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俺は冒険がしたい!冒険ものだけど。SF?ファンタジー?それとも?  作者: Nobita
第九章 先行・星の航路 地球編
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誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。



「なぁ、うまくいったと思うか?オレは70%くらいだと思うけど、ナジェはどう思う?」

「知らん。俺は別に2種免の2級が取得出来たらいいだけだし」

「そんなことを言わずにさ~もっと夢は大きくもと~よ~!」


「しらん、鬱陶しい」

「えぇ~ひどくない酷くない?」


「そういわれても俺には俺の、うまにはうまの目標が達成されればいいじゃないか」


そういって、俺はこの試験会場に設置されている待機所の椅子に向かって歩き始めた。


『達観しているな、少年』


「そういわれても、もうすぐ30ですけどね」


『そういつは失礼した。それにしても、あの場で戻る指示を受けて反抗せずに戻ってこれたところは得点が高かったが普通君くらいの年齢で、最初から偉そうにしていた者の命令は聞けるものなのかね?』


この人は確か試験官の一人だったはずだな。


「そうですね、一般人がむやみやたらに指示を出してくる場合は、指示を聞かない場合も出てくるでしょうが、彼には救助現場に立ち入ることのできる人物であり、指示が出来る立場の資格を取る宣言をして、この場に居ましたから、何かあれば現場責任は彼が追うものとばかり思っていたのですが」


違ったのかな?


『(コイツ、なかなかの着眼点であり正解だよ)うむ。その通りだ。だが、それでも知っていても抗う者ではないのかと思ってしまってな。すまない』


試験官からしたらそう見えたのか。まぁ、艦長がオレに受けさせる資格は命令待ちの隊員のための資格だから、たとえ五月蠅くても指示に従った時点で、責任はそいつに行くから嫌でも従って置けばいい。と言っていたことがまさしく、“今”だったわけだ。


「いえ、大丈夫です。それと試験結果を聞いても答えてくれますか?」

聞いてもいいのか謎だけど、試験官の一人がココに居る時点で仕事が終わったと思っていいだろう。


『あぁ、君と馬場は合格だ。良かったな』


ヨシッ!


「ありがとうございます。それと合格不合格ともに、どのタイミングで帰ればいいのですか?解散時間は書いていなかったのですが」


『あぁ、知らなかったのか。ココで資格を取得した者たち全員がこの場で辞令を渡されるんだ。次の職場に直行できるように、部隊では荷運び隊が君の部屋の前で待ち構えているのさ』



・・・・・ハッ!?待て待て待て、俺部隊変わらないといけないとか聞いてないんだけど、


「と、特例とか何かあるんですか?」


『お、初めて動揺したね、でも残念。資格取得はあくまでも模擬練習での資格。現場で初めて実戦をしなければ使えない宝の持ち腐れになってしまうだろうということで、導入されている制度だよ。君がどこに行くのかは、君が資格を取得した瞬間に確定するから、僕らでは前もって決めれないんだよねってことで見てみるよ~』


待て待て待て待て!!!!おかしいだろ!元の部隊に戻れないなんて、聞いて・・・あれ、艦長からメールが・・・・・


〈ナジェロへ、資格取得オメデトウ。本来なら戻るように辞令を出すつもりだったんだが、緊急案件で出撃が確定したので、君にはある任務を課そうかと思っているんだ。

もうすで辞令は出してはあるんだけど、詳細はこっちに書いておくから、よろしく。




PS.君の席は置いてあるからそっちの案件をよろ。大変だろうけどね。まぁ、そっちの用事が終わり次第、連絡頂戴!じゃ、あとよろしく!!

よろ、よろ!よろよろ?書いててわかんなくならんか、よろよろとか、よわっちくなった気分だわ。


------

とある組織に潜入中の隊員の回収と出来るなら回収要員がうまくやっているならその母艦を奪取する任務。

そのため救助資格有無にかかわらず君にはその部隊の艦の指揮をたのんだ。




以上〉


って、これしか書いてないじゃないか!!しかも追記の部分ほとんど遊んでるじゃねぇか。なんだよ、よろよろって、学生か!・・・学生だったな、今は。


『じゃじゃん、おぉ~すごいな、救助資格まったく関係ない部署に飛ばされる人は久しぶりに見た気がするな。だが、良かったんじゃないのかな?っと、まず見せないとね。ホラ』


・・・・艦長。俺に何させたいの。


「了解しました。このまま今行けばいいですか?」


『急にさっぱりしたね。うんうん。良いよいいよ、行っといで』


「ではこれにて、失礼します」


と、その試験会場を後にした俺がまず最初にした行動は、艦長にすぐに電話することだった。






「艦長!どこが指示だよ!全然わからんじゃんか!!!」







~SIDE ナジェロ・ギロイ・コナミュッシュ(終)~

って、何終わらそうとしてるんだよーーーー














・・・・あれからナジェロに課した特殊任務の案件を思い出し笑いしながら、3時間が経過し乗員たちが全員戻ってきたことを確認して、艦を出航する手筈を整えた。



「次の目標は、ナバロシェム星系!」


【で、どこの惑星を希望するんだ?】


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