表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺は冒険がしたい!冒険ものだけど。SF?ファンタジー?それとも?  作者: Nobita
第九章 先行・星の航路 地球編
150/488

150


やはり、酒飲みか。


類は友を呼ぶとは言うが、付き合いきれなさそうだな。。。。


「わかった、航路を指定してくるから、もう少し」


「待ってる!大丈夫。俺はいつでも待ってるよ!だから、智也早く行こう!!」




「食いつきいいな。限度はあるが、ある程度なら、な。」

その食いつき引くな。


「寄ろう!智也!!」

ぜひ行こう!異世界の酒。ぜひ飲みたい!!



・・・・すでに不安なんだが、俺だけか?それと、肩をつかんで揺さぶらないでくれ。酔う・・・・・次の目的地が決まったし針路の候補をクロに出してもらおうか。



まずは、


「クロ」


【結果は?】


「針路そのまま・・・・・それと、向こうの酒蔵に連絡しておいてくれ、行くからと」


【・・・・わかった】



「にしても、京介も酒飲みだったとはな」


【レティとセティからの報告では、自分たちの肢体に目もくれず客室に有った酒を飲んでいたそうだ。彼女たちからすれば、お役御免になったと感じたタイミングで、ドクターナグタを呼んで交代していたそうだから、任務放棄ではないでしょうか?とは聞いていたから、そんなことは無いと言っておいたが、良かったんだよな?】


「もちろんだ。俺の代わりに伝えてくれて感謝する」



【・・・・・ま、まあいい。それより、艦橋に戻ってきてはくれないだろうか?メインクルーメンバーではないから、さすがに普段と対応が違ってきてて気まずい】



「AIであるお前が気まずいとか、よっぽだな。分かった、こっちが終わり次第戻るので、ドクターナグタをこちらに戻しておいてくれ」



【すでに向かわせてある】



「さすが、仕事が早いな」




にしても、西暦でなく、皇歴。未知の地球、か。俺は探索班だから未知のことも調べるけど、どう考えても並行世界なのか、多次元宇宙に存在するのか、それとも別の・・・・・

















それから、艦はさらに針路設定された道を進み、U.C.1813/7/23 シュトロネハイム惑星に到着するのだった。





「ココが酒造惑星の中でも随一を誇る酒蔵天国か!!」

「そうじゃ、ココこそ世界中で一、二位を争うほどの酒天国じゃ!」


「やめろよ!二人とも(Drナグタ・京介)、あんまりはしゃぐなら、連れ戻すぞ!!」


「「すまない、だから連れ戻しだけは勘弁してくれ!」」




どうして、俺がこの二人の引率に選ばれるんだよ?オレ、絶対に貧乏くじ引いたぞ。智也~酷いよー。前回の罰は、この二人を暴走させない事とか、無理があるだろう!



「「何をして、おる!」んですか!」


「早く行くぞ!」「早く行きますよ!」



「「おぉ~!!」」


テンションがおかしいって、最近こんな損な役回りしかしてない気がするんだけど?おかしい。絶対おかしいい!!






なぜ、兄貴(陽平)が引率をしているかというと、前回シチューを暴走させた原因であるため、今回はその罰則の意味も持ち合わせているが、たぶん引き留めることなんかできないだろうと、関係者たち全員が思っている。むしろ、賭け事にまで一部は発展しているそうだ。



もちろん、俺は参加してないからね。






にしても、買い付けのためなのか、いろんな商人の艦が見受けられるな。貨物船が全体の何パーセントを占めてるんだろうな?さっきもこの港に泊める時でさえ、肩身が狭い思いがしたもんな。



ちなみに、艦を降りる兄貴に向かって、「いってらっしゃい、艦長!」って言ってやったら、周りの艦達からの殺気が兄貴たちに向いたのは傑作だった。


あとで、クロとかに怒られたけど。













~~~「マタタビ酒ORIGINAL・GURAT」SIDE~~~

「マズい。マズいですよ!」


「ニャ!旦那様、ゼルセルタ航空宇宙軍からの通達でこちらに来られる方たちは、さぇのおかちがわかりゅしょうですニャ!」


「酒の味が分かる方が来られたとしても、今の我々では、もう成す術もありません。すべてを正直に話しましょう。それと番頭さん。呂律が回ってませよ。あと語尾、直してください」


「ニャニャニャ!申し訳ございません、でしたニャ!っと失礼いたしました」


「はぁ、それであとどれくらいでご到着されるんd」




「すいませーん」

「すいませぬな」


「「誰かおられますかー?」」





!?





「は、はいニャ!」


「だから、番頭さん。語尾、語尾を直していっててば!!」

あわただしいが仕方ないですね、こればっかりは、今の現状では、軍の介入もやむなしですか?

~~~「マタタビ酒ORIGINAL・GURAT」SIDE END~~~



-補足情報 シュトロネハイム惑星で一番の大店酒店。

マタタビ酒ORIGINAL・GURAT 本店-


「いらっしゃいませ。」


「連絡が言っていると思うが、我々はゼルs」


「存じております。

誤字脱字、もし見つかればご報告、よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ