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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。
「艦長、先行した無人機全機が目標への到達を確認。それと・・・」
「どうした？」
「あの惑星に、生存者が確認されているようです」
「はぁ？ありえないだろ。事前調査では無人惑星だったはずだろ？もう一度、確認してみろ。データのバグかもしれないしな。・・・・・・バグかエラーだったらいいんだけどな」
惑星が、彗星になった途端、冬眠していた者たちが目を覚ましたでも言いたいのかね。
【智也、現在あの彗星内部では猛烈な天変地異が起こっているようだぞ】
「当たり前だ！先ほどまでこの宙域に有ったならまだしも、惑星が軌道を離れるっていうことはそれだけで大惨事なんだ。
（過去に例が無いわけではないからな。そのせいで大勢の人たちが・・・・・・。え？なんで、知っているんだ？おかしいだろ、ゼルセルタ航空宇宙軍の記録上に居住可能惑星が軌道を逸脱し彗星になったなんて、聞いたことも無い、はずなんだが。
じゃぁ、なぜ俺はそのことを知っているんだ？）」
【・・・・や】
【・・もや！】
おびただしい数のアラート音が耳元で突然、鳴る。
【智也！！】
「うぉ！」
【もうすぐ小惑星帯を抜ける！何を寝ぼけてる！それに惑星が軌道を逸脱するというデータはゼルセルタ航空宇宙軍には、存在しない。あるとしたら、それはこの世界ではないか、遥か遠き世界の話しだ！そんなことより、ワープできる。あの彗星を追いかけないのか！？】
「あ、あぁ。分かっているさ、追いかける！クロ、追いついたら、そのまま彗星内部に降下しろ」
「そんな、、、、艦長！あんまりです。そんなことは出来ません！あまりにも無謀です！！」
そんなこと、分かっているさ！だけど、そこに誰かが居るのなら、助けに行かないと行けないだろう！
それが、俺たち※γＷｇ＆5Ｇｆだろ！・・・・・・・・・・？なんだ、俺は一体何を言っている？
【そうだぞ、ともや。無謀すぎる、考え直せ】
「！？
すまない、考えは変わらない。総員に繋げ。（今はとりあえず、何も考えるな。まずは目の前のことから片づけて行く）」
【‥‥‥本気なんだな？智也】
「本気だ」
【通信士。反感で、乗り込もうとしている者が出たらこちらで対処する】
「わかりました。艦長。繋ぎますが、60秒だけ私も言わせてください」
「かまわない」
1秒経過
「あなたは、今回無謀すぎます」分かっています。助けるのは私たちの役目なのは。
5秒経過
「わかっている」それでも、助けに行かないと。
8秒経過
「艦長は、乗員を危険に晒すことを厭わないのですか」分かっています。今この場には私たちだけだということも。
12秒経過
「だからこそ、この戦艦蒼で乗り込むんだ！」
【！？（まさに、この艦だからこそ出来る仕様だな。確かに考えられてはいるが、果たして、彼女を納得させられるのか？）】
20秒経過
「！？ な、なぜ、そんな危険な真似を！」
22秒経過
「わかってないね、君は。この艦はどんな場所に行っても任務を達成できるようになっている。だからこそ行くんだ！どんな場所も、どんなヤバい所でも、皆でこの艦とともに」
30秒経過
「・・・・・。わかりました。その代わり」
40秒経過
「その代わり？」
42秒経過
「しっかり守ってくださいよ、CAPTAIN」
・・・・。
55秒経過
「そんな、当たり前のことを聞くな」
58秒経過
「ですよね。すいません。繋ぎます！」
60秒経過・・・・・
「諸君、我々は彗星に突如なった、惑星を現在追いかけてはいるが、今後の方針だけ伝えておく。あの星で、現在生体反応が確認された。確認の詳細は現在寒山にはできてはいないが、予測としては、コールドスリープなどで眠っていた者たちだろうと、俺はそう思っている。
この場で、自分の命欲しさに助けに行かないと思う者は連絡してくれ。
先にいって置く。
ワープが終わったタイミングで、あの彗星に乗り込むので、各員持ち場について待機せよ。
あの彗星は、現在惑星内部で激しい天変地異が生じているようなので、この艦で直接降下することを検討・・・・していたが、降下する案で決まった。
納得していない者たちは、ワープ中に私の所に連絡を寄越してくれ。ワープを出たら、救命ボートに乗せて、救援を出せばだれか来てくれるからな」
さてさて、どうなることやら。
「航海科、離脱者おらず。指示に従います。艦長」
「戦術科、離脱者いません。艦長」
「主計科、同じく」
【AI,ダブルクロスナイン副艦長、離脱皆無。これより、ワープ準備に入る】
「通信・ソナー担当、ともにおりません。行きます」
「機関科、そんなへっぴり腰の奴はこの艦のエンジン触っていませんン！行けます、艦長！一思いに」
「整備班、航空隊ともに行けます」
「医療班。いつでも、けが人その他、連れてきてください！」
「情報班・SAMIDC班ともに、離脱者なし」
「ありがとう、みんな。さあ、行こう。何があるか危険だが、これを止めないと、ナバロシェム星系がヤバいからな！」
（この時、航海科・戦術科・主計科・クロ・通信・ソナー・機関科・整備班・航空隊・医療班・情報部／SAMDICの全員がこう叫んだ）
「「「【「「「「「はぁ！！ 聞いてないんですけど！そんな話！！！！」」」」」】」」」
