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俺は冒険がしたい!冒険ものだけど。SF?ファンタジー?それとも?  作者: Nobita
第九章 先行・星の航路 地球編
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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。

「それでは、決を採ろうかの」


「うむ」

「それはいいのだが、儂の案が通った場合どうなるのかの?」

「どうとは?」

「予算だよ。予算」

「今回については、向こうとのすり合わせが終了してからになりますね」


「ある程度、設計図を起こすことはできないのかの」

「完全に別物になる可能性もありますので」

「うーむ。それはたしかに厄介なことになるの。しかたがない、今回は彼らの意見待ちとしようかの」


「では、決を採ります。


1.Drメルーシャの案


小型探索船『アンソニー・グレッシャー』



探索専門の新造船を考えている種類の船。現段階の船より小さくなるが最新技術の詰め込みで以前の性能の数世代上のランクを誇る性能に仕上がる船;


定員人数は現在より、50%ほど縮小しなければならないこと


武装関係が主砲の1門とミサイル発射管くらいしかついていない




2.バボパーviリッセンの案


第八研究所開発機構が提案する、特殊エンジンの正式採用型:VILIEONGビリエオング-1070型



特殊エンジンを積み込んだ戦艦を探索仕様に変更することで、現在乗っている艦のおよそ20%ほど小さくなる程度ではあるが、人員削減はしなくていい。


武装関連については元から軍仕様のため、ある程度は特殊兵装も融通が利く




3.完全な新造戦艦を彼ら自身で発注し、希望に沿った内容をこちら側で調整する。


希望に添えない場合、都度報告を行い修正する。


建造費用が一切不明なところが、審査で落とされる可能性多大に考慮されたし。



さて、どれを選択しますかね?」




「儂はもちろん1番じゃ、(儂の出した案だしな)」

「では、自分は3.で」

「おい、お前、第八の人間なのになぜ?」


「フフフ、なんか、特殊エンジンだけを積み込めたらそれはそれでいいのではと、考えた」


「・・・・・」

いいのかそれで、おまえ、ちゃんと、部隊に説明、した?






「バボパーさん、8番にお電話が入ってますよ」




「ん、わかった。ありがとう」




「(ココの会議は中継されているから、今の発言はもしや)」

「(来ちゃったね)」

「(8番の時点で厄介なことに、直通電話だな。)」

「(さてさて、怒られるのかな?)」

「(どうなんだろうね?)」





一体、なんだろ。部隊からの直通電話なんて。めずらし

ハイハイっと・・・・


「すいません。ほんと、すいません」

やっちまった。なんの連絡もせずに、独断でやったせいで大事になっているらしい。今、何とか交渉して落ち着いてもらったけど当分開発関係に携われるか、わかったもんじゃないな。



「(やっぱり、、、)」

「(怒られてるな)」



「はい、はい、ハイ。以後このようなことが無いよう、気を付けま・・・・ハイ。申し訳・・・・え、げんyくう・・・・」



「(なんか、様子がおかしくないか?)」

「(減給って言いかけてなかった?)」

「(噛んだな)」

「(まぁ、独断でやっちまったんだからそれ相応の処分が下ってるな)」

「(笑えんな)」



「ハイ。それでは、失礼します。・・・・・・すいません。自分の先ほどの採決変更で、お願いします」


「2ですね」


「ハイ。ご迷惑をおかけしました」





「えーと、結果発表とさせていただきます。」



・・・・



「3の完全な新造戦艦を彼ら自身で発注し、希望に沿った内容をこちら側で調整する。が採用されました」


「・・・・(沈黙が痛い)」

「・・・・・(まぁ、希望が通るならそれでいいかななんて考えていたけど、結果オーライ、として考えておこうか)」



「と、いうことで今回の結果を彼らに伝えて、返答を待ちましょう!」












それから、二日後・・・・・


「もうそろそろドヴェルゴ星系に到着します」


『了解した。それでなんだが、修理とは別件なんだがな』


「ハイ」


『智也』


「ハイ」


『新しく、戦艦を造船してみないか?』


「ハ、、、ハッ?」

いやいや、なんだよそれ、修理して直るのならそれでいいのでは?


『智也の艦な、もともと実験艦だったろ、あれの運用コストが最近ちょっと問題になりつつあってな』


「すいません。聞いてなかったかもなんですが、どういった問題に?」


『修理関係の金額が多くなってきていてな。それはもちろん、綺麗に大切にが伝わってくるのだが、いささか通常の戦艦より高くなりはじめているらしくてな』


「それは、こちらで抑えるように指示すれば何とかなるかもしれ」


『それはダメだ。何かあったとき対応できませんではダメだからだ。だからこその新造艦だ。これなら君たちの要望が入るのだから、まともな運用さえできて入れれば、故障個所も限定されてくるだろう。今問題になっているのは、もともと実験用に配備していた部品が壊れて発注かけている物に対して、一から部品を生産しなくてはいけなくなっているからこそ、コストが上がってきているんだ』


「えーと、つまり」




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