。その男の名は、第六大隊イオリス。





それにしても、智也は不思議な奴だな。


記憶をなくしていても、軍の規律や法律なんかもおぼえているんだから。それに僕に対しても年長者と言うことで丁寧に対応してくれていたし。



彼のことはとりあえずおいておこう。今は気になったことへの対応をしないと。もし何かあったのなら智也にまた連絡しないとだし、そうするとも言ってあるんだから。





それにしても僕の勘では永久牢獄のあたりで何かありそうだな。と思ったけど、何も、無い?



いや、この感じでは、おおごとになるかもしれないな。なぜだろう。んー。もう少し探ってみるか。





まずこんな牢獄が近くに有るとしても犯罪組織が襲撃をかけて囚人を奪取することは出来ないし、近くに本部があるせいで、通信が切れた瞬間にはココに到着するという徹底ぶりだし・・・・・なんだろう。この違和感。




よーし。まずは周辺宙域含めてこの辺りを定点観測してみよう!






・・・・3日後 7/30。この宙域に到着するまでに2日ほどかかったが、すぐに始めたからな。日付に含めた。ヨシ。



何も計測されていない。そして、独り言に対して何言っているんだか。




・・・・・5日後





昨日、不審に思ったであろう巡視船がやってきて、何をやっているかと聞かれた。ただ、身分を明かしたら、手伝うことはあるかと聞かれたから上層部に話を通しておいてほしいと頼んでおいた。



もしなにかあってもすぐに動いてくれるはずだし。



・・・・7日後。



定点観測で微弱な重力異常が計測された。


これは何かあると思って注意深く調べた。


結果。



付近を通過する宇宙船がワープ航行中にこちら側に少し接触しているだけだと分かった。




だけど、違和感は消えない。




何故だろう。いつもはこれで終わりだと思えば、すぐに次の場所に移れたのに、今自分の勘は、ココに残れと訴えてきている。何があってもよからぬことが起こると・・・・・もっと永久牢獄、あるいはその後ろのブラックホールに何かあるのか。。。



そう思えば、思うほど何かあるかもしれないから、永久牢獄に周辺空域の調査と、ブラックホールへの進入許可を貰った。



・・・・9日後。


結果。

囚人の脱獄計画を立てていた犯罪組織が居たため、拘束してゼルセルタ航空宇宙軍に連行した。




・・・違和感が払しょくできたわけではないが、こいつらを移送しなければ。



ココに彼らを放置する方が危険だし、何より背後関係を吐かせないと、こんなにも大胆不敵な行動をとれるところなんて少ないはずだし。


なんて、思っていたけど、大胆不敵の犯罪組織は『大樹の杜』とびっきりヤバい犯罪組織だったことが発覚。こんなところに一秒でもいれば彼らのお迎えに来た何者かに僕がやられる。


早く、この場を離脱しなければ!!


そう思い、この場を一時的に離れた。



それが行けなかった。


今思い出しても、あの時あの場所に居れば、指示をもっと的確に出せていたのでは?と思う。




8/7夜。ゼルセルタ航空宇宙軍に犯罪者たちを引き渡した。そして、定点観測のデータを確認したところ、驚いた。何とあの後、あのあたりにブラックホールが出現していて、智也の部隊の片割れが事に当たっていることに・・・・僕も早く行かないと!!


「イオリス殿。こちらの書類にサインを」


「すぐに出撃したいのだが、後どれくらい書かないとダメかな?」


「あと、25枚と、報告書は後ほど提出でかまいませんが、上層部の方からの連絡してから出るように言われています」


「わかりました、超特急で書いて、連絡は出発して船からします」


「お願いします」




ヤバい、ヤバい。今から飛ばしても早くて、12時半だ。なにがあってもおかしくないぞ!!







到着。

そして、現状を確認した。爆発するな。報告は・・・智也だけじゃないな。上にも報告しないと






マズい!




「急いでグループ通信、しないと!!」


まずは、とみゃと参謀本部の。。。。誰でもいいよ!



それと、舌噛んだ。智也と言おうとして、とみゃって。なんだよ。笑えない


急がないと!!


まずは、智也の艦に連絡して!


「緊急、緊急!大至急、特殊特務大隊第七大隊大隊長をだして、こちらは、特殊特務大隊第六大隊イオリス。緊急の案件に対して話し合いがしたい。早くして!!」




「『!? 了解。直ちに呼びます。少しお待ちを』


隊長を今すぐ呼んで!第六大隊のイオリス隊長から緊急連絡。すぐに通信に出てください!」



「わかった。クロ、すぐに通信会議モードにして艦長席で一緒に聞いてくれ」


【わかった】

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ