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俺は冒険がしたい!冒険ものだけど。SF?ファンタジー?それとも?  作者: Nobita
第九章 先行・星の航路 地球編
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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。


「ありがとう、みんな。さあ、行こう。何があるか危険だが、これを止めないと、ナバロシェム星系がヤバいからな!」




(この時、航海科・戦術科・主計科・クロ・通信・ソナー・機関科・整備班・航空隊・医療班・情報部/SAMDICの全員がこう叫んだ)






「「「【「「「「「はぁ!!  聞いてないんですけど!そんな話!!!!」」」」」】」」」




「聞いてないって、言われても。位置取りを考えてもらったらわかるだろう?


あの彗星は結局はどこかの星の引力に引かれて移動しているに違いない。だからこそ、我々で片づけなければならない」



「そ、そんなことを言われても」


「さぁ、さっきはみんなが降りない意思表示をしてくれてアリガトウ、さぁ、次行ってみようか」




「『わぁ~ぉ。まるで、詐欺にあった気分だ』」


と全員の心の声が聞こえた気がしたが、気にしない。気にしない。



そんなことを言ってる間に、クロが準備していたワープ航法装置が起動を開始し、艦が緩やかにそしてすべての光が後方に流れるように全てを置き去りにする感覚が到来する。


久しぶりのワープに隊員たちもどこか顔がこわばっている。



【こわばっているのでは無くて、先ほどの話がいまだに抜け出せないだけでは?】



そんな愚痴を聞いているそばから、航海科の



「もうすぐワープを出ます」


という掛け声とともに、艦は・・・・・・どこだ、ココ?




































あるひ突然、空に浮かぶ月が爆発した。





私の名前はハク。歳は今年で20歳になる成人男性だ。


家族はもういない。病気で亡くなった。


今朝は起きる時間を間違えた。


昨日おおおかみの群れに襲われて、気配遮断シールドと熱源遮断シールドを展開して寝てしまった。次の日はたいおうが上る前に起きようと思っていたのに、起きて外を見てみれば、すでにたいおうが上っているのだからビックリしたものだ。


まぁ、昨日あれだけいたおおおかみの群れは影も形もなさそうでよかったのではあるがg。





ココで、私が居るこのばその紹介をさせていただこう。


父と母が若いころ探検家としてこの星にたどり着いたとき、まだ星が崩壊する前であり、多くの住民が存在していたそうだ。

だが、ある時星自体に亀裂が入り、私が今立っているこのばそよりも南側から下半分が木っ端みじんになったそうだ。


そのせいで、パニックが起こり父と母の乗ってきていた宇宙船すら接収されてこの星に置き去りにされたそうだ。その後12年間外部との連絡が一切取れなくなり、仕方なくココでサバイバル生活をすることになったそうだ。


最初の2年間に取り残された住民の半数が死に絶え、残りの半数が獣たちに殺され、最後の人間が、私の父と母だけになってしまったそうだ。



それから子供を作って増やそうと考えたのだが、私が生まれたのち母の体調が悪くなり病気がちになったそうだ。


それから父がこの星の大気成分に、子供を産むと体が弱くなる成分が混じっているために人口がなかなか増えないことを発見するも、時すでに遅し。


父も何らかの病原菌で、帰らぬ人になった。それから半年後に母も死んだ。



それが、6年前のことだ。


以来、6年間獣たちとの共存生活を余儀なくさせられている。








まぁ、両親が死んでから起こった出来事としては、月が二つあったのに、ある時突風が大地を舐め尽くすように吹き荒れ、その後空を見ると、二つあった月が半分くっついていた。それを見た瞬間・・・・「なんだこらーーーー」とあの時ばかりは叫んだな。


それからは何事もなく弱肉強食世界でやっていたんだけど、ついに私はおかしくなったんだろう。二つ月が突如爆発してその後猛烈な突風のほか、地割れに地震などの天変地異が起こり始め、空を見上げると星が流れるように見えた。と思ったらいきなり白い空間で満たされ、光がワッと目に入ったかと思えばまた星空が見えてくるし、


何だったんだろうな?



そうこうしているうちに、巨大な。ほんとに巨大長細いものが突如頭上に現れたのだ。



そいつは黒くゴテゴテ((主砲と副砲))したものがたくさんついているが、これは一体何なんだろうか?




そうこうしているうちに、目の前に光の柱が表れて・・・・・・

























「こちらを見上げていた人物を確保。残りの生存者はいません」


「もう一度、サーチをかけろ!さっきはザックリ確認したせいで見逃していたんだろうから、今回は威力最大で確認しろ!それと、ゼルセルタ航空宇宙軍から通達が来た。住民その他の生物を確保次第、彗星となった星の爆破を敢行せよとのことだ。準備にかかれ!!」


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