表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺は冒険がしたい!冒険ものだけど。SF?ファンタジー?それとも?  作者: Nobita
第九章 先行・星の航路 地球編
171/450

171

誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。



「それで、操縦桿はっと、・・・・・・操縦桿。アレ、無いぞ?どれだ・・・・・・コンソールボックスがひじ掛けの左右に有って、足置き台のフットレストがあるだけ・・・・・え、コレ?・・・・・えーと、ペダル操作ですか。この設計・開発した奴あとで絞める。ややこしい」



んん!重。何だこりゃ・・・ううう、お、重・・・ぃ。


右ぃ・・・・いや、ひだrに、って・・・右に修正ぃぃ。。。左に、ちょ、ちょっとだけ踏み込んで。。。。あとす、すこし。










ッドン!



「うお!」




なんだ?

なんだ?





【宇宙空間に開いている穴の周囲から無数のアンカーが撃ち込まれ、船体に刺さったようだぞ】


「来てくれたのか!お前ら!」







誰か知らんけど。












ピピ…

『ハハハ、大隊長!やっちまったようだな!』


『助けにきましたよ!』


『久しぶりに地元に戻ってこようと思って大正解でしたわ』


『・・・勘』


『おいおい、それしか言わないとか相変わらずだの。


大隊長殿、今助けますからな!』





『とりあえず、俺たちのことは何もかも忘れてしまったということか』



「あぁ」


『そうか』


『なら、自己紹介をするべきですね!』


『そうですね、私も久しぶりに名乗りたいですし!!』


『ん』


『ん、じゃない!なに一言で済まそうと思ってるんだよ!


あ、それと自分も自己紹介させてもらいますが、今回は通信を入れた順番で行きましょうか』


「たのむ」



『なら俺だな!、俺の名はグラン。グラン・ピーツ一等宙佐だ!ガハハ。特殊特務大隊所属 第三大隊の隊長をしているぞ』


『次はボクですね。お久しぶり・・・といっても智君は忘れているはずなので、改めて自己紹介を。


(そんなの分かってるよ)第三

(勿体ぶって、もー)第五

(絶壁)第六

(早くすればいいのに)第一


!?・・・な、なんでみんな急にでしゃばるの!それに普段無口なくせに何が絶壁だ、何が!絶壁じゃないぞ!ちゃんとあるんだ!ボクの胸は!!!』


「えーと」


『分かっているわよ。成長期はまだ終わっていない種族ですものね?でも自己紹介をしないのはいけないわよ。まぁ仕方がないから私が一緒にしてあげる。


(え!?)


彼女は僕ッ子のティダちゃん。ティダ・パルス。これでもちゃんとした部隊長さんなのよ。年はフフフ。

(何言おうとしてるんですか!)

冗談よ、冗談。もー、本気にしちゃってー。それでね、所属は第二大隊で三等宙佐さんよ。


それで私がアメニーニャ・クルツ・レイジャーナール・ミヨンド・ブレスト・オブレクルスト・ウウェイバー。みんなはにーにゃと呼ばれてたわね。所属は第五大隊で二等宙佐さんよ』


「よろしく」

名前が長いな


『第六、1尉、ィォリス』



「・・・・・えっ!?」


『・・・この馬鹿物が!声が小さい!それにそんな短い挨拶が通用するとでも本気でおもっとんかーーーコヤツは第六大隊の隊長で1等宙尉で、名をイオリスと言うてな』




『男。巨乳派。ロリは×(ダメ)


『・・・・ねぇ、僕は×(ダメ)なの?』


『ぅん』


『そうなんだ、なら死ねば?』


いきなり物騒な話になりつつ



『あらあら、そんなことを言っている無口なイオちゃんは後でお仕置きが必要なようね?』


め、目のハイライトが消えてるよ。にーにゃさん


『説教。。。いらない』


ん?こっちと目があった?

『説教、いらないよね』



助けを求めてのことか

「いるぞ。女性にそんなことを言ってはダメだから、いってらっしゃい」


『そ、そんな。』


『昔、琢磨に聞いたドナドナの曲をおもいだすな。



あぁすまん。儂は第一大隊を任されている、グラッシャス・アベジェネゴ一等宙佐。もともとは違う者が隊長だったのだが、引退しての。儂と交代したのじゃ』





「そうだったのか。まあ、これからよろしくお願いします」


『おう、任されよ!』第三

『そうだね!これからもよろしく!』第二

『こちらそ、よろしくお願いいたします』第五

『ん。よろしく』第六

『! じゃから、声が小さいのじゃ!!!』第一



愉快な奴らが来てくれたもんだ。



ハハ・・・・・どうも以前からの知り合いらしいけどな。もしかして記憶をなくす前から親しかったのかな?以前のビデオ会議の時はそんな素振りは無かったんだけどな。これで追及が無ければそれでいいか。










~智也たちの乗る艦が宇宙の墓場から脱出する直前(アンカー打ち込み直前)の会話~


「脱出だ!



ん?あれは、なんだ?」


暗いけど何かデカいものが突き刺さっているような。


【石碑のようだな】


!?


「写真だけ取っておいてくれ、今手が離せない」


石碑だと!この空間で?ありえない。脱出できなかったものが死に物狂いで作ったのか?


【・・・カメラでの視認が難しいぞ】


なに!ノイズが先ほどから掛かっているのは知っていたが、ココまで影響があるのは予想外だ。


「直接の視認すらこの状況ではむず」


と言っても、脱出する直前では、無理、か。


「艦長、直接見るのではなく、地形スキャンで画像処理をすればかろうじて読み取れそうなので、こちらでやっておきます。最悪読めなかったら、ごめんなさいってことで」


やってくれるか。さすがに艦橋に居る人物だろうが、この艦長室では誰かが今は判断できないな。任せるか・・・・


【それしか手はないだろうな】


お前も意見は一致したか。


「わかった。ダメもとで頼む」


最悪ダメで仕方が無いと思って実行を許可することにしよう。



「りょうかいです」


さぁって、改めて脱出開始だ。



「スキャンを急がないと、っと!」


ッドン!


装甲を突破して、アンカーケーブルが撃ち込まれた?

てことは救難信号が届いて誰か助けに来てくれたってことか。なら急がないと巻き取りを開始してしまったら、ココへは二度と戻れないな。


いそげ、いそげ。



スキャン完了まで残り・・・・







え、20秒。


脱出まで19.87?



ギリギリダメそう?


「艦長!あと2秒だけココに滞在できるように調整して!!」



って、言ったら一瞬だけブースターの加速が緩やかになった。サンキュー艦長。



・・・1・・2



か、んりょう!


と、同時に脱出!!




~智也たちの乗る艦が宇宙の墓場から脱出する直前(アンカー打ち込み直前)の会話  (終)~

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ